第三百七話『いろいろ話パート031にゃん』
第三百七話『いろいろ話パート031にゃん』
《トドメをささにゃくっても》
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「かすかに、だが、
まだ望みはある。
希望の灯は、
未だ消えては」
「ふっ」
しゅん。
「……消えた。
消えてしまった。
ああ。
もうダメだ。ダメなんだ。
なにもかも」
がっくり。
「——と、もはや、
ひざをつかずには、
いられない——
お先真っ暗になってしまった」
《にゃあんとも、おかわいそうににゃ》
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「にゃあ、ミーにゃん」
「なになになにわん?」
「にゃあんで、
ロウソクの火を、
こそっ、
と消してしまったのにゃん?」
「てへっ。
——こればっかは、
舌を出して、
頭を『かきかき』しながら、
いうしかないのわん——
つい」
《落胆した相手のすぐそばで、照れられてもにゃあ》
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『究極の選択』
「とは、ズバリっ」
『ただただ、
じぃぃっ、
と黙って見ているのわん』
「あのにゃあ」
《誰かが『うのみ』してマネたらどうするつもりにゃん?》
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『お尻かくして、頭かくさず』
「ふぅぅむ。
こうやって、
しげしげ、
と眺めてみるとにゃ。
にゃあんてこともにゃい」
『大地の妖精』
「としか、
目に映らにゃいのにゃけれども」
「あのね……。
いつまで、
この小っちゃいほら穴に、
お尻を突っこんでいなきゃ、
ならないのわん?
……っていうかぁ、
そもそも、
初っぱなから」
『なにか間違えてる』
「ような気がして、
ならないのわぁん」
「んにゃもんにゃよ。
ネコの一生にゃんて」
《にゃあんかサトってしまったのにゃん》




