第三百二十八話『どうぞお大事ににゃん』
第三百二十八話『どうぞお大事ににゃん』
《にゃあんせ滅裂にゃもんにゃあ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「……ということで、
それじゃあ、ミアンちゃん。
ワタシたちはこれから」
『治療部屋』
「に入るわね」
「んにゃ。
行ってらっしゃいのにゃん」
「ち、違うのわん!
アタシのお尻は、
壊れてなんていないのわん!
断固の断じて」
『無実の罪』
「なのわぁん!
なもんで、お助け」
びゅううぅぅん!
「——にゃにゃっ。
ミーにゃんを抱えるや否や、
光弾とにゃって、
どこぞへ、
と飛んで行って、
しまったのにゃん——
やれやれ。
にゃあんとも、
せわしいことにゃん。
どれ。
遅ればせにゃがら、
見送りの言葉でも、
かけてあげるとしようにゃん」
『どうぞ、お大事ににゃあん』
《お互い、次はキレイにゃお尻で逢おうにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「あれれっ?
今回のお話って、
これでおしまいなのわん?」
「んにゃ。
おしまいにゃんよ。
ミーにゃん。
お疲れさまでしたのにゃん」
「うぅぅん。
アタシとしちゃあ、別に」
『お疲れ』
「でも、
なんでもないんだけどさぁ」
「どうしたのにゃん?
いつににゃく」
『うかにゃい顔』
「にゃんてして」
「まぁなんていうかぁ」
『ふに落ちない』
「とでも、
いったらいいのかぁ……。
ねぇ、ミアン。
これだけ、お話を、
引っ張りに、
引っ張ったんだからさぁ。
もちっと」
『予想外』
『摩訶不思議」
『空前絶後』
「な展開に持ちこんだら、
よかったのに。
なぁんでまた、
よりにもよって」
『お尻』
「の話なんかで、
終わんなきゃなんないの?
ここらへん、
納得のいく説明が、
ぜひとも欲しいのわん」
「といわれてもにゃあ。
ウチにいえるのは」
「なにわん?」
『んにゃの、
「しり」
ませんのにゃん』
《『しり』すぎるよりは、ましかもにゃん》




