プロローグ?
処女作です。
何かダメなとこがあれば教えてください。
「今日から高校生だね。楽しみだね。」
「ああ、楽しみだ。」
横に並んで歩く俺達二人。
俺の名前は天羽 冬也、
青みがかった銀髪に、少し鋭く薄い銀色の目、そして無愛想(だとよく言われる)で中性的だが男寄りの顔立ち(だと思いたい)、日本人とイギリス人のハーフだ。
隣の女子の名前は最上 夏美、
肩まで伸びた黒い髪、優しさを帯びた黒い目、
こいつは生粋の日本人だ。
美人でスタイルも良いので結構モテる。
幼馴染で多分親よりも信用している。
(本人には絶対に言わないが)
俺達が通うのは、私立金森学園。俺達は近いからって理由で選んだが、ここら辺じゃ名の知れた進学校だ。
文武両道で部活動にも力を入れている。
この学校は設備が良く、学費が安い。何故か林間学校や修学旅行が毎年ある。
そして他の学校よりも一つ一つのイベントに力を入れている。
「そろそろ着くから準備しないと」
学校の少し手前で俺はカラコンをしてウィッグをかぶった。顔立ちは日本人寄りなので黒色のカラコンをして黒髪のウィッグで銀髪を隠せば日本人と変わらないはずだ。
中学時代、ハーフだからってちょっかいかけてくる奴がいて少しトラブルがあったから高校では、ハーフということを隠そうと思ったのだ。 ちゃんと学校にも許可は取った。
準備をして校門の前に行く
すると夏美が立ち止まり。
「さて冬也準備はいい?今日からの高校生活思い出いっぱいつくろうね!」
そう笑いかける夏美と共に俺は校門をくぐった。