第三百八十九話『カレーにゃる変身にゃん』
第三百八十九話『カレーにゃる変身にゃん』
《グルメネコにゃウチとしては、こっちが正解にゃんよ》
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ぱたぱたぱた。
「——かくなるうえは、
『水もしたたるいい女の子ネコ』
へと、
『華麗なる変身』
を遂げた親友に、
思わず近寄るのわぁん——
ミアン、大丈夫?」
「ごほっごほっ。
にゃ、にゃんとか。
ごほっごほっ」
「——んなにもセキこんじゃあ、
『カレーなる変身』
……じゃなくって、
『華麗なる変身』
が台なし、なのわぁん。
んでもそれは、
『いわないお約束』
と心得ちゃってるもんで、
そこはそれ。
さらっ、と受け流して——
良かったぁ。
それもこれもみぃんな、
アタシん中の」
『女神さま』
「のおかげなのわん」
「にゃん?」
「だぁてさ。
ミアンの一大事に」
『やばっ!』
「って」
『恥じらい』
「なるもんをかなぐり捨て」
『えいやっ!』
「といったかどうかはともかく、
自分と同じように、
心の中に巣食っていた」
『悪魔』
「を退けたからこそ、
こうしてミアンは」
『ごほっごほっ』
「とセキこんでいられる無事を、
心ゆくまで味わえるのわぁん」
「ごほっごほっ。
ミーにゃん。
あんた、さっきから、
にゃにわけの判んにゃい」
『ごたく』
「を並べているのにゃん?」
「そこがそれ」
『アタシのいいとこ』
「ってヤツで、
そんじょそこらじゃあ、
なかなかお目にかかれない、
ケタはずれに、
常識はずれな……はっ!
し、し、し、しまったのわん!
んな」
『のんきに浮かれてる」
「場合じゃないのわん!」
《んにゃら元気に浮かれて、つづくのにゃん》




