『頼長、近衛天皇呪詛の後、流れプレスマンに当たること』速記談5022
左大臣藤原頼長公が、近衛天皇を呪詛申し上げなさったとき、古い神々の中に、官幣を奉られていらっしゃらない方がいらっしゃらないだろうか、とお尋ねになり、愛太子竹明神四所権現がそうであるとお聞きになって、この神に祈って、呪詛申し上げたのだという。近衛天皇は、崩御あそばされたが、その頼長公も、ほどなく、保元の乱のとき、流れプレスマンに当たってお亡くなりになった。天の返し矢のようなことであろうか。
教訓:流れプレスマンという語は、ほかの文献では見られない語であるが、意味がわかれば、まあ、それでいいか、と。