第三百九十五話『ありもしにゃい妄想(もうそう)にゃん』
第三百九十五話『ありもしにゃい妄想にゃん』
《にゃと思ったのにゃん》
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「親から子へ、
子から孫へ、
と」
『後世の方々』
「へ語り継がれていくのに、
違いないのわぁん」
『ああん!
愛しのミアン!』
「ミアンがアタシたちに、
身をもって教えてくれた」
『献身』
「という名の」
『自己犠牲の愛』
「なるもんは、
決して、決して」
『ムダじゃなかったのわぁん!』
《絶叫まで? 長々と一体にゃんにゃの? これって》
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「……なぁんて、
知らず知らずのうちに」
『ありもしない妄想』
「に、しかも、
延々(えんえん)と、な感じに、
ひたってしまったのわぁん。
なもんで未だに、
身も心も、うっとり、との」
『余韻』
「なるもんに包まれて……って」
『うわん!』
「なんとしたこと?
アタシごジマンの」
『黄色い脳細胞』
「へ、こともあろうに、
ミリアんが」
『ハッカー』
「のごとく侵入」
『生出演』
「に成功しちゃってるのわん!」
《ウチらの友にゃちにゃがら、まさに神出鬼没にゃお方にゃん》
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『ほぉっほっほっほっ』
「って柄にもなく、
肉球の反対側を口元につけての」
『高笑い』
「に、いそしんじゃうほど、
私は今、
とぉってものても、に」
『コウフン』
「していましてね。
だから……」
『ほぉっほっほっほっ』
《さらに危にゃいお方とにゃったもんで、つづくのにゃん》




