第三百三十八話『いろいろ話パート033にゃん』
第三百三十八話『いろいろ話パート033にゃん』
《間違っても、『しらすしらす』じゃにゃいのにゃん》
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『知らず知らずのうちに、
恋していた』
「にゃあんてもんが、
あるのにゃら」
『知らず知らずのうちに、
冷めていた』
「にゃあんてもんも、
あったりして」
「ねぇ、ミアン。
だったらさぁ。
最初から最後まで」
『知らず知らずのうちに』
「なぁんてもんも、
あるような気がするのわん」
「にゃいとはいえにゃい。
しかしにゃがらぁ。
そういった事態には」
『致命的にゃる欠陥』
「があるのにゃん」
「致命的な?
んれって、なんなのわん?」
『確かめようがにゃいんよ』
《感染してるのも知らずに治ってしまったパターンにゃ》
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「待って!
お願いだから、
少しはわたしの話も、
聞いてちょうだい!」
「あいにくと、オレには判らん」
『スマホ』
「なるもんは、な」
《無理もにゃい。ハイテク機器、ネコにもムツカしいのにゃん》
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『そうか……。
もう二度と、
帰ってこないんだな』
「——にゃはっ。
おしゃべりに割り込むにゃら、
『今』にゃん!——
んにゃ」
『おトイレ』
「に流したもんはにゃ」
《予想どおりにゃ。おふたりに笑顔が戻ったにゃんよ》
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『いいか。
ダメだと思うから、ダメなんだ』
「んでも、
あきらめがつくんじゃにゃあい?」
《予想どおりにゃ。イヤにゃ『お顔』をされたにゃんよ》
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『んもう。
これだからネコは』
「なぁんて、
あきれていても」
『まっ。しょうがないのわん』
「とか、
ぼそっ、
とつぶやいて、
いつの間にやら、
やさしい目でもって、
見つめている。
……んな気持ちに、
させてくれる」
『親友』
「が、ひとりくらい、
そばにいてもいいのわん。
ううん。
いて欲しいのわぁん」
「ミーにゃん……」
《思わず心が、ほろっ、と、にゃんよ》




