第三百六十八話『即席ラーメンにゃん』
第三百六十八話『即席ラーメンにゃん』
《モチ、『インスタントラーメン』でも『あり』にゃんよ》
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「ミアン、どうだった?
誰かひとりでも」
『うん』
「と、こくり、とうなずく」
『勇気ある発言』
「をくれたのわん?」
「いんにゃ。
予想たがわず」
『ダメダメダメ』
「のオンパレードにゃん。
——こうにゃっては、
もはや頼るは——
にゃもんでミーにゃん」
『モノは相談』
「にゃのにゃけれどもぉ」
「うわん。
——まずっ。
ついに怖れていた事態。
火の粉がこっちにも、
マジのマジ、
に降りかかろうとする、
寸前なのわん。
ああ。
一体どうしたら……そうそう。
確か、
『先んずればネコを制す』
だっけ。
早々と釘を、
とんとん、
と刺しておいたほうが、
無難このうえもないのわん。
……となれば、
『善は急げ』
で早速——」
とんとん。とんとん。
「……にゃあ、ミーにゃん」
「なにわん?」
とんとん。とんとん。
「あんた、いつから」
『大工にゃん』
「ににゃったのにゃん?」
「今日から。
いわずと知れた」
『即席ラーメン』
「なのわん。
なもんで、
見てのとおり、
大忙しなのわぁん。
だから、
とてもじゃないけど、
ミアンの話なんぞ、
ゆぅっくりのくり、
となんて、
聴いてらんないのわぁん」
「はて?
ウチが帰った時は、
床に、
ごろごろ、
寝そべっていた、
と思うのにゃけれども」
「うっ。
——くぅっ。
痛いところをつくのわん——
ま、まぁ」
『あれはあれ』
『これはこれ』
「なのわぁん」
「んにゃら」
『これはこれ』
「にゃもんで話を聴いてにゃん」
「うわわわぁん。
アタシとしたことが、
とんだ墓穴を、
掘ってしまったのわぁん」
《ミーにゃんのいいところが出たもんで、つづくのにゃん》




