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12/9〜12/15

12/9


菫ちゃんとクリスマスプレゼントの相談をするのに、2人だと玻璃たちがついてきそうなので、菖蒲ちゃんを誘ってカフェに行った。

「女子会だからね!」と念を押したこともあり、カフェにいる間、玻璃と琥珀くんが現れることはなかった。


菖蒲ちゃんには「独り身の私を盾にしたな」と擽られたので、お詫びというかお礼としてケーキを奢っている。

純粋に菖蒲ちゃんと遊びたかったのはもちろんだけど、玻璃たちがいない所でプレゼントを決められたのは大きいからね。


ありがとう、菖蒲ちゃん。

菖蒲ちゃんにもクリスマスプレゼント用意するからね。

クッキーとパウンドケーキ、楽しみにしていてね。


――――――――


12/10


先週お休みをもらっていた分、今週は多めにバイトに入る。

常連さんたちは年末で忙しいらしく、みんな普段より疲れているように見えた。

でも、3月の決算よりは楽なんだとか。

長期休暇前だから仕方がないらしい。


私は、将来何の仕事をしているんだろうな。

やっぱりまだ想像できないや。


――――――――


12/11


冬といえばチョコの季節ってことで、新作チョコを求めてモールに寄った。

バイトがあったから1時間ほどしか時間はなかったけど、玻璃とあれこれ言いながら選ぶのは楽しかった。


まぁ、高くて買えないチョコが増えたのは悲しかったけどね。

お菓子の値上がりが、本当にキツい。

すぐに1,000円超えちゃうんだもん。


思うようにカフェ巡りできていないから、その予算でお菓子を買えばいいのかな?

でもなぁ、カフェ代も去年より高くなってるしなぁ。

バイト頑張らないとだわ。


――――――――


12/12


な、な、な、なんと! 玻璃が! なんと玻璃が! ドバイチョコをくれた!

昨日私が「流行ってるらしいんだけど手に入らないんだって。まぁ、あったとしても高くて買えないんだけどね」と知らず知らずのうちに肩を落としていたかららしい。

「初めて八の字の眉を見せてもらったお礼だ」と眉間をぐりぐりされて痛かったけど、きっと玻璃の照れ隠しなんだろう。

だって、何も考えていなかったし、落ち込んだ記憶もないもの。

玻璃ってば可愛いんだから。


チョコは、玻璃と分けあって食べた。

美味しかったという印象より、面白い食感に意識が持っていかれて玻璃と笑い合った。

誤解がないように→普通に美味しいチョコだった。ただ玻璃との時間が嬉しかったってこと。


あのチョコ、本当にお高いんだよねぇ。

ってか、琥珀くんは家が家だからお金持ちだとして、玻璃もお金持ちの家の子なんだろうな。

でも、一応上位種とは聞いたけど、他の人たちからなーんか見下され感があったような気がするんだよねぇ。


私が知らないことって、まだまだあるんだろうな。

家族の話って聞いてもいいのかな?

聞いてみたいけど、玻璃の口からあまり出ない話題って聞きにくいんだよね。


――――――――


12/13


玻璃から「何か欲しいものあるか?」と質問された。

この時期に欲しいものを聞いてくるなんてアレしかないと頭が働き、「クリスマスプレゼントは何でもいいよ」と返したら、盛大にため息を吐かれた。

なんでも私に何か買おうと思うと、食べ物しか思い浮かばなくて困ったとのこと。

「食べ物でいいんだな?」と確認されている。

だから、「美味しいものでお願いします」と伝えている。


彼氏からのプレゼントってアクセサリーとかなんだろうけど、そりゃ貰えたら嬉しいけど、ぶっちゃけ玻璃が悩んで選んでくれたということで十分だからお菓子でいい。

サンタの長靴とかでも面白くて笑えるプレゼントだしね。

彼氏とのクリスマスかぁ。楽しみ。


――――――――


12/14


河内さんが自分へのクリスマスプレゼントに買ったという鞄を見せてくれた。

「1年のご褒美だから奮発しちゃった」とのこと。


なるほど! 自分へのご褒美があっていいのか! と閃いたけど、私には無理だということが判明。

そこにお金を使ったら、日々の買い食いができなくなる。

それは由々しき事態になる。

日頃の糖分補給は大切。

欠かすことはできない。


――――――――


12/15


今日も河内さんとで、河内さんが「メイク道具を断捨離しようと思っているんだけど紫陽花ちゃんいる?」と2軍以下の化粧品たちを持ってきてくれていた。


マスカラとチークとリップくらいしかしない私としては、女子ってこんなにも持っているものなの!? と驚くには十分な量で、ありがたく使いやすいという色のアイシャドウやチーク、フェイスパウダーをもらった。

涙袋云々の話をされたけど、私にできるとは思えないので丁寧に辞退している。


メイクって難しいよね。

クリスマスまでに練習しよう。

それで、玻璃に可愛いって言ってもらおう。




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