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メディシン −命の叫びの代弁をする2人の作曲家−  作者: 浅野翔太(小説家&アイドル)
S1第二章 「STARMAKER Trainee Project」 【巧&DIVA視点】
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S1第二章 6話 「エゴサーチ」

中条家 自室



夕食が終わった後、仮想世界の作業場に行く時間まで休んでいる


スマホを見ていると、通知がジュンからメッセージが来ていた事を知らせていた


「巧さん!グループ結成&おめでとうございます!巧さんの夢の1つが叶って、僕も嬉しいです!」


内容は、CHAMPIONのグループ結成を祝う内容だった

通知からメッセージアプリへ飛んだ



純貴「巧さん!グループ結成&おめでとうございます!巧さんの夢の1つが叶って、僕も嬉しいです!」

「しかもセンターになるなんてスゴイです!」


…そうか、俺はセンターなんだ

俺は、返信の文章を考えて送信した


巧「ありがとう。このグループでデビューしたいんだ。」

「センターは責任重大だけど頑張るよ」


少ししてから返信が来た


純貴「巧さんは、華があるしセンターがピッタリですよ!」

「ステージに立つ巧さんを想像しただけで、胸が熱くなります!」


巧「ありがとう。頑張るよ」


自分の心がジュンの励ましで、暖まっていく感覚がする

ジュンだってグループを組んでデビューするっていう夢があるのに、人の幸せを素直に喜べる優しい子だなと改めて思った


作業場に行く時間になったので、仮想世界に行った




仮想世界 作業場



いつもの通り新曲の制作をしていた

今は2番目を制作している



Fluid「DIVAさん」


DIVA「どうしたの?」


Fluid「今回のテーマは“夢が叶った苦しみ”ですよね」

「歌詞に俺の経験から感じた感情を、歌詞にしてもいいですか?」

「俺もそうゆう経験があって、それを歌詞に込めたいんです」


DIVA「いいよ。歌詞はFluidに全部任せているから」

「その苦しみが分かる人しか書けない歌詞があるからね」

「楽しみにしてるよ」


Fluid「ありがとうございます!」



笑顔でお礼を言ってテーブルに戻った

いつもFluidはテーブルに歌詞ノートを置いて、歌詞を書いている



俺は今、2択で悩んでいる

「苦しみ」を表現するためにロック調の激しい曲にするか、電子をバリバリ使った曲にするか


俺はロック調に心が傾いている

でも電子楽器を捨てきれない


だけど1つ決まっているのが、歌入りのメロディーを、アコースティックギターにしようかと思う



Fluidはギターを弾ける

アコースティックギターもエレキギターも


だからFluidにお願いしようと思う


悩んでいるうちに、Fluidが帰らなきゃいけない時間になった



Fluid「さようなら!」


DIVA「待って、今日は一緒に帰るよ」


Fluid「えっ!珍しい…」


DIVA「今日は色々あったから、早めに寝たいなって思ったんだ」


Fluid「そうなんですね!よっし!帰ろう!」


DIVA「うん!」



そして俺達は現実世界に戻った





中条家 自室



戻った後にスマホで、グループ結成発表の反応を見ていた


引用や返信欄のコメントは、さっきより批判的なコメントが増えたが、同時に暖かいコメントも増えていた



そういえば、自分のグループの名前と自分自身の名前でエゴサをしていなかった


さて、どんなコメントがあるかな…

まずは、「CHAMPION」で検索



「STARMEKARの本気か…

今後が楽しみだな #CHAMPION #STARMEKAR」


人気順の一番上にあったコメントだ

そのコメントに、6000件のイイネが付いていた

その真下のコメントは


「“CHAMPION”っていうグループ、全員普通にそこら辺にいそうな顔じゃない?」


その後も、暖かいコメントが殆どだった

新しい順にしても、批判的なコメントもあったが、暖かいコメントが多数占めていた


外見の事を色々言われたコメントもあったけど、それを「ダメだ」という否定するコメントの数が多かった



次は「中条巧」で検索した


「中条巧がセンターなんだー。永澤健人がセンターじゃないんだ。遠くから見守ってるよ」


「今度のグループ、中条巧っていう一番歴が浅い最年少がやるんだ

先輩で年上の他メンと、グループの足を引っ張らないようにね」


「中条巧くん、中性的でめっちゃ綺麗〜

もうファンになった♡」


「STARMEKARの新グループ「CHAMPION」

センターの中条巧くんに目を引かれる

流石、社長が見込んだだけあるな〜

数週間後にMラボに出るらしいから、パフォーマンス楽しみ!」


「中条巧って子がセンターなんだ

他のメンバーは、歌とかダンスとか武器があるイメージだけど、この子にはない印象がある。

今はボーイズグループ戦国時代なのに、あの子がセンターで大丈夫なのかな。

この子、なんでセンターになったのか分からない。」



俺の名前でエゴサすると、批判寄りの賛否半々コメントがよく見えた



そうだよな、他のメンバーは、グループを結成する前もあまり注目されてなかったけど、舞台やアイドル雑誌に出ていたりしていた

グループを結成する前から、歌とダンスを鍛えてきた人たちだ


それを、こんなド素人同然の一番浅くて最年少の練習生が急にセンターに抜擢されて、自分でも受け入れられないのに、ファンの人はその何百倍も受け入れられないのは当たり前の事だ



でも、俺の事を応援してくれるコメントもあった

今は受け入れられない人も、いつか認められるセンターになる



エゴサをしていたら、寝なきゃいけない時間になった

電気を消して眠りについた



明日の練習のために、全員が認めるセンターになる日のために眠りにつく


次回 12月21日20時投稿予定

基本 毎週日曜日20時に投稿


遅れてすみません


ここまで見て下さり、ありがとうございます!

もしよければ、感想をお待ちしています!

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