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フリーズワープ!  作者: 絲璃 露悕
4/15

冒険4 (抽象的な)魔法の使い方とハンター登録

ギルドに向かう途中ーーーーー



「「歩くのちょ〜〜〜〜〜疲れるんですけど!」」


佳恩と海が言う。


「え、瞬間移動使えばいいじゃん?」


晶がそいえば何で使ってないの?と提案する。


「「あ」」

「え、もしかして忘れてた?」

「「すっかり…」」

「じゃあ、瞬間移動するよ!」


気を取り直して海が言う。


「「おーー!」」

「……」


意気込み黙り込む。


「海?どうしたの?」

「やり方が分かんない」

「あ、ごっめーん☆教えるの忘れてた」


晶が、テヘッ☆と自分の頭を軽く叩く。


「えっとね、自分をどうにかしたい時は、一人称を『我』にして、何をどうしたいかを叫べばいい。唱えるんだけどね。叫びたくないなら言うだけでも、ぶつぶつ小声で言うだけでもいいよ。

佳恩のやつみたいに、氷とかを出す時は、技名を言えばそれが出てくるよ。自分の出したいところにね」

「「へー」」

「じゃあはい!海、やってみて!」


佳恩が海を急かす。


「わかった、えーっと、呪文…」

「あー最初は簡単に『我ら3人をギルドへ!』とか言っとけばいいよ」


晶がアドバイスする。

晶自体そこまで魔法について理解していない。

この世界の者たちが勝手に呪文を作り、呪文が必要になってしまっただけのこと。1500年程前は、呪文なんてなかった。

佳恩と海が元いた世界のように、腕を使って何かを掴むのと同じように魔法を使い、足を使って地面を蹴って走るのと同じように魔法を使った。


「へー。じゃあ、

『我ら3人をギルドへ!』」


パン!


何かが弾けるような音がし、一瞬で景色が変わる。


「おい!これどうだ?…ん?」

「あらー!これなんかもいいんじゃない?…って、え?」


ギルドにいる人たちの会話がピタリと止まり、全員の視線が3人に集まる。


「お、お前ら、いつ、どうやってここに来た?」

「あ、あなた達、いつ、どうやってここに来たの?」

「え?今ですけど?」


佳恩が何か?とぽけーとした顔で答える。


「「どうやって!?」」

「え、どうやってって…」

「だって今、ドアが開かなかったじゃない!ドアを開けなきゃここには入れないでしょ!」

「え、だから、あの、その、ま、魔法で…」

「はあ!?そんな魔法があるわけ…もういいわ。魔法でもなんでもいいわよ。急に話しかけてごめんなさいね」

「はぁ……」


佳恩は、


(なんだったんだろ、あの人。なんか、嵐みたいな人だったな……)


などと思っていた。


「ハンター登録しようか」


晶が、ギルド嬢のいるカウンターを指差す。

カウンターの上に『ハンター登録受付』と書かれた小さな看板が置いてある。


「「はーい!」」


元気に返事をし、ギルド嬢の元へとかけていった。


「すみませーん。あの、ハンター登録したいんですけど…」

「はい、ハンター登録ですね。3人でよろしいですか?お名前は?」

「晶と」

「海と」

「佳恩でーす!」

「晶さん、海さん、佳恩さんですね。何歳ですか?」

「「14歳です!」」

「…?」

「「あ、晶も14歳です!」」


慌てて付け足すと、


「私、14歳じゃなくて…」


晶が2人に耳打ちする。


「い、いいのいいの!気にしない気にしない!」

「か、佳恩ナイスフォロー……」


ギルド嬢はなんで焦っているのかわからないので、ポカンとしていた。


「3人とも魔法使いでいいですか?」

「「魔法使い以外には何があるんですか?」」


海と佳恩の質問に、晶が答える。


「魔法使い以外に、剣士、銃士、弓士があるよ。」

「へ〜。じゃあ私、魔銃使いになるっ!」

「「「魔獣??」」」

「魔獣じゃなくて、魔法の魔に、銃士の銃!」

「「「え、両方…(ですか)?」」」

「うん!銃撃ってみたかったんだよね〜」

「え、銃、撃った事ないんですか?」


ギルド嬢が驚きながら聞く。


「もちろん!お姉さんはあるんですか?」

「ありますよ!それと、私の名前は里利さとり なぎさです。18歳です。4歳しか違わないので、なぎさって呼んでくださいね。」

「色々大人ですけどっ…!」


佳恩の視線は、なぎさの首から下、腹より上にあった。


「佳恩、そのクセいい加減直しなよ」

「うっ」


普通、セリフが逆だと思うが。


(クセなの!?」

「晶、声に出てるよ…?」

(佳恩の後ろに青い炎が見える……)

「ごめんね…」


苦笑いしながら言う。

海が、そういえば、と


「なぎささんは、なんで銃撃った事があるんですか?」


と聞く。


「みんな撃った事あると思いますよ。この国は、魔獣が出たり、盗賊なんかに襲われたりもしますから、護身用に銃を渡されて、正確に撃てるように訓練するんですよ。

ま、それは置いといて、3人をC級ハンターとしてハンター登録しますね」

「「「はい!」」」

「それと…佳恩ちゃんは本当に魔銃使いでいいの?」

「はい!もちろん!」


元気に、とびっきりの笑顔で返事を返した。

首から下、腹より上っていうのは・・・まあ、あそこの事ですね。

佳恩は控えめなんですよね。

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