第三百七十六話『ほめてくれてありがとうにゃん』
第三百七十六話『ほめてくれてありがとうにゃん』
《フォローって、にゃあんとも大切にゃんよ》
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「誰かの幸せは、
そこだけにとどまらない。
どんどん拡がっていく。
ううん。
拡がるように努力していく。
ひとり残らず。
みんながみんな。
その繰り返しが
ワタシたちを」
『天空の村』
「全体を幸せにする。
ワタシは心の底から、
そう信じているの」
《ひさびさに『いい話』を拝聴した気がするのにゃあ》
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「じゃない?
ミーナちゃん、ミアンちゃん」
「うん」
『あのイオラ』
「がしゃべったにしては、
ほれぼれとするくらい、
いい話なのわん」
「あぁら。
……ねぇ、ミーナちゃん」
「なにわん?」
『あのイオラ』
「って、
どのイオラのことを、
いってるのかしら?」
「んだからぁ。いつものイ」
「待つのにゃん」
《この、ぎすぎす、とした雰囲気をにゃんとかしにゃいと》
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「イオラにゃん。
ウチもにゃ。
ミーにゃんに負けず劣らず」
『いい話』
「と感動したのにゃん」
「あらあら。
——そういえば、
ミーナちゃんも、
『ほれぼれとする』
とかいってわね。
なんてことかしら。
相手の言葉じりだけを、
しっかと、とらえて、
突っかかってしまった自分が、
今さらながら、
とても、
恥ずかしくなってきたわ。
やっぱり、あれなのかしら。
何万年と生きていようが、
ワタシもまだまだ、
『青い』
ってことなのかしらね。
くれぐれも反省しなきゃ。
ミーナちゃんや、
ミアンちゃんに対しても、
ここは素直に——」
『ほめてくれて、ありがとう』
「イオラ」
「イオラにゃん」
《感謝の言葉に痛く感じ入ってにゃ。つづくのにゃん》




