【17歳】白井純貴 誕生日エピソード
衣替えが終わり、空気がジメジメしていて蒸し暑い。
7月6日。七夕の前日で、俺の誕生日だ。
今日は、レッスンを受けるために事務所に行く
こんな日の平日は、真っ直ぐ家に帰って、エアコンをつけて、寝っ転がってスマホゲームがしたい。
そんな欲望を抑えながら、事務所に着いた。
すると、遠くから見覚えのある人が、こっちに向かって歩いてきた。
巧「ジュン。今日レッスン?」
「俺も、午後からレッスンだよ。」
巧さんだ。今日一緒なんだ!
純貴「はい!僕もそうなんです。」
それを聞いて、俺は1つやってみたいことを思いついた。
巧「ジュン。外暑かったでしょ?」
「俺の奢りで、冷たいジュース飲もっか」
純貴「巧さんがいつも飲んでる、みかんジュースですか?」
巧「そうだよ。」
「え!なんて知ってるの?」
純貴「いつも、自販機で買うのを見てたんですよ。」
巧「そうなんだ。」
巧さんは、驚きと関心が混じったような表情をした。
ここで、勝負に出ようかな
純貴「もしかして、今日は“アレ”があるから、巧さん僕にジュースを奢るんですか?」
巧「“アレ”って何(笑)」
純貴「もう!“アレ”の日ですよ!」
巧「ジュースはたまに奢ってると思うけど…」
純貴「…そうですよね!」
ここで勝負に出るのは、早かったか…?
確かに、ジュースはたまに奢ってくれる。
だから、「1年に1回の特別感」っていう意味では、本人の思考が点と点で、結ばれなかったのかもしれない。
よしっ!次の時を待とう。
巧さんが奢ってくれた、みかんジュースを飲みながら。
巧「ジュン。もうすぐで夏休みでしょう?」
「何か、予定ある?」
純貴「大半が、レッスンになりそうだからな〜」
「でも、友達とお祭りに行こうって約束しています!」
巧「そうなんだ。楽しみだね。」
純貴「はい!」
「巧さんは、予定ありますか?」
巧「俺は…」
「レッスン以外、基本家かも。」
純貴「そうですよね。外暑いですし。」
巧「そうだね。友達と遊びに行く以外はね。」
純貴「…そういえば、明日七夕ですね!」
「何か、お願いしましたか?」
巧「“CHAMPIONがデビューできますように”かな」
純貴「本当になって欲しいです!」
「巧さんが踊っている所、テレビで早く見たい!」
巧「ありがとう。叶うといいね。」
「ジュンは、なんのお願い事?」
純貴「えっと…」
「“グループ組んで、デビューできますように”ってお願いしました。」
巧「本気で叶ってほしいな。」
「ジュン、歌上手いしダンス上手いし」
純貴「ありがとうございます…。」
褒められると思っていなかったから、照れてしまった。
巧「それと、七夕の前日はジュンの誕生日だもんね。」
「これ、プレゼント」
プレゼントのキャップを貰った。
「七夕の前日が誕生日だっていう、ミラクルがあるんだね。」
純貴「…えっ。知ってたんですか?」
巧「うん。この日のために準備したんだ。」
純貴「ありがとうございます!」
「このキャップ、家宝にします!」
巧さんから貰った、カッコいいキャップを何度も被り直した。
巧「俺の想像の、何十倍も似合ってる。」
「ジュンが被っている所を想像して、選んだんだ。」
純貴「嬉しい!ありがとうございます!」
巧さんがスマホの時計を見て、焦りだした。
巧「もうすぐ、レッスンの時間だ!」
「早く行こう!」
純貴「はい!」
ここまで見てくださり、ありがとうございます!
良ければ感想をお待ちしております!
近いうちに、連載再開する予定です。
裏話は「note」、最新情報は「X・YouTubeコミュニティ」から見れます。
「浅野翔太 小説」で出てくると思います。




