第一話 崖っぷちの偵察機
前書きかぁ。特にはありませんが、旬は何か書きたい……。
ということで挨拶にします。
警告は特にありません。
(※書きたくないけど残酷なとこ入るかもしれません)
皆様、初めまして。旬と申します。
普段は絵やら小説やらをやたらめったらと書きまくり、これでもかっていうほど暇を持て余し、それでも部活を頑張るという気性の旬です。
面倒くさい物語になってしまうかもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。
あっ、そうそう。
旬さん空戦のお話大好きです。ですのでどなたか空戦の描写が入る小説を書いている方がおればこの旬に紹介してくださいd(`・ω・´)b
■ エンディング スカイ ■
君がいるそこからは、何が見える? 空? 雲? さえずる小鳥?
天を仰ぎ、何を思う? 少しでも僕のことを考えてくれている?
僕がいるここからは、君が見えるよ。
洗練された青空を見あげ、歌う君が見えるよ。
空が僕たちを包んでいる。この身体に感じる優しさが、暖かいね。
僕たちは今、幸せなのかな――
■ オープニング スカイ ■
第一話 崖っぷちの偵察機
夢か現か、寝起きのジュリオには分かるはずもなかった。
小屋から出てすぐに目に飛び込んできたのは、崖の岩にぶら下ったかのような偵察機、ピアトラ№4。
「……え、えぇっ?」
状況が上手く把握できない。
この平穏なプロンダ空島にも、戦争で撃ち落とされた敵が飛ばされ着いたのか? もしくは人口たった4人の無人島に等しいこの島に基地を造ろうと目論み、下見も兼ねて来たら着陸を誤ったとか?
……いやいや、飛行士がそんな単純な操縦を誤るわけがない。
ならば――やはり、撃ち落とされたと考えるのが妥当かもしれない。
ジュリオはすくむ足を前へやり、今にも崖の下、海へ落ちそうな戦闘機コルセアへと歩み寄った。
「もしかしたら……」
この中にまだ、人がいるかもしれない。
崖とジュリオの家は非常に近く、飛行士が脱出したなら真っ先に向かうだろう、見つけるであろう場所。
そして進入しないということは可能性として低く、それでも進入されてない現状を踏まえて考えると、やはり中に飛行士が……。
「あ、あのう。俺ー……、そこに住んでる者ですけども」
崖から大きく飛び出た機体。下手に触って落さぬよう、ジュリオは手をかけずに呼びかけてみた。
が、返事はない。
「その、し、ししし、死んでたりなんかは……しません、よね……?」
酷く臆病なジュリオの声は、次第に震えが大きくなってゆく。
中で飛行士が死んでいないか心配なのだが、機体が傾きすぎていて手を伸ばそうにも伸ばせない。
「あぅ……、あのぉ! ひ、飛行士さぁん……っ」
ジュリオはとうとう半べそになり、目が可愛らしくウルウルと涙を溜め始めていた。
「んなっ……、こんなところにも敵が……!?」
ジュリオの目から一粒の涙が零れようとしたとき、ふいに後方から驚きの篭った、叫びに近い声が聞こえた。それとほぼ同時に、茂みへとダイブする音も。
「ひぃ……ッ!」
その声と音にジュリオはすっかり震え上がってしまって、腰を抜かした。尻餅をついた先にあったものは、けな気に咲く一輪の花。太陽の花。決して踏みつけてはならないと教え込まれていた花だった。
「ぅん……? あっ、あぁ!! た、太陽の花……がぁ……」
しまいには泣き出そうとするジュリオ。そのなんとも言えない弱々しくうずくまった姿に、先ほど茂みにダイブした影がモソモソと動き出した。
ぴょこり、と頭だけを茂みから出しながら影は観察する。
「んむ……、あれは寝巻か? するとあいつまさか、庶民?」
装着していた大きなゴーグルをでこへ追いやり、目を細めてまたジュリオの様子を窺った。
どうやらピアトラの搭乗員らしく、飛行服を着用していた。
「――泣いているのか?」
敵であれば花を踏みつけたくらいでは泣きはしないだろう。彼は、ただこの島に住んでいるだけのカプタール人なのだろうか。それとも……。
※古城犬丸=旬
ん? なに? 読んでくれ……た? 本当ですかッ!!
有難うございます!
旬の脳内をそのまま書き記したような小説はいかがだったでしょうか。
え? まだ途中? 続きを投稿? ……えぇ、しますとも。
読んでくださる方がいるのであれば書き続けます。どこへ行っても!!
あ、すみません。調子ノリマシタ。
気にしないで下さい。旬さんこういう性格なの。
……煩わしい娘なの。
というかいつまでこんなこと言ってるんでしょうね。
とにもかくにも! 色々と有難うございます。
先にお礼を言わせてもらいますね。本当に有難うございます。