表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2. 成り行きで、カオスな少女を世話することになりました!  作者: Mizuha
森の中の不審者

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/68

盗み食いを正当化してはいけません!

 先程の男性は机を雑巾で拭いている。そんなに汚くしたつもりはないんだけど、若干傷つく。


「さて、夕飯ができたが…まあ、お前たち、ちょっとあれだ。軽く話さないか?」

「何を話すんですか?!植物さんを虐めた方は嫌いです!」


 うん?誰が虐めたのかな?少なくとも葉っぱをむしりとったりたくさん採取しまくった女の子が言う台詞じゃないよ?


「あー、なんだか嫌われてしまったようなのだが…何か自分は悪いことしてしまったか?もうずっと独り暮らしだから子供の接し方を間違えたのだろうか…」


 また腕組みをして頭を抱え始めた。何だかこの男性があまりにも可愛そうになってきたのでちゃんと接することにしよう。と言うより滅茶苦茶なのはアマミちゃんの方だからね?!僕は悪くないからね、多分だけど!


「アマミちゃんのことは気にしないでください。プクーと膨れるのは何時ものことですし、ちょっと扱いづらい性格なだけなので。」

「誰がバカですか!ミズハさんも嫌いになっちゃいます!ムーです!」


 誰がバカっていった?少なくとも僕は発言していないよ?


「自分は何も悪くないか?」

「大丈夫です。それよりずっとここに独り暮らしなのですか?あ、気にせず夕食を食べてもらって構わないですよ。あまり冷めると不味くなると思いますし。」


 あまりにも落ち込みすぎなので話題を変えることにする。


「あ、いや夕食は未だだ。いつも夕食は先に作ってしまうんだ。たまに手紙が来て向かったら帰りが凄い時間になってしまうことがあってな。先に作っておかないと酷い目を見るんだ。」


 そう言えば、まだ4時にもなっていない。恐らく独り暮らしだろうから夕食も好きに作っているのだろう。とは言え早すぎる気もするが…まあ、訳ありと言うことで良しとする。


「手紙さんはさっき私が運んだんです!手紙さんを運ぶのってこんなに難しいなんて初めて知りました!」


 どこか難しいところあったかな?


「手紙を運んだ?…あー、成る程お前達は冒険者か。にしても、また面倒くさい依頼じゃなきゃ良いが。」

「面倒くさい依頼って何ですか!」

「うん?ああ、色々あってな。メロディルから調査の助太刀依頼が良く来るんだ。契約しているから文句は言わないが、最近は人使いが荒くてな。まあこっちの事情だ。気にしないでくれ。」

「調査ってどういったものを?」

「日によるな。メロディルが探偵だから大抵は事件系統だが…全く、魔法使いをあれだけ好き勝手に使うのなんて彼奴ぐらいだ。」

「魔法使いって何ですか!」


 その突っ込みは矛先は違うと思うよ?!というよりさっきまで理解していなかった!?まあ僕も違う意味で突っ込みたいけど。


「自分のことはこの際どうでもいいんだが、どこで話がずれたかな?えーっと、取り敢えず君達は冒険者であってるか、いや間違えないな。」

「どうして冒険者だと思うんですか?」

「手紙を運んできたんだろう?それにお前達どっちも冒険者バッチを帽子につけてるじゃないか。もう数百年人間と関わっているんだ。冒険者のバッチぐらい見慣れたさ。」


 そう言えばつけていた。まあ、バレたところで何もないが。


「厳密に言えば僕らは冒険者ではありません。只の旅人です。収入源がなくなったので一応冒険者といった形で稼いでいるだけです。」

「ついさっき登録したんです!これで私も最強魔女です!」


 それはないね。冒険者になっただけで最強になったらみんな最強だね。結局最強の中で更に最強を決めることになって訳がわからなくなるね。


「魔女…そうだ、お前らランクはどれぐらいだ。冒険者であればランク付けされているはずだが?」

「ランクって何ですか?!美味しいんですか!?」

「うん?ランクと言うのは…」


 ラスクかな?勝手に話を明後日に持っていこうとしないで!アマミちゃんがいると話が脱線しすぎて先へ進まない!


「あ、すいません。アマミちゃんには後で教えますので。僕もアマミちゃんもまだ冒険者に成り立てですから。僕はEですし、アマミちゃんもちょっと飛び級しましたがDです。」

「ふーん…って、え?!嘘だろ!有り得ん!そんなことがあるはずがない!」


 わわ!急に大声出すからビックリした!アマミちゃんなんてビックリしすぎてどっか見てるよ…うん?あ、違った。さっき出てきた夕食つまみ食いしようとしてるだけだった。…じゃないよ、駄目だよ!人のものを勝手に食べたら逮捕だよ!


 とっさにアマミちゃんの手を引っ張る。


「わわ!何するんですか!折角美味しいごちそうがあるんです!盗み食いをしていないと言い張れば食べてもいいんです!鉄則です!」


 おい、本人盗み食いと自白してるぞ!


「ごめんなさい。後できつくしかっておくので、許してあげてください。」

「何も悪いことしていないです!盗み食いをバレないように行っていただけです!」


 十五分に悪いことだよ!しかも意識してやってるなんてど根性にもほどがあるよ!


「うーむ…」


 と言うよりさっきからこの男性も考え込みすぎだろ?!アマミちゃんは仕方ないとして僕はなにもしていないからね!多分だけど!

 本日、また無差別殺傷事件が起きましたね。物騒な世の中です。まあ、引き篭もりの私にはご縁がなさそうですが…。

 https://breaking-news.jp/2019/05/28/048908


 個人的意見ですけど、動機はともかく当てずっぽうに殺しまくったところで何も解決しないと思います。理不尽に殺された死体が増えるだけです。加害者がそれで納得するなら話は別ですが、どうせ逃げ切ったとしても何も変わらないと思うのですけどね…。まあ、本当にこんなことで不満が解決するならこの世の中あっという間に人口が半分です。


 どちらにしても、何もなく人殺しする人はいないと思いますから…対策するなら、まずはこの日本ストレス社会をなんとかするのが先決じゃないんでしょうか?私はこう言う事件が起きるたびに犯人が悪いんじゃなくて、そのような犯人を育て上げた環境が悪いと思っています。後は、合法に発散をする場を設けてあげれなかったのが原因じゃないんですかね。私はイライラするとこんな感じで色んなところに書き込みしまくる悪い癖はありますが…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ