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天罰


「………」



なにやら体がふわふわしている


目を開けるとあたり一面真っ白な世界が目に飛び込んできた


「…ここは…どこだ?」


とても綺麗な場所だった


「やっと起きた~」


後ろからやけにのんびりな声が俺に話しかけてきた


振り向くとそこには少女が立っていた


髪は短めで薄いブルー、肌は色白く片目が髪の毛で隠れていた

いや、少女と言っても俺と同い年くらいかな そんなことよりこいつは誰だ? ここどこ?


すると考えを見透かしたかのように


「ここは天界、神様が世界を見守るための場所だと考えてくれればいい そして僕は君のいた世界を造り見守っていたいわゆる神様ってやつさ」


俺が白々しい目を向けているのを無視して自称神様はのんびりとしたペースで続けた


「君は僕の世界を壊した全く僕の力をゆうゆう弾き飛ばすなんて人間業じゃないよ」

「…で俺はこれからどうなるんだ? 壊した罰として俺を殺すか?」


「まあ話は最後までききな悪いけど君が寝ている間に記憶を全て見させてもらったよ」


何勝手に人の記憶見てんだよ恥ずかしいじゃねぇか


「まあまあそんな顔しない ちゃんとプライバシーは守るからさそれより君の記憶の事だけど正直あまりに残酷だと思う 君の心の闇の大きさにもうなずけるよ」


「…」


「でも罪が消える訳じゃない 君を殺しても罰にはならないと僕は判断した そこで君には新しい世界で生活してもらう 君はそこで反省するだけでは駄目だ とゆうか反省しないだろう? だから君にはその世界を救ってもらう それを達成すれば僕からご褒美をあげるよ」


ん?ご褒美?罰なのに?


「罰なのにご褒美とか出したら意味ないんじゃないか?」


「ご褒美の一つや二つなかったらやっていけんでしょ だからそれ目指して頑張りな~」


「じゃあ次目が覚めたら新しい世界だそこで何をやるべきか考えるんだじゃあまたね~」


自称神様がそう言うと急に視界が真っ暗になった





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