才能の台頭 ~努力が足らないとは嘘だった?~
学校で面倒くさいことと言えば、体育の授業だった。
なにしろ私は幼稚園の頃から足が遅い。
外で遊ばなかったという訳でもないので、環境依存で遅かったという訳でもない。
つまり、生まれつき遅いのだ。
ちなみに父も、父方の祖父も足がめちゃくそ遅かったらしい。
まさに遺伝である (`・ω・´)シャキーン
それなのに在学中、「きみはやり方が間違ってる」だの「努力が足らない」だの「根性がない」といってくる連中がいて、総じてウザかったおぼえがある。
いやいや、確かに足が速い人からすれば、「遺伝要因」で足が速いと言われたら腹が立つだろう。
当然に「努力要因」で足が速くなったと言いたいものだ。
だが、表向いては言われないが、人間の成功のための「遺伝要因」はかなり大きいことが、少し前から言われ始めてきた。
橘玲さんの「バカと無知」とか「いってはいけない残酷過ぎる真実」などあたり読みやすく描かれていてお勧めである。
世の中には、生まれながらに勉強が苦手な人、運動が苦手な人、コミュニケーションをとるのが苦手な人。
当然にこれがあって、努力で何とかしましょうと、きれいごとは言えるが、これが努力で改善されることはなかなか厳しいのだ……(´・ω・`)
また、東大に入る学生の親は、金持ちであり高学歴で頭もいいらしい!
「金だけじゃなくて、あたまもかい!?」
っていいたくなるけどそんなものらしい……(´・ω・`)
日本の税制である累進課税は、あるいみ成功者である者への「才能課税」なのかもしれない。
そう考えると、とても良い税制な気がする。
日本にはいまだに「根性主義者」や「努力至上主義者」が根強く存在しているみたいですね。
でも、それは古い考えてとして、すたれていくでしょう……(´・ω・`)
また、遺伝による才能やセンスがある人と、また才能やセンスに劣った人が、上下関係なく関係を持てる社会が望ましいと考えるのです!
それこそがよく言われる多様化の社会だと思うのです!
創作界隈でいえば、ブックマークが一つもつかない作家さんと、人気書籍化作家さんが対等に創作を語る、そんな素敵な社会が来ると良いですね (*´▽`*)
この文は努力を否定するのではありません!