第三百七十九話『ひぃぃっひっひっひにゃん』
第三百七十九話『ひぃぃっひっひっひにゃん』
《メシアって誰にゃん?》
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『ひぃぃっひっひっひ』
「あれっ?
聞き覚えのある、
薄気味悪い笑い声が、
どこからともなく、
とか思っていたら……」
『おばあさん魔女のメシアん!』
「前に会ったのが、
いつか忘れちゃうほどの、
お久しぶりなのわぁん」
「はて?
そなた、わらわと、
会ったことがあるのかえ?」
《いい勝負にゃん。あんたらネコににゃらにゃい?》
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『アタシはミーナ』
「モチ、
純粋も純粋、
これ以上はムリ、
っていうくらい、
ただ純粋に」
『想い出してもらうのわん』
「との願いをこめて、
お口から、
つむぎ出されたのわん。
なもんで、くれぐれも」
『宣伝したくて宣伝してる』
「なぁんていう、
間違った解釈なんぞ、
してはならないのわぁん」
『ひぃぃっひっひっひ』
「どっちでもよいわ」
《軽くいにゃされてしまったのにゃん》
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『ひぃぃっひっひっひ』
「これ、ミーナとやら。
よぉく聴くがよい」
「うん。
オモシロそうだったら。
つまんなかったら、
いさぎよくやめておくのわん」
《んれって聴く前に判るもんにゃの?》
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『ひぃぃっひっひっひ』
「誰の心にものう」
『怖ろしげな悪魔』
「が潜んでおるものじゃ」
『ひぃぃっひっひっひ』
「ふぅぅん」
《ミーにゃんのアタマに変にゃ知識が……つづくのにゃん》




