第三百四十一話『自覚がにゃいのにゃん』
第三百四十一話『自覚がにゃいのにゃん』
《困ったもんにゃん》
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「んなこと急にいわれてもぉ。
——なぁんか、
例によって例のごとく、
自分で、
自分の墓穴を掘った感が、
ひしひし、と。
はあぁ。
毎度毎度のことながら、
ホントにほんとの、
どうしよう。
どうしたらいいのわん。
ええと、ええと、
アタシ、アタシ、っとぉ——
……はっ!」
「どうしたのにゃん?」
「なぁんだ。
あせりまくって損しちゃった。
そういやあ、アタシだって、
毎日毎日、一日もかかさず」
『地道に、こつこつ』
「と」
『アレ』
「をやっていたのわん」
「にゃにゃんと!
これこそまさに」
『サプライズ』
「にゃ新事実にゃん!
んにゃ」
『殊勝にゃる一面』
「がミーにゃんにも、
あったにゃんて」
「ふふぅん。
どぉ? ミアン。
参った?
アタシってもんはね。
なにを隠そう、
自覚もないまま、
誰かにいわれるまでもなく、
ミアンのいう」
『自ら進んで』
「をやってる良い子、
だったのわぁん」
「……ミーにゃん」
「なにわん?」
「自覚がにゃいのにゃん?」
「うん。ジマンじゃないけどね」
《んにゃ。ジマンにはにゃらにゃいのにゃん》
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「まぁにゃあんていうかぁ……。
にゃあんとも、
危にゃっかしいお方にゃん」
「そこがそれ。
ネコの想像をはるかに超えた」
『お姫さまなアタシらしさ』
「ってヤツなのわん。
——なぁんて、
『お姫さま』
を持ち出したからには当然、
これ見よがしに、
腰に両手を当て、
肩をそびやかしてぇ——
えっへん!」
「と無意味に、
威張られてもにゃあ」
《ネコもお手上げ、にゃもんで、つづくのにゃん》




