表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

生活モニュメント[8]

友達

作者: 袋小路 めいろ

塩辛い

流れてる?

流れてる?

それはただの

悔し涙?

それはただの

頑張りの証?

明確に答えが無いのなら

悲しい心の

投影か?

虚しい心の

投影か?



見つけすがらに

観察しては

光溢れる人混み

ある人はお店で

ある人はボランティアで

ある人は道に座り込んで

人生を歩んでいる



その儚さを桜に例え

その儚さを花火に例え

その儚さを落ち葉に例え

その儚さを雪に例え

人は道に迷い

人は袋小路に悩み

人は壁に立ち尽くす



僕等いつもそれを

仲間と共に

考えて

その中の

一瞬の閃きから

何かを見つけ

行動して

抜け出した

僕等はそれを

友情と呼んだ



今はココだから

他人にはわからない

地図を広げて

笑顔になったり

眉間にシワよせたり

涙を流したり

1人でやらねばならない

そんな事が増え

頼れない位置から

応援歌

それでも

何かを叫べば

何かが返ってくる

そんな距離だから

大切なんだ



僕等いつの間にか

一人きりだと

考えて

その中で

プライドを振りかざして

大丈夫だって

大見得切って

何かを溜めていった

そんな事する必要は無い

聞こえているか?

優しい声が



話を聞いてくれて

たまにぶつかりながら

大人じゃない大人で

騒げて 笑って

何かを貰えて

もう一度って

立ち上がらせてくれる

僕等はそれを

友達と呼んだ



心の半分知っていて

顔見たら

何となく理解して

余計な事を言ったり

言わないでいたり

元気無いなら

誘ってくれたり

たまの提案に

ノってくれたり

僕も考えるけど

君も考える

そして何も

考えなくてもいい

そんな存在



ありがとうで返せ無いなら

とびっきりの笑顔で

騒いで遊ぼう

汗かいて

涙流して

必ず また

友達よ



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ