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第四十七話 敵襲

目的の村までの旅路は数回モンスターに遭遇するも、それほど強いものはいなかったため苦戦することなく討伐でき順調に進んだ。シンイチが槍技スキルを使用して爽快に敵を倒しているのを見てタカキがつぶやいた。

「一瞬攻撃がきれいにつながって見えることがあるんだが、あれはいいよなー。使っている武器は違えど俺もやってみたいな。ニーア出来るかな?」

「あー、あれはスキルだから微妙ね。シンイチはジョブがパラディンで、元々武器の扱いが得意な職業であることに加えて槍の資質持ちだからね。スキルを覚えやすいうえに技の切れもいいのよね。タカキが同じことやってもああはならないだろうし、そもそも覚えるのもすごく苦労すると思うけど。」

横で聞いていたニーアが説明をしてあげる。

「そうか、それは残念だな。」

「テイマーとか錬金術士なんて職業にしちゃうから。。」

「資質は持ってないし、職業は馬鹿にされるしで、世知辛いな。俺だって、強い資質や職業にしたかったけど選択できなかったんだから仕方ないだろ。」

「まあまあ、元気出して、テイマーならではのスキルが身につくかもしれないし。魔物アターック!みたいな感じで。」

「お前、それ絶対馬鹿にしているだろ。。。いつか、強い魔物をテイムしてニーアを見返してやるからな。」

タカキはいじけたような態度でスライムのクロコをなでた。

そのあとも雑魚モンスターとの戦闘で経験を積みながら、5日後、無事に目的の村に到着した。


夕方近くだったが、まだ日は落ちていなかったため、今回のクエストの依頼主である村長に挨拶に行く。どうやらちょうど村の会議をしていたらしく、多くの大人が集まっていた。

「あのーすいません、冒険者ギルドで依頼を受けてきたのですけど。」

「おお、冒険者の方ですか。ありがたいことです。」

緊張感のないあいさつから現れたギャップのある全身鎧のニーアの姿に一瞬たじろいだ村長だったが、すぐに取り繕いなおした。初めてだとそうなるよね、とシンイチは心の中で笑う。

「なかなか依頼が達成されずに困っていたところです、どうかよろしくお願いいたします。」

「いえ、こちらこそお願いします。ちょうど目的地の途中だったのでついでに、、いえ、困っていそうだったので。」

シンイチにこづかれて、訂正するニーア。

「早速ですけど、畑を荒らすモンスターってどんな奴なんでしょうか。」

シンイチがすぐに話題を変えてごまかした。

「はい、敵は巨大なボアですね。1か月くらい前から現れ始めました。村の男衆を集め十数名かけて追い払おうとしましたが、犠牲者も数名出てしまいとても我々では追い払うことはできません。この村は見ての通り何も産業がないところなので、農作物を荒らされると死活問題でございます。」

「うーん、なるほど、それは大変そうですね。でも、ボアってそんな強いモンスターのイメージがないけど。」

シンイチがニーアを見て言った。

「ちょっと変異種的なものかもしれないわね。普通のボアなら冒険者じゃないにしても10人以上でかかればなんとかなりそうな気もするし。。」

「はい、奴はかなり大きいです。全長10mはあろうかという巨体で、我々の攻撃をものともせず畑を荒らしていました。」

「10mは大きいわね、ちょっと私も見たことないかも。」

「これって、早くもCランク依頼から上振れし始めているんじゃない、、?」

シンイチは不安が的中したと言わんばかりに小声で文句を言った。

「とりあえず実物を見てみないことにはって感じかな。早速明日から取り掛かるか。」

タカキが冷静にコメントする。

「そうね、シンイチの懸念する通り慎重さは必要だけど、まずは敵の力を正確に測りましょう。二人なら大丈夫よ、いざとなれば私も加わるから。」

ニーアはシンイチの感情も汲み取りつつ、やる気を出させようと励ました。

「援軍はすぐに到着されるのですか?まさか3名ということはないですよね?」

横で話を聞いていた村長が不安そうに口をはさんだ。他の村民もざわざわとしている。

「いえ、3名です。」

ニーアがすかさず答えると、村長は驚きと疑念が混じった表情を浮かべた。

「なんと、、さすがに無謀かと思います。少なくとも5,6名は集めないと。」

周りにいて聞いていた村人のざわつきが大きくなり、詐欺じゃないかとか、依頼金を受け取って逃げるのではと心無いことを言うものまでいた。

「まあまあ、ものは試しということで。無理だったら援軍呼べばいいわけですし。別に報酬を前払いにしろとか言いませんし。」

ニーアがむっとしたのを感じ取り、タカキが間を取り持った。こんなことでいちいち怒っていたら埒が明かないだろうと思ってのフォローである。

「そうですか、わかりました。それではどうかよろしくお願いします。」

まだざわつきが収まらない状況の中、仕方ないといった面持ちで村長はタカキに向かって深々と礼をする。一番年長のタカキがリーダと思ったようだ。

挨拶を終え家を出てから、少し村の中を歩いてみることにした。

村は人の住処が密集して建っており、その居住地を囲うように広々とした畑が広がっている。

「ほんと失礼しちゃうわねあの村長。私達のこと全然信用してないって感じ。」

「村長だけじゃなく、村の人みんなって感じだったよ。」

先ほどの話を蒸し返すニーアと同調するシンイチ。どうやらシンイチも怒っていたようだ。

「まあまあ、そういうなよ。実際にモンスターに立ち向かったことがある人達からすると心細く見えたんだろうさ。Aランク冒険者パーティとはいえ、残りはCランクとDランクでしかも、子供とおっさんのパーティだからな。」

「そんな見た目で判断するなんて。。。自分たちではどうしようもなくて依頼しているのに、詐欺だとか言うのはひどくない?!まじないわって感じしたんだけど。」

「うーん、そこはそうかもしれないな。我々が頼りなく映ったからの言動かと思っていたが、そう言われると冒険者そのものに対して好意的ではなかったような気もするな。」

「昔、なんか嫌なことをされたとか?」

「そうかもしれないな。」

「二人とも、本物の冒険者ってやつを見せてやりなさいよ。」

村人たちの態度により、シンイチタカキ以上にニーアに気合が入ったようだ。

ぐるっと一周したが、特段異常はなく村の全体把握を終えた。


この村には宿が無いため、空き家となっているあばら家を借りてそこに寝泊まりすることとなった。

「いつもの魔道具のコテージがよかったなー。」

シンイチが文句を言ったが、いつ村を荒らしに来るかわからないのに村の外でコテージを張っている場合ではないということで村の中に寝泊まりすることにした。

早速、翌日から張り込みを開始し、ニーアとタカキは村の周辺を探索しモンスターがいないか探索に行く。シンイチは村の中に留まり、万が一モンスターが現れたときに備えることにした。(当然一人で戦うことはなく、遭遇した場合はニーア達に知らせる連絡役である。火属性魔法を花火のように空に打ち上げ合図とする算段であった。)


畑を抜けて村を出ると、すぐにモンスターがいた。

「お、ボアがいたぞ。」

タカキの声のする方を見ると確かにボアが2体こちらに向かってくる。体長は2メートルと人間の大人より大きいくらいで近くまで来ると迫力はある。

「鑑定スキルで見たが普通のボアだな。とりあえず倒しておくか?」

「そうね、練習がてらタカキやってみたら。動きとか参考になるかもしれないし。」

ニーアに言われ、一理あるかと戦いに挑むタカキ。ボアの突進をギリギリ御処で躱し、横から切りつける。

相手の動きがよく見え、自分がどうすべきかわかる、いい感じだ。強くなっていることが実感できる。まるで闘牛士のように華麗にかわしていると自分的には思っていた。

再び突進してきたので今度はよけざまに二回斬り付ける。何かスキルの一つでも覚えないかという期待のもとであった。

10分ほど同じ戦いを繰り返すことで無事に討伐することができた。

「ふふん、それほどでもないな。ボアの動きは覚えることができたって感じだ。」

「いい感じね。でも無理して2回攻撃するより1回でもしっかりと切り付けたほうがいいかも。」

「ん、むむむ。。」

タカキ自身としてはいい感じだったがダメ出しをされて、ひそかにしょんぼりとしたのだった。

そのあとも何度か他のモンスターを討伐したが、巨大なボアに遭遇することはなかった。


村に戻るとシンイチは村の中で薬草採取をしていたようだ。小屋の中に薬草が並べられている。

「お疲れ様、ずいぶんたくさん取ったわね。」

「うん、村は平和で暇だったからね。そっちはどうだった?」

「こっちも雑魚モンスターしかいなかったわね。」

「そっか、長引くと退屈な日々が続くね。」

「うーん、そうだなあ。不謹慎かもしれないが、このまま現れないとクエストを受注している以上ずっとここにとどまらないといけないのか?」

「基本的にはそうなるわね。クエストの依頼主、村長さんがクエスト取り下げということをしてくれない限りは。」


その日の夜、みな寝静まったころに何かの音が聞こえタカキが目を覚ました。

畑を見張っていると遠くの方で大きな足音が聞こえる。

「来たか!」

タカキはニーアとシンイチをたたき起こし、急いで小屋を出て足音のする方へ向かう。

「まだ暗いよ、もう朝なの?」

シンイチはまだ寝ぼけているようだ。タカキがとりあえず引っ張っていく。


村の外れの畑にそれはいた。村の中心からはかなり離れているため、ここであれば村の民家に被害が出ることはないだろう。

「でかいな、、まるで丘みたいだな。」

「うわっ、なにこれ!?」

シンイチも一気に目を覚ましたようだ。

「なになに、インフィニットビッグボアってなっているな。Lv65か、分かるのはこれだけだな。」

「Lv65って僕より5つも上じゃん。」

タカキの鑑定結果を聞いて、シンイチが悲鳴に近い声を上げる。

「ちなみに俺の倍近いレベルだけどな。」

タカキがボソッと呟く。

「まあまあ、それくらいなら許容範囲よ。さあさあ二人とも、気合入れていきましょう!」

「よし!じゃあ行ってみるか。」

そう言ってタカキがボアに向かって行く。昼に戦った普通のボアと同じように突進をかわして斬り付ける。一度目は旨くかわして攻撃をすることができた。しかし2回目、3回目と続けるうちにボアの突進時に発生する風に吹きばされそうになる。

「くそ、固いな。しかも突進してくるときの風圧で攻撃する時のバランスを崩される。」

「うーん、惜しいわね。動き自体はいいんだけど。いかんせん火力不足みたいね。さて、シンイチはどうするのかな。」

ニーアは本当に手を出さずに横で見ているようだ。

全く無茶させるな、と思いながらシンイチはモンスターの攻撃をかわしつつ、火、光、闇、氷、土と自分が使える属性の初級魔法を順番に使っていく。

うーん、どちらかというと火属性が効いているかな、当たった時の反応を見る限りでしかないが、シンイチはそんな印象を受けた。

「なるほど、初見の相手に対しては賢明な判断ね。」

ニーアがつぶやく。

「俺ができることはないのか。。」

タカキはインフィニットビッグボアの攻撃をかわしながら必死に考えている。

先ほどから突進を交わし間際で攻撃しているが手ごたえがなかった。

「しまった!」

一瞬油断したつもりはなかったが、同じ動作の繰り返しで気が緩んだのかもしれない。敵のちょっとしたフェイントに引っかかり、タカキはビッグボアの体当たりを直接受けてしまった。

大型トラックに轢かれたような衝撃を受け、タカキは大きく吹きとばされ、木に叩きつけられた。全身骨折くらいを覚悟する勢いだったが、思いの外痛くない。

あれっ、と思い振り返ると、クロコがとっさに木とタカキの間に入って衝撃を吸収してくれたのだった。

「クロコ、お前ってやつは。。。」

タカキは思わずいとおしくて抱きしめてあげたくなったが、そんな感傷に浸る暇もなく、シンイチが大きな声が飛んできた。

「タカキ!動きが止まったら火属性の魔法を思いっきり打って!できれば右の後ろ脚の付け根に何回も集中して。」

「オーケー!」

と言ってみたものの、魔法で攻撃とは、、と心の中で逡巡する。タカキとしては魔法よりも物理攻撃の方がまだましな方だと自覚していた。だが、と思い直す。どうせこのまま続けていても先にこちらのスタミナ切れになるだろう。体は、幸いにしてダメージを負ったがクロコのおかげで動けそうだ。ようし、やってやろうじゃないか、とタカキは意を決めた。

シンイチは身体強化魔法を使い、さらに挑発スキルでモンスターの注意を引くと、今までタカキを執拗に追いかけまわしていたインフィニットビッグボアがシンイチをめがけて突進していった。シンイチは盾を構え下半身に力を入れて構えた。

大きな衝突音とともにシンイチとインフィニットビッグボアがぶつかった。元々いた位置から3mほど押し込まれたが、シンイチは吹き飛ばされることなく耐えている。

「へえ、あの巨体を止められるのねー、成長したわね。」

ニーアも感心している。

「タカキ、今!」

シンイチの合図でタカキが初級火属性魔法ファイアボールを放つ。言われた通り右後ろ足の付け根に何発も続ける。ちょうど焦げ目があり、的にしやすくなっていた。どうやら先ほどのシンイチの攻撃魔法でついた痕のようだ。

今までの攻撃で手ごたえがなかったのが嘘かのようにタカキの攻撃に反応を見せる。止まっていることにより風圧でバランスを崩されることもなく、攻撃のダメージがしっかりと伝わっているようだ。攻撃を受けたことでタカキの方を振り返り注意が向いた。その瞬間を見逃さず、シンイチが胴体の下側から槍で切り上げた。

「スピア―スラッシュ!」

シンイチの大きな声とともにビッグボアが倒れその腹が大きく切り裂かれた。そのまま動かなくなり、辺りに静寂が戻った。

「終わったのか。」

タカキが恐る恐るつぶやいた。遠くの方で人の声が聞こえる、どうやら村人達が騒ぎに気付いて遠くから見ていたようだ。

ニーアがタカキとシンイチに近づいてくる。

「あれは新技かしら、シンイチほんと強くなったわね。もう、Bランク冒険者と遜色ないって言えるかもね。」

「え、マジで。やった!」

シンイチは素直に喜んだ。

「魔法もあの堅い毛皮にしっかりと焼き跡がついていたしなあ。」

タカキも感心している。

「魔法は突進攻撃をかわしながらだったから、ちゃんと魔力を練れてなかったんだけどね。」

そう言って苦笑いするシンイチをみて、タカキはそうなのか、、という表情である。一方でニーアはシンイチのコメントに同意した。

「分かっていればいいわ、あの魔法を見たときは後でお説教しないとって思ったけど。そこは今後の課題ね。」

「なるほどなぁ、レベルたけーな。。。」

タカキは自分の至らなさを痛感しつつ、子供たちの頼もしさにうれしくなった。

「タカキ回復するわよ。」

ニーアが声をかけてきた。

「ん?俺か、特に大丈夫だと思うぞ。」

「駄目よ。最初の一撃で多分両腕に骨にひびは入っているわ。吹き飛ばされた後はスライムがダメージをうまく散らしてくれたから問題ないと思うけど。」

そう言ってニーアは治癒魔法のヒールウォータをかけ始める。

そうか、戦闘が終わった後、腕が少し違和感があったけど、一発目でやられていたのか。タカキはニーアの治療を受けながらぼっーっと考え込んでしまった。


戦闘が終わり、村人たちが集まってきた。モンスターの遺骸を確認し、いつも畑を荒らすやつと間違いないとのことだった。詳細は翌朝にということでその夜は解散となったが、小屋に戻って布団に入った後もシンイチは興奮でなかなか寝付けなかった。今日の戦いはニーアに頼らないと決めていたこともあり、自分で考え、敵を分析し、自分で戦術を考えた。そしてその通りの戦い方ができ倒すことができたため、今までにない手ごたえと充実感を覚えていた。ニーアはいつもこんな感じなのだろうかと思い、この感覚を忘れないようにしようと布団の中で考え続けていたが、やがていつの間にか眠りに落ちていた。


翌朝、3人で村長の家に向かう。

「皆さんの力を疑ってしまい申し訳ありません。」

家の中に入るや否や村長が謝罪をしてきた。

「ど、どうしたんですか急に?顔を上げてください。」

シンイチが恐縮して村長に顔を上げるように促す。それを固辞して頭を下げたまま村長は話を始めた。


「実はあなたたちのことを疑っておりました、私たちの村は冒険者に依頼したのが初めてではないのです。色々とあり冒険者というものに否定的な感情を持つようになっていました。昨日の全ての非礼についてお詫びします。」

話を聞くとよくありそうな話で、最初はCランク冒険者パーティ2組で挑んだが倒すことができずそのままクエストを断念し帰ってしまい、2組目はBランク冒険者との触れ込みでやってきたが、前金だけ受け取った後に失踪してしまったらしい。

「まあ、そういうこともあるわよね、もう特に気にはしていないわ。だからと言って私たちが同じとみられたのはちょっと残念だけど。やっぱ、タカキが胡散臭い中年の雰囲気を漂わせていたのかしら。」

ニーアのコメントに、タカキとシンイチの二人は、ニーアの全身鎧が怪しさを醸し出していると思った。

「それにしてもあれを二人で倒すとは、Aランク冒険者のニーア様はさらにお強いということですか。」

「まあ、そういうことね。これが普通の冒険者なんだから、前の依頼で来た冒険者みたいのばかりなんて思わないでね。」

「はい、承知しました。」

村長とニーアのやり取りを聞いて、ニーアは元勇者だし普通じゃないだろ、と思ったが、今回は自分とタカキだけが戦ったので、まあ普通といってもよいかとシンイチは考え直した。


「こちらが今回の報酬です。ギルドには我々の方から依頼完了の報告をしておきます。」

そう言って、村長が金貨の入った袋を差し出した。

タカキが受け取ろうと前に出て、ふと村人たちの顔を見ると、みな安堵の表情を浮かべているもののこれまでの苦労が現れているように感じた。

「タカキ。」

ニーアが声をかけるとタカキは黙ってうなずいた。そして村長に声をかける。

「村長、今回の報酬は村への投資とするよ。モンスターの襲撃被害からの再建でお金もかかるだろうからな。その代わり、万事がうまくいった際には、ここでとれたうまい作物を使って盛大なお祝いパーティをしてもらうぜ。」

我ながら少しキザかなと思いつつも、村のためになりそうな提案をする。

「そ、そんなこと本当にいいのでしょうか。もちろん我々としては大変助かる提案ではありますが。」

「ああ、いいよ。ぜひ村を復興して、おいしいものを作ってくれ。」


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