第三百十八話『線引きはムツカしいのにゃん』
第三百十八話『線引きはムツカしいのにゃん』
《にゃもんで、運動会の準備の方々、お疲れさまにゃん》
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「えっ。
いつの間に」
『運動会』
「のお話になったのわん?」
「にゃってにゃいって。
いってみたかったにゃけにゃんよ」
《誤解を解くためにも、急いでお話の続きを始めるのにゃん》
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「——さてと。
それじゃあ早速、
『緊急会議』
の成果を、
お披露目しましょうね——
いぃい? ミーナちゃん。
世の中にはね」
『やっていいこと』
「と」
『やってはいいこと』
「が……。
——あらまっ。
なんてことかしら。
あれほど、
念には念を入れて、
注意には注意を重ねてたのに、
こうもまぁ、
あっさりのさり、
と、
『フリダシ』
に戻っちゃうなんて。
つい、とはいえ、
ワタシが夢見る、
理想の未来を、ううん、
願望を口にしちゃうなんて。
ああんもう。
情けないったら、
ありゃしない。
……はっ!
ちょっと待って。
まだ、
ギリギリのギリ、
でセーフ、
なのかもしれなくってよ。
そうよ。そうに違いないわ。
だったら、
四の五のいわずに、
善は急げで——
ごっほん!」
『やってはいけないこと』
「があるのよ」
「イオラにゃん。
またずいぶん、
と間があったもんにゃ」
「気にしないで。ミアンちゃん」
「あのさ。
そこまでなら、
さっきも聴いたのわん」
「さっきはさっき。今は今よ。
フィーネちゃんとも、
話したのだけれど、
実はこれが、
ものすっごく問題なの。
……というのもね。
この二つって、思いのほか」
《にゃんにゃの? と気ににゃったもんで、つづくのにゃん》




