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2. 成り行きで、カオスな少女を世話することになりました!  作者: Mizuha
魔法使いとの一夜

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僕は食べ物ではありません!

 結構アマミちゃんはそう言うところ敏感なんだよね。アマミちゃんってアマミちゃんのためになることを言えば結構簡単に動くけど、こちらの思い通りに動かそうとすると、極限的に反発する。正論であっても。一見面倒臭い性格とはいえ、だからこそ学ぶことも多いかなと思うんだよね。指導する立場としてね。


「全く、別に動くぐらい問題ないぞ?」

「うわーん!動くだけです!魔法は使っちゃいけないんですか!酷いんです!」

「すまぬ。ミズハ。自分では対処しきれない。」


 仕事を投げないでくれるかな!途中までやって出来なくなったら下へ投げるは卑怯ですよ!


「アマミちゃん?取り敢えずこっちに来て?」

「ミズハさーん!マジーラさんが苛めてくるんです!助けてほしいんです!」


 もう面倒臭いのでまたおんぶする。


「ミズハさんの背中はいつも落ち着くんです!もうずっとこのままでもいいですか!」


 やめて!いくら軽いとはいえ、まだ森の中だよ!と言うよりアマミちゃんのずっとって絶対一生って意味だよね!


「うーん。今だけかな?アマミちゃん?マジーラさんもアマミちゃんが怪我するかもしれないと思って言ってくれているんだよ?

 マジーラさんももうアマミちゃんは何しても問題ないって。だから落ち着いたらまた一緒に歩こう?」

「うーん、分かったです!」


 これでいいかな?


「ミズハ?何かやらかしたらどうするんだ?何をしてもいいとは言っていないぞ?」

「マジーラさん。お願いですからもうこれ以上ややこしくしないでください。アマミちゃんは特殊なんです。常識は通用しません。」

「誰が脳みそすっからかんですか!ミズハさん嫌いです、ムーです!」

「あんなこといっているが平気なのか?」

「アマミちゃんの行動に全部突っ込んでいたら過労死します。」


 脳みそすっからかんなんて言っていないけどね!まあ、結局マジーラさんの家前まで背負っちゃったけど、取り敢えず目的地には到着できました。全く、すごく長かったよ。


 さて、これから暫くこの家に住むことになるけど…なんか爆弾トラブルメーカを入れた状態でマジーラさんがおかしくならないか心配だなあ。いや、別におかしくなっても良いんだけど、それをアマミちゃんにぶつけられると収拾がつかなくなる。指導しようなんて考えないで友達感覚でさらっと言ってくれた方が見てるこっちも安心かなあ。


「さて飯か。」


 あ!


「ミズハさん!おなかがすいたんです!夕飯はなんですか!」

「ご、ごめん。あのギルドで一悶着あったのが原因ですっかり買うの忘れた。」

「うわーん!夕食抜きですかー!酷すぎるんです!ミズハさんを食べるんです!」


 痛い!本当に食べに来ないで!腕噛まれたんだけど!


「うーむ、ミズハさんの皮膚は固いんです!引きちぎれないんです!」


 やめて!まあ、甘噛程度と考えておくよ。本気で引きちぎろうとは思っていないようだし。


「甘やかしすぎだぞ?おい、そんなもの食べても腹壊すだけだぞ?」


 その言い方は若干酷いんですが!僕か汚染物質のように聞こえます!


「ムー酷いんです!ミズハさんを食べてもお腹は壊さないんです!立派な食料なんです!」


 前半フォローの様に聞こえたけど、後半はひどすぎるよ!


「全く、お前らには他人の家と言う配慮はないのか?」


 僕はあると思います。少なくともまだ僕の指をしゃぶっているこの子とは違うと思います。


「はぁ、取り敢えず自分の飯の残りをあげるよ。今回だけだぞ…あー、確か暫く過ごすんだったよな。と言うことは明日から3人前か。まあ、仕方がない。こっちから頼んだんだしな。」

「申し訳ありません。ご迷惑でしたら明日出ていきますが…」

「駄目です!マジーラさんから魔法を学ぶのです!」

「言い方が悪かったな。気にするな。これでも今まで1人暮らしで静かすぎたんだ。多少賑やかの方が良いしな。…若干賑やかすぎる気もするが。」

「そうです!マジーラさんが賑やかなんです!先ずはマジーラさんからしゃべらないように努力するんです!」

「いやいや、明らかに問題発言しているのは君だろ?!」

「うわーん!マジーラさんが苛めてくるんです!嫌いなんです!出ていくんです!」

「お、おい…。」

「マジーラさん、学んでください。アマミちゃんに下手にケチを付けると収拾がつかなくなります。」

「じ、自分が悪いのか?」

「ムーです!」


 何だか今晩から荒れそうだなあ。ドウシテコウナッタ。取り敢えず、アマミちゃんが物凄く可愛い顔して膨れているので頭を撫でてあげる。あっという間にスマイルになってくれた。あ、不味い…可愛すぎて見ているこっちがおかしくなる。


「ほら、余り物をよそったぞ?全く、厳密には自分の分を少し削ったのだが…」

「少ないです!もっと欲しいです!」

「ええ…」

「アマミちゃん?今日は我慢しよう?ほら、明日何か好物買ってあげるから。」

「本当ですか!じゃあ我慢するんです!ところで好物ってなんですか!固いイメージがあるんです!食べられそうにないんです!」


 それは鉱物かな?どうして鉱物は知っていて好物は知らないんだろうか?うん?突っ込みが間違っていたかな?


「アマミちゃんって好きな食べ物ある?」

「うーん、探すんです!今日の食材から…あ、キノコがあったんです!それにするんです!」


 それは毒キノコだろ!毒キノコが好物っておかしいだろ!何回毒死してるんだろう?


「まあ、そのうちできるだろう。と言うより暖かいうちに食べた方がよいぞ?それとミズハ、手とかを洗ってこい。ベタベタだぞ?」


 よくよく見てみるとアマミちゃんの唾液まみれになっている件。うーん、これはよくない。洗ってこよう。

 おおおお!!こんなタイピング練習と愚痴をこぼすだけで成り立っているような糞物語なのに10ptも評価が来ました!ありがとうございます!!

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