第三百十二話『教育的指導にゃん』
第三百十二話『教育的指導にゃん』
《問題にゃのは誰がやるかにゃん》
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「イオラにゃんったらぁ。
にゃあんでまた珍しく、
ミーにゃんの」
『お姉さんっぽい』
「格好にゃんぞ、
してるのにゃん?」
「ふふっ。
それはね、ミアンちゃん」
『今世代の、
ミーナちゃんが生まれてから、
はや二百年、か。
となるとぉ、
あと百年も経てば、
おのずと、
幼児期を終え、
児童期へと移行するわけよね。
だったら、そろそろ、
「教育的指導」
なるものを、
施さなきゃいけない時期に、
かかってるのじゃないかしら』
「なぁんて今さらながらに、
思ったりしたものだから」
「できるのにゃん?」
「ふふっ。
任っかせなさぁい。
こうみえてもワタシだって、
……ワタシだって……ええっ!
ワタシがやるの?
ワタシにやれるの?
ワタシなんかがやっても、
……ううん。
過去は過去。
これから始まるのは未来、
なんだから。
そうそう。
なんとかなるわよ、なんとか」
「——動揺しまくりにゃん——
にゃあ、イオラにゃん」
「あら。なにかしら?」
「んにゃらウチも、
ミーにゃんのかたわらで、
拝聴させてもらっても、
いいのにゃん?」
「えっ。ミアンちゃんも?
んまぁ、
聴きたいというのであれば、
聴いてもぉ、って、
……あら、イヤだ。
なぁんか」
『年がい』
「もなく、
とぉっても緊張してきたわぁ。
ほら、見て。
手に汗びっしょり。
んもう、
ミアンちゃんったら、ホント」
『罪造り』
「なネコちゃんなんだからぁ」
「手どころじゃにゃいのにゃん」
『あんた、いつ、湖に、
「どっぼぉん!」
してしまったのにゃん?』
「にゃあんて、
気の毒がっちゃうくらい、
どこもかしくも、
びぃっしょりのしょり、
にゃんよ」
「そうなの?
どれどれぇっ。
——とナめ回すかのように、
目を動かして、
自分の身体を調べてみたら——
あらまっ。
まさか、
こんな風に、
なっちゃうなんて……はっ。
そうよ。
これが、あの有名な——
どぉ?
ミアンちゃん。
正真正銘の」
『水も滴るいい女の子』
「をご覧になった感想は?」
「あのにゃあ」
《アタマも含め大丈夫にゃん? と心配して、つづくのにゃん》




