3/31〜4/6
3/31
今日気づいたけど、私はなぜかバイト上がりに歩道の端っこを見てしまっている。
でも、そこには誰もいないし、何もない。
春休みで楽しいはずなのに嬉しいはずなのに、どうしてかずっと寂しい。
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4/1
エイプリルフール!
嘘を吐いていい日だから、盛大に盛り上げて面白おかしく過ごそうと思い、分かりやすい嘘を菫ちゃんに送った。
「聞いて! 聞いて! 彼氏ができた!」って。
そうしたらすぐに菫ちゃんから電話があって、ものすっごく慌てた声で「待って! 玻璃くんは!? 紫陽花ちゃん、他に好きな人できたの?」って言われた。
菫ちゃんは何を言っているんだろう? 玻璃くんって誰? と聞こうとしたら、頭が割れそうなほど痛くなった。
泣きたくないのに涙が出てきて、息がしづらくて話せなくなった。
菫ちゃんの「あ、ごめん……ごめん、紫陽花ちゃん……本当にごめん……」という辛そうな声も、私の胸を苦しくさせた。
そして、菫ちゃんは「みんなに止められているけど、でも」と、この1年のことを教えてくれた。
私に玻璃という彼氏がいたこと。
玻璃は吸血鬼で、琥珀くんと桃簾も吸血鬼で、菫ちゃんと高木さんが恋人兼餌なこと。
四条先輩と桃谷先輩という人たちと揉めたこと。
桃簾とは、はじめ仲が悪かったこと。
瑠璃さんという人が記憶を弄れて、今回のことは玻璃が依頼をして私の記憶から自分を消したこと。
忘れてしまった私は、はじめて聞くことばかりで、「これが菫ちゃんのエイプリルフールなのかも?」なんてどっかで思っていた。
たぶん、そうあってほしいと、どっかで願っていたんだと思う。
だって、こんな非日常な話、誰が信じられるの?
吸血鬼だよ? 吸血鬼。
いるわけないじゃん。
だから、今日中に「あれは嘘だったんだ」って送ってきてほしい。
大好きだった人を忘れているなんて知りたくなかった。
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4/2
日記を見つけた。
昨日、菫ちゃんの話を聞いて、絶対に誰にも言えない話を書いているとしたら? と考えて探したら、簡単に見つかった。
飾ったらお洒落になると思って、ベッドの端に置いているだけのクッション。
そのクッションの中に隠していた。
昨日もたくさん泣いたのに、今日も日記を読んでいる間、ずっと泣いていた。
私、はじめ玻璃って人のこと、ムカつく奴と思ってたみたい。
散々なこと言われてるもんな。当たり前だよね。
なに、この付き合い方。って笑ったりもした。
好きになっていく様子が手に取るように分かって、本当に好きだったことが伝わってきて、涙が止まらなかった。
消していくなら、全部消してよ。
ぬいぐるみもネックレスも持って行ってよ。
私が愛されていたって分かる痕跡を残さないでよ。
バカ、玻璃。馬鹿野郎。
なんで私の記憶を消したの……
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4/3
朝から桃簾に会いに行った。
琥珀くんと悩んで、桃簾にした。
なんとなく琥珀くんは教えてくれないような気がしたから。
高木さんが出迎えてくれたことに驚いたけど、2人はラブラブだから泊まることもあるんだろう。
高木さんは大学生だし、2人とも1人暮らししているしね。
ちょっと羨ましいとか思ったりもしなくもない。
普通に羨ましかった。
高木さんが用意してくれたコーヒーを前に、桃簾に「玻璃って吸血鬼について教えてほしいの。どうして私は記憶を消されたの?」と尋ねたら、桃簾は困ったように微笑んだ。
そして、「玻璃には言うなって言われてるけど、私は玻璃と仲良いわけじゃないから教えるわ」と話してくれた。
どうやら、琥珀くんの叔母さん(お父さん側の妹、皇妹殿下)が動き出したらしい。
日記には書いていなかった初めましての人物が出てきて、詳しく聞いたら、玻璃が小さい時から玻璃を狙っていた人らしい。
玻璃が幼い頃からこっちに住んでいる理由は、叔母さんから離れるためだそうだ。
玻璃に近づこうとした令嬢はみんな、叔母さんに排除されているらしく、玻璃が中々非常食を決められなかったのはこの叔母さんのせいでもあるとのこと。
槙田先生と琥珀くんが見逃されているのは、男だからということ。
玻璃が琥珀くんの非常食なのは、たぶん帝が玻璃を守るためにそう命令したからだろうということだった。
桃簾は、「琥珀様は琥珀様で、変に女を選ぶより都合がよかったんだと思うわ。非常食の女に纏わりつかれたり、結婚できると思われたら面倒だからね」と付け加えていた。
あれ? でも、日記には琥珀くんの我が儘でって書いてたと思い出して、「琥珀くんがここがいいって言ったんじゃないの?」と聞いたら、「この場所はそうよ。菫がいる土地だからね。それに、玻璃は玻璃で琥珀様の非常食を命令されていると思うわ」と教えてくれた。
でだ。
今回、叔母さんが動き出したのは、玻璃が何回か向こうに帰った時に、玻璃を見た人が、玻璃から甘い匂いがすると報告したかららしい。
それで、私の存在がバレたらしく、玻璃は私から離れる選択をしたそうだ。
桃簾が玻璃に「それでいいの?」と詰め寄った時、「よくねぇよ。だから、紫陽花を守るために動くだけだ」と言ったとのこと。
「私も玻璃を行き来させてしまった原因の1つだから協力を申し出たんだけど、玻璃に必要ないって言われて」と辛そうに目を伏せていた。
玻璃がどうするつもりなのか、桃簾も詳しく知らないそうだ。
琥珀くんなら知っているかもとのことで、明日は琥珀くんに会いに行こうと思っている。
お昼からバイトだったからね。
高木さんが「代わろうか?」と気遣ってくれたけど断っている。
こんな時にバイトって感じだけど、焦る気持ちはもちろんあるんだけど、でも割と冷静な自分もいて。
玻璃の顔や今までの日々を思い出せないからかな。
いっぱい泣いたおかげかもしれない。
なんかスッキリしているのと、私はできることをするだけって決めたからかもしれない。
後は、やっぱり少しだけ、どこか映画の中のような感覚なんだと思う。
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4/4
今日は、朝から琥珀くんの家に行った。
会ってくれない不安もあったので、菫ちゃんを巻き込んでいる。
菫ちゃんには会った瞬間から、泣きながら何度も謝られた。
別に菫ちゃんが悪いわけじゃない。
玻璃が黙っていてほしいとお願いをして、菫ちゃんも私の身を案じてくれたからというだけのこと。
だから、誰が悪いってわけじゃない。
ただ私だけが、守られる場所に置かれていたというだけだ。
泣いている菫ちゃんと一緒に琥珀くんの家に行ったら、すんなりと会ってくれた。
そして、琥珀くんにも散々謝られた。
さっきも書いたけど、菫ちゃんと一緒で、別に琥珀くんが悪いわけじゃない。
記憶を弄られたことや黙っていたことで私に申し訳なさがあるんだろうけど、私を思ってのことなのだから堂々としてくれていい。
私の方こそ、みんなに気を使わせてしまったことを謝って、お礼を言わないといけない立場なのだから。
でだ。
琥珀くんが教えてくれた内容は、耳を疑うものだった。
「紫陽花がおもちゃにされて殺される前に、ババアを殺す」と玻璃は言ったそうだ。
私、普通に呆けて「殺すって言った?」って確認しちゃったよね。
琥珀くんに「うん、殺すって言ったよ」と微笑まれて、目を閉じて現実逃避した。
私に文字だけの情報じゃなくて、記憶があればすんなり納得したのだろうか?
ううん、こればっかりはしていないと思う。
いや、自分がおもちゃにされて殺されるって想像ができないから、その前に殺すってことが理解できないのかもしれない。
琥珀くんは「あのババアは死んでも問題ないから大丈夫だよ。父さんも許すと思う」と軽く言ってのけた。
叔母とはいえ、家族なんじゃないの? と思わなくもないが、琥珀くんは心底叔母を嫌いなんだろう。
黒い何かが琥珀くんから滲み出ていて、菫ちゃんが琥珀くんの肩を叩いて止めていた。
まだ思い出せない愛しい玻璃さんとやらは、「血を吸われたりヤられることはあっても、殺られることはないから安心して」と告げられるくらいには強いらしい。
私が「安心するところないんだけど……」と溢した時の琥珀くんの笑顔は怖かった。
恐怖から逃れるために「私は何もせず、このままでいいのか?」と考えちゃって。
で、気持ちがぐちゃぐちゃなのは記憶が消されたせいで、相談もなく記憶を消されたことが腹立ってきて、「このままでよくないでしょ!」って玻璃に会いに行くことにした。
琥珀くんは、「まぁ、玻璃の考えが甘かったせいだからね。僕は協力するよ」と、連れて行ってくれると約束してくれた。
会ったら1発殴るって決めている。
なんでも1人で決めた報いを受けるがいいわ!
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4/5・4/6
(5日の日に帰ってこれなかったので、2日纏めて書いている)
桃簾も一緒に行ってくれることになり、まず向かった先は桃簾の実家だった。
私の匂いが独特すぎて、派手に動くと危険だからと説明された。
瑠璃さんを呼んで記憶を戻してもらおうと考えてくれたそうだが、瑠璃さんに連絡が取れなかったらしい。
たぶん、どっかの後処理に出かけているんだろうとのことだった。
でだ。
どうするのかと思ったら、夜中に玻璃の部屋に侵入するという計画だと教えてもらった。
琥珀くんと桃簾は、「今のうちにすることがある」と日中どこかに出かけてしまった。
いや、本当にね。置いて行かれた私は、ずっと怯えてたよ。
夜に連れて来てもらえばよかったって、何度思ったことか……
案の定、連れ去られたしね。
急に窓が割れて、スーツを着たスラっとした男性に担がれて、「騒いだら殺す」って脅されて、変な声が出るほど息を喉に詰まらせた。
スーツの男性に「大丈夫か?」って心配されたほど、喉を痛めた。
私が色々後悔している間に連れて行かれた場所には、カッコいい男の子の首に腕を回しているパーマがかった髪の綺麗な女性がいた。
驚いているカッコいい男の子と目が合った瞬間、全部思い出した。
走馬灯のようにとかじゃなくて、「ああ、玻璃だ。玻璃がいる」ってストンと落ちてきた感じ。
詩的にいうと、最後のピースがはまって、私という人物が完成したような感覚だった。
あ、ダメだ。これ、また黒歴史に追加だわ。
そして、私は思いのままに、「玻璃のバカー! アホー! 人でなし! クズ!」という暴言を吐き続けた。
女性の高笑いが聞こえるまで、何度も何度も泣き叫んだ。
今思えば、よく声が出たよね。自分で自分を褒めたいよ。
まぁ、私の暴言を蔑んだような笑い声で止めた人が琥珀くんの叔母さんで、その笑い声は玻璃が叔母さんの喉を絞めたことで途切れたんだけどね。
怖いとか考えられないほどの夢みたいな景色で、私は私でスーツの男に腕を捻られるしで、状況の把握ができなかった。
たぶん、玻璃が叔母さんを傷つけるなら、叔母さんの部下が私を痛めつけるってことだったんだと思う。
玻璃が手を離したから、叔母さんは玻璃を殴った後、玻璃にキスをした。
で、玻璃は顔を歪ませながら受け入れていた。
映画だよ。こんなの。
書いている今なら私が人質に取られてしまったせいだって分かるけど、あの時は「玻璃! 嫌! 玻璃!」って叫ぶしかできなかった。
吸血鬼相手に逃げられるかどうかは置いといて、激しく暴れるとか、やりようはあったかもしれない。
でだ。
叔母さんが玻璃の体を弄りだした時に、突然叔母さんがぶっとんだ。
壁にぶつかって、壁が壊れて煙というか砂埃が舞って、よく分からなくて……
ただその衝撃に気を取られている間に、桃簾と槙田先生に助けられていた。
スーツの男は槙田先生に倒されていて、私は桃簾に抱き寄せられていた。
そして、叔母さんをぶっ飛ばしたのは、琥珀くんだったようだ。
玻璃のことを軽く叩きながら「これで貸しは無しだから」と笑っていた。
やっぱり彼は可愛いのに怖い。
その後は、もうとにかく叔母さんを痛めつけていたと思う。
桃簾に目隠しされてたから詳しくは分からないけど、他にもたくさんの人が来てたようで「連行する」やら「私を誰だと思ってるの」やら「往生際が悪い」やらが飛び交っていた。
で、ようやく目から手を離されたと思ったら、玻璃に抱きしめられた。
そして、「なにやってんだ! このバカ!」って怒られた。
だから、私も「玻璃が大バカなんでしょ!」って言い返して、玻璃を殴り続けた。
1発殴るって決めてからね。
両手で順番に殴っても問題ない。
玻璃は痛くないのか拳を受け入れてくれてて、「俺がバカだったら、お前は底なしのアホだろ」って微笑みながら涙を流した。
泣く玻璃が初めてで、なんかもう胸が苦しすぎて、玻璃に強く抱きついて大声で泣いた。
この後は玻璃も一緒に桃簾の屋敷に移動して、諸々を説明してもらったんだけど、琥珀くんと桃簾は帝に警ら隊の協力をお願いしに行っていたらしい。
琥珀くんと桃簾は、はじめから玻璃を助け出そうと考えていたそうだ。
玻璃と槙田先生を合わせて4人だけでは、屋敷の警備員や使用人たちには勝てないから、帝を巻き込もうと画策したとのこと。
直談判が上手くいったら、私に教えてくれる予定だったそうだ。
実は叔母さんのあの屋敷には5歳から20歳までの男性が囚われていたらしく、他にも不正があるはずだからと警ら隊を動かしたそうだ。
男性が囚われていることが分かったのが一昨日らしく、見つけたのは玻璃だそうだ。
こっそりと槙田先生に伝えていたそうで、槙田先生は琥珀くんを頼ったとのことだった。
叔母さんが20歳までくらいの子にしか興味がないのは有名な話だったらしく、玻璃も20歳まで逃げられれば問題なかったから帝は放っておいたそうだ。
ただ今回は玻璃が巻き込まれたから、帝はブチ切れたらしい。
「あれだけ玻璃には手を出すなと言ったのに」と相当怒っていたそうだ。
その謁見の最中に、私が攫われたと桃簾の使用人が駆け込んできたこともあり、よりスムーズに話が纏まったとのことだった。
2人っきりになった時に玻璃が教えてくれたんだけど、玻璃は帝の弟の子供らしく、玻璃の父親と帝はめちゃくちゃ仲が良かったらしい。
父親は病気が悪化してとのことで、玻璃の母親は父親を亡くした悲しみで自ら命を絶っているそうだ。
玻璃は「母親の気持ちは、紫陽花と出会ったから分かるようになった。俺もたぶん自殺する」と怖いことを言ってきた。
ずっと寂しかっただろう玻璃を、抱きしめたいと思った気持ちは、一瞬にして消えたよね。
抱き寄せられたから大人しく玻璃の腕の中にいたけど、身震いしそうだったよ。
と、いう感じで、叔母さん宅にいた人たちは無事に保護され、脱税が発覚し、叔母さんは終身刑という形で幕が降りた。
玻璃が戻ってきたし、私は記憶を取り戻したしで、無事に解決したと言える。
なお、弄っているのは私の記憶だけで、他の人たちは全員残っているらしい。
私の普段の行動から、玻璃の話題が出たり、惚気たり惚気られたりしないと予想してのことらしい。
後、あまりに大人数だと瑠璃さんの負担になるからだそうだ。
瑠璃さん的には「全員してもいいけど」だったらしいが、私の「玻璃を見たら思い出す」という弄り方は丁寧にする必要があるそうで、そもそも全員弄る時間はなかったらしい。
だから、菫ちゃんたちには口止めをしていたとのこと。
説明をしてくれたらと文句を言ったが、玻璃に「お前は絶対反対して他の案をって騒ぐだろ。ついてくるって言い出しそうだしな。いつもいつも無鉄砲だから、後を追われないためにも記憶を弄るしかなかったんだ」と呆れられた。
記憶がなくても追いかけたという答えが出てしまっているので、それ以上は何も言い返せなかった。
でも、やっぱり相談はしてほしかったから、これからは絶対2人で考えて答えを出そうと約束してもらった。
ちなみに、玻璃の体に無数に傷があったから聞いたら、何度か殺そうとして、その度に負けていたそうだ。
「ババア1人なら勝てるんだが、すぐに使用人が止めにきてな」と忌々しそうに話してくれた。
私の血のこともバレていたらしく、反抗し続けるなら私の血をばら撒いて、他の吸血鬼たちに吸わせると脅されてもいたらしい。
玻璃1人で全部耐えていたのかと胸が締め付けられ、今度は抱きしめられずにはいられなかった。
説明を聞いたり話し合ったりしていると遅くなってしまったので、桃簾の屋敷に泊めてもらい、6日の朝に玻璃たちのマンションに戻ってきた。
外泊だからね。菫ちゃんにお願いをして、アリバイを作ってもらっている。
といっても、はじめから帰られないかもと思って、菫ちゃん家に泊まると両親に許してもらっていた。
だから、堂々と帰り道で桜を見てから、家に帰ってきている。
玻璃が帰ってきたお祝いを、菫ちゃんを呼んでした後にだけどね。
高木さんはバイトのはずだから呼ばなかった。
その代わり、明日は前から予定していたお花見の日だから、その時にまた乾杯しようってなっている。
ずっと楽しみにしていた予定だからね。
みんなで遊べるようで、本当に嬉しい。
はぁ、それにしても、この日記帳が終わる最後の日がこれって……波瀾万丈すぎる……
こんなに浮き沈みが激しく、平和なアオハルから遠ざかっているの玻璃と知り合ったからだよ。
でも、色んな事があったから日記を続けられたのかも。
玻璃を好きになれて、玻璃と付き合えたことは、嘘偽りなく幸運なことだしね。
この日記帳には、この1年の大切な思い出がたっくさん詰まっているってことだ。
明日からの日記帳にも、玻璃との幸せを書き続けられますように。
(この日記帳は闇に葬ろうと思っています)
これにて完結です。
ストーリーとか考えずに軽く書きたいなぁと思って始めた日記風の物語でしたが、毎日楽しいことばかりではないのは当たり前で、その時その時で必死に考えて生きていて、という感じになり、とても難しかったです。
1週間の出来事をピックアップする形式なら、毎日の出来事に悩まなくてよかったのかもと、今になって思います。
後、作者の高校生の時が昔すぎて、当時と今が違いすぎてっていうのも難しかった要因です(笑)
ともあれ、無事に1年書き続けることができました。本当によかったです。
紫陽花の毎日を日記を通して見守ってくださった皆様、本当にありがとうございます。
心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございましたー!




