表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/253

畢竟予兆9

 先程のカンラクと同様、瞬きほどの刹那に少女が現れた。


 ――――…………ピエロ?    


 その少女は、道化師のような格好をしている。

 左右で色も柄も違う、帽子とブーツと洋服。タイツまで。小柄な体型に対して、大きな膨らみをもったズボンと、大きく外側に反った長い亜麻色の髪がなんだかアンバランスに感じた。        


「ン~~~~、【ゴルゴンゾーラ】デス。



…………ヨロシク」


 ピエロは頬に装飾されたオレンジ色でハート形のコアを光らせ、妖しく歯を見せて笑った。



〈育児日記10〉

 運動会、ゴールデンウィークも終わり、最近は雨の日が多くなってきた。

 コトカも小学生になったので新しい傘と長靴を買った。ランドセルと同じ水色。

 そして、今日は学童の帰りにコトカが私に、とある報告をしてきた。

 友達ができたらしい。

 嬉しそうに笑いながら、話してくれた。


 オツちゃんという子らしい。


【カマンベール】

【チェダー】

【ロックフォール】

【スティルトン】

【ゴーダ】

【パルメザン】

【マスカルポーネ】→葦原研究所のスパイであったため、脱退

【ゴルゴンゾーラ】

【エメンタール】


 それではみなさん、


 どうぞ、よろしく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ