第三百七十五話『どこで間違ったのにゃん』
第三百七十五話『どこで間違ったのにゃん』
《とネコに聞かれてもにゃあ》
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「生きてさえいれば、
にゃあんかいいことが」
『異議あり!』
「なのわん!」
「ミーにゃん」
「なかったら、
どうすんのわん?
ミアンが、
責任をとってくれるの?
みぃんながみんな、
笑顔で」
『ばんにゃあい!』
「な未来を与えてくれる、
とでもいうのわぁん?」
「んにゃの、
ネコに期待されてもにゃあ」
『ほらみぃぃ』
「なのわぁん。
なぁんの根拠もない」
『ホラ』
「なんて、
聴くだけムダムダ、
って……あれれっ?
ホラなら、
根拠なんてなくたって、
いいんじゃない?
ふぅぅむ。
となるとぉ」
『聴くだけムダムダ』
「とは必ずしもぉ、
っていうか、
そもそもアタシは、
なにがいいたかったのわん?
ねぇ、ミアン。
アタシって、
どこで間違ったのわん?
……はっ!
ひょっとしてして、
生まれてから、ずっと?」
「あのにゃあ」
《支離滅裂にゃおしゃべりのせいで、お尻がかゆいのにゃん》
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「んでもにゃ。
ミーにゃん。
ウチは今、
とぉってものても、
に幸せにゃんよ」
「うん?」
「にゃって」
『ミーにゃん』
「という」
『素晴らしい親友』
「に逢えたのにゃもん」
『イオラにゃん』
「という」
『やさしいお母にゃん』
「に逢えたのにゃもん。
ホントのホントに、
心の底から」
『幸せにゃん』
「と思える家族に、
巡り逢えたのにゃもん。
それもこれも、
生きていればこそ、の」
『賜物』
「にゃん。
にゃもんで……、
ありがとうにゃん。
ミーにゃん、イオラにゃん」
「ミアン」
「ミアンちゃん」
「ううん。
お礼なんて、
いわなくてもいいのわん。
だぁってさ。
アタシもミアンに逢えて、
すっごく幸せなんだもん」
「ワタシもよ。
ミアンちゃん」
《とイオラにゃんのお話が始まるもんで、つづくのにゃん》




