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第三百九十四話『献身(けんしん)にゃん』
第三百九十四話『献身にゃん』
《急ににゃにをいい出すのにゃん?》
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「……って、
ちょいと待つのわん。
いっくらなんでも、
溶けこみすぎなのわん。
ひょっとして、
ひょっとしたら」
『カン違い』
「じゃないのかも」
『天空の村』
「が」
『終焉の時』
「を迎えるまで、
このまま」
『永久的上下運動』
「なるもんが、
あきることなく、
繰り返される、
なぁんてこともないとは、
……って、
またしても、
ちょいと待つのわん。
ひょっとして、
ひょっとしたら」
『真逆』
「なのかも。
この」
『無限ループな流れ』
「が、とぎれず、
繰り返されてる間は」
『天空の村』
「は安泰。
平和は、
ずっとのずぅっと、
保たれてるのかも。
……だとしたら」
『やめるなんて、
もってのほか!』
「って訴えなくって、
どうすんのわん?
ミアンだって」
『命あるかぎり続けるのが、
この地に、
ネコとして生まれた宿命』
「って大いに、
納得の得。
自ら進んで」
『茨の道を歩む』
「のに我が身を捧げる、
……そう、いうなれば」
『献身』
「を形にしたような」
『模範的ネコ』
「となって」
《ムリにゃん、と即座に断わって、つづくのにゃん》




