第三百八十五話『清廉潔白(せいれんけっぱく)にゃん』
第三百八十五話『清廉潔白にゃん』
《正しいかどうかじゃにゃいっ。信じるのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「ミアン。
ジマンじゃないけどね。
なにを隠そう」
『この世に生を受けて以来』
「の長きに渡って」
『アタシの、
やることなすことすべてが、
ありとあらゆる、
災いと問題の火ダネを、
天空の村にもたらした』
「といっても、
決して過言じゃないのわん。
なもんで、
否定もしないのわん、
といい切ってしまうのわぁん」
「んにゃ。
確かにジマンにゃんかに、
にゃりそうもにゃいのにゃん」
《ウチとしては、できれば過言であって欲しかったのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「んな、誰もが認めていた」
『アタシのせい』
「なるもんが、
実はアタシの心に潜むふたり」
『悪魔と女神』
「が引き起こした」
『衝突』
「の結果だったってことよ。
魔女メシアんとミリアんが、
言の葉の力を借りて、
白日のもとに、
さらしてくれたもんで、
黄色い脳細胞にて、
熟考の末、
ようやく気がついたのわん」
「そうかにゃあ」
『そうなのわん!』
《んにゃらネコらしく、百歩ゆずるのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「いい換えれば、
アタシ自身は、
このうえもなく」
『清廉潔白』
「なに一つ、けがれのない」
『善良なる被害者』
「なのわぁん」
「にゃん?
自信あるのにゃん?」
「んもう!
どんなに」
『?(はてな)』
「をつけようが、
アタシ自身がいってんだから、
間違いないのわぁん!」
《んにゃらネコらしく信じて、つづくのにゃん》




