第三百六十二話『いろいろ話パート038にゃん』
第三百六十二話『いろいろ話パート038にゃん』
《微妙にゃん》
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「ミーにゃんミーにゃん」
『微妙』
「って、
どれくらいを、
指すのにゃん?」
「ううん、とぉ。
それって、
とぉってものても、
に」
『微妙な問題』
「なぁのわぁん」
《にゃあんとも微妙にゃお話にゃん》
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「はっ!」
がばっ!
「——と起きれたってことは——
そっか。
あぁんなすさまじい、
『殴り合い』
「をしたからには、
ただではすむまい、
と覚悟していたんだが。
……なぁ、ミクリよ」
「なに?」
「おれたちは闘ったんだよな」
「うん。
お互い、力のかぎり、ね」
「ああ。そうだった」
「どうしたの?
なぁんか浮かない顔だけどさ」
「今の自分が信じられないんだ。
なぁ。
おれは、
気を失っていただけなのか?
ホントのホントに、
まだ生きているのか」
「とマジな顔で、
問いかけられてもねぇ。
なんだったら、
確認のためでもなんでも、
いっぺん」
『あの世』
「とやらに逝ってみるかい?」
ぶんぶん! ぶんぶん!
「ほほぉ」
『拳を振り回してるネコ』
「も珍しい。
……はっ!
——おれとしたことが。
感心なんぞしてるヒマはない。
生きてる自分を、
疑ってるヒマだってない。
こっちの返事一つで、
アレ(=拳)はこちらへ、
と襲いかかってくる。
間違いなく、だ——
い、いや。やめておこう」
『命あっての物種』
「ともいうしな」
「へぇ。
エンリョするなんて。
君って見かけによらず」
『シャイ』
「な地中ネコなんだね」
《ミクリにゃん。あんたも頭のどっかをやられたのにゃん?》




