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フリーズワープ!  作者: 絲璃 露悕
6/15

冒険6 ドラゴン戦とスーちゃん

「ぐわあああああああううぅぅぅ!!!」


ドラゴンが手を大きく振りかぶる。


バシイッ!


ドラゴンの手がスーちゃんにあたる。


「うッ!」

「スーちゃん!!」


スーちゃんが気絶した。佳恩がドラゴンを睨みながら言う。


「ちょっと!スーちゃんになにすんの!」

「ぐうわああう!!!」


今度は、佳恩に向けて口から火をはく。


「うわっ、火!?『アイスウォール』!」


佳恩のまわりに氷の壁があらわれる。


「よっしゃ!」


すると、後ろからドドドドという音がし、おじいさん達が全速力で走ってきた。


「そこのお嬢ちゃ〜ん!大丈夫か〜!」

「ワシらは先が短いんじゃ〜!」

「ワシらが囮になるからお嬢ちゃんは逃げるんじゃ〜!」

「おじいさん達〜!切ない説明しないで〜!あと、私、大丈夫ですから〜!こっちに来なくても大丈夫です〜!」

「そんなわけないじゃろ〜!」

「見ててくださいよ〜!『アイスレイン』!」


ドラゴンに氷の雨が降りそそぐ。


「おらあ!とどめだぁ!『ロックアイス』!」


ドラゴンの上から、岩のような氷の塊が降ってくる。


「ぎゃあうう!!」


おじいさん達はポカ〜ン、としている。


「よっしゃ〜〜!ドラゴン倒した〜!」

「ドラゴンが弱く見えたんじゃが…」

「気のせいかのう…?」


おじいさん達があれこれ言っていると、誰かが走ってきた。


「「かーおーんー!」」

「佳恩ちゃーん!」

「あー!海!晶!なぎささん!」

「佳恩が行った方向にドラゴンが出たってきいて来たんだけど…」

「コレはどういう…」


晶がドラゴンを指差しながら言う。


「佳恩ちゃんすごいね!ドラゴン倒しちゃうなんて!」

((すごいけども…!))

「えへへ〜って、あ!スーちゃん!」

「「「スーちゃん?」」」

「スライムの、スーちゃん!」

「「「え、スライム?」」」


目が点である。

佳恩が洞窟へ向かう。

3人も佳恩を追う。



佳恩が洞窟の中へ入ると、スーちゃんはまだ倒れていた。


「スーちゃん!おきて!スーちゃん!」

「う……」

「スーちゃん!」


スーちゃんが、勢いよく起き上がる。


「え?あれ?ドラゴンは?佳恩ちゃん、大丈夫だった?」

「ドラゴンは、私が倒したよ!」

「え、えええええええーーー!ど、ドラゴン倒しちゃうなんて凄すぎるよー!」

「ありがとう!」

佳恩が照れながら笑顔で言う。


「おーい、佳恩ー!」

「ここだよー!」

「!その子がスーちゃん?」

「そーだよー!可愛いでしょー!」

「触っていい?」

「ダメって言ったら?」


言いながら、佳恩はスーちゃんを自分の方へ少し寄せる。


「無理矢理触る!」


海がスーちゃんを佳恩から奪う。


「あっ!プニプニしてる!きもちい〜」

「でしょ〜」

「海ー?先に行かないでよ〜」


晶となぎささんが走ってくる。


「あ、ごめん」

「「その子がスーちゃん?」」

「そーだよー可愛いでしょー!」


海が答える。


「海!真似しないで!」

「「触っていい?」」

「そのくだりもういいから!」

「え〜、せっかくいい感じだったのにな〜」

「あ、そうそう、スーちゃんも一緒に冒険してもいいかなぁ?」

「「もちろん!いいに決まってんじゃん!」」

「やったぁ!よかったね、スーちゃん!」

「ここ、これからお世話になります!」

(私は、スライムと旅するのはどうかと思うけど…)


なぎさは1人、そう思っていたのだった。

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