第三百七十三話『んにゃ出逢いもあるのにゃん』
第三百七十三話『んにゃ出逢いもあるのにゃん』
《ミストにゃん?》
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『君子危うきに近寄らず』
「でいくのが賢明。
手遅れも承知で、
さっさ、と」
『とんずら』
「するのわん、って」
『ミアン!』
「なぁんで」
『あいつ』
「んとこに行くのわぁん!」
のっしのっし。
「どれ」
『お近づきににゃる』
「としようにゃん』
のっしのっし。
《にゃあんて話しかけようかにゃあ》
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「にゃあ、あんた。
どこの」
「違うわ」
『馬の骨』
「じゃなくってよ」
《んにゃ言葉、どっから覚えたのにゃん?》
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「にゃあ。
やり直していいのにゃん?」
「奇遇ね。
実はわたしも、そう思っていたの」
《話が合ったもんで、リベンジにゃん》
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「にゃあ、あんた
どこの誰かは、
知らにゃいのにゃけれども、
ここで逢ったが、
百年目。
……じゃにゃくって、
ここで逢ったのも、
にゃにかの縁。
にゃもんで」
『ウチらの友にゃちににゃる、
ってのはどうにゃん?』
「初対面でいきなり?
くすっ。
面白いわね、あなた」
「いやあ」
ぽおっ。
「——と照れて、
頭かきかき、にゃんよ——
ミーにゃんほどじゃあ、
にゃいのにゃけれども」
「ミーにゃん?
ああ。あの」
『どうしてこんなことに?』
「っていわんばかりの」
『あんが』
「って開いたお口が、
どうにも、
ふさがらないままでいる、
おかしな」
『花の妖精』
「のことかしら?」
「んにゃ」
「そう。
——おかしな、だけに、
『退屈』
しなくてすみそうね——
だったら悪くないかも」
「にゃったら」
「いいわ。
今から友だちよ。
よろしくね」
ぎゅっ。
『握手してしまったのわん……』
《将来的にも見こみがありそうにゃお方にゃったもんで》




