第三百四十話『苦労を買ってにゃん』
第三百四十話『苦労を買ってにゃん』
《八百屋には売っていにゃいのにゃん》
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「ミアン」
『若い頃の苦労は、
買ってでもしろ』
「とかいうらしいのわん」
「ふにゃっ?」
「んでもって、
もし、その気があるのなら」
『若い』
「に」
『幼い』
「をふくませても可、
なぁんて、
幅広く受け入れようとする」
『柔軟剤』
「……じゃなくって」
『柔軟性』
「に富んだ話なもんで、
この際、
幼児なミアンも、
やってみるのわん」
《んにゃもん、ネコに提案されてもにゃあ》
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「ウチも?
どんにゃ風に?」
「うぅぅん。
たとえばぁ……そうそう」
『アタシが出かける時は、
背中に乗せて、
運ばなければならないのわん』
「なぁんてのは、
いかがなもん、なのわん?」
「いかがなもん、
と聴かれてもにゃあ。
んにゃら、ミーにゃんは?」
「へっ?
アタシ?
アタシがどうしたのわん?」
「どうしたもこうしたも、
にゃいのにゃん」
《まるっきりのきり、にネコごとにゃん》
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「にゃあって、
ミーにゃんも、れっきとした」
『幼児のはしくれ』
「にゃんよ。
とにゃればにゃ。
さっきのお説にしたがって、
誰がにゃんといおうが、
花も恥じらう立派にゃ」
『若い頃』
「のお仲間にゃん。
にゃもんで、
ここは是非とも」
『イオラの森のお姫さま』
「らしく、自ら進んで」
『苦労を買ってにゃん』
「うわん!」
《いくらにゃん? といわれる前に、つづくのにゃん》




