剣と魔法の世界
剣と魔法の世界
皆さんはどのような世界を想像しますか?
中世ヨーロッパの町並み 魔法を使った便利な道具 城下町を鎧を身に着けた騎士が闊歩する。また一度城下から外れた森の中では宝石の付いた杖を持ち魔道師がモンスターを退治する。そんな世界でしょうか?
私にとって剣と魔法の世界とは
アメリカ人の男性と中国人の女性のラブラブな世界でしょうか?
ケント マオの世界
次に思いつくのは、エルフやドワーフ等の異人でしょうか?
まずなんといってもエルフと言えば、寿命が長く数百年から数千年と長寿ってレベルじゃないほど長寿です。
アンデッドでは?と思うこともあります。
老化も緩やかで美男美女がしか登場しません。
エルフについては、エルフが大好きな方にお任せするとして、本題に入りたいと思います。
皆さんはこのような一文を読んだ事はありませんか?
「そう 君が転生する場所は、所謂剣と魔法の世界さ」
多少違った表現もあるでしょうが、重要なのはココです
「所謂剣と魔法の世界」
なんの説明にもなんていないよね。
剣と魔法の世界っていっても、いっくらでもあるよね。
例えば
「力と統率力の優れた獣人族」
「魔法と精霊の力をもつエルフ」
「強大な魔力と頑丈な身体をもつ魔族」
彼らの理不尽とも言える力と暴力によって人族の数は減少の一途をたどっていった
そんな世界に転生したいですか?
なぜか主人公たちは全員、幸運の星の下に生まれてたのでしょうか?(転生前なので生まれてはいませんが)
主人公たちはそのような世界には転生しません。
今回のは大げさに書きましたが、剣と魔法の世界ってだけで決断する主人公 恐ろしい子です。
神様登場、転生先 チートを渡すだけの話に長々と書かれても面白くはないかもしれませんが、ただ「所謂剣と魔法の世界」で決めるのはどうかと思う。もうちょっと詳しく聞こうぜ。
だからと言って、夢も希望も無いような小説を私は読みたいとは思いません。
あまりにもリアルに描きすぎたために、内容はとても暗く、主人公の立身出世物語ではなく、ただの自傷小説になります。
ですから有る程度の調整は必須かと思います