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第三百十六話『お守りを挑まれたのにゃん』

 第三百十六話『お守りを挑まれたのにゃん』


《世ん中には気にしにゃくてもいいタイトルがあるのにゃん》


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「イオラ。

 やっていいことと、

 いけないことって、

 たとえばぁ?」

「——あらまっ。

 どうしましょう。

 こともあろうに、

 あのミーナちゃんが、

『根本的な質問』

 なるものを、

 ぶつけてくるなんて。

 ……なぁんて、

 とまどってばかりも、

 いられないわね。

 返事を待っているとみえて、

 こっちを見つめっぱなしだし、

 なんでもいいから、

 なにかいわなきゃ、

 なにかぁ——

 そうねぇ……あっ!」

「——あれあれっ?

 予想どおり、

『具体的には、

 なぁんも、

 考えてなかったのわん』

 のパターンと思いきや……、

 急に目なんか、

 キラキラさせてぇ——

 なぁんか思いついたのわん?」

「ええ。

 ——どうして?

 なぁんでもっと早く、

 気がつかなかったのかしら。

『困った時の誰それ』

 って、なにも、

 ミアンちゃんだけじゃないわ。

 そうよ。

 いつ何時だって、

 ワタシを

『愛しの先輩』

 と慕ってくれるあの子も、

『フィーネちゃん』

 もいるのよ。

 ああんもう。

 なんのかんのといったって、

 ワタシはひとりじゃない。

 みんなに守られている。

 ……守護神ではあっても。

 それを痛感した今、

 うれしくってうれしくって。

 この胸がはちきれそう——

 待っててね、ミーナちゃん。

 すぐに戻ってくるから。

 ミアンちゃん。

 その間、大変だろうけれど、

 ミーナちゃんのおり、

 お願いね」

「ちょ、ちょぉっと待つのわん。

 アタシのお守って」


 びゅうぅぅん!


「……行っちゃったのわん」


 くるりっ。


「——しょうがない。

 こうなりゃあ、

 性根をすえて、

 親友と向き合うしか、

 ないのわぁん——

 さぁさぁさぁさぁさぁっ!」


『お守をする』


「ってぇなら」


『正々堂々と、

 やってみやがれぇっ!』


「なぁのわん!」

「あのにゃあ」


《にゃあんて意味不明にゃ対決姿勢のまま、つづくのにゃん》


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