第三百十一話『あったかぁい家族にゃん』
第三百十一話『あったかぁい家族にゃん』
《ウチは幸せもんにゃん》
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「んなら」
『泣きべそ』
「なるもんをかかさないと」
『バランス』
「がとれないのわん。
とはいうものの……。
さぁ困ったのわん。
困ったのわんったら、
困ったのわん。
一体なにをどうやったら」
『効率的』
「で、かつ」
『効果的』
「な方法となるのわぁん。
——なぁんて、
うんうん、いって、
アタシごジマンの、
『黄色い脳細胞』
の頭を、
ひねくり回すそのさなか、
ふとかたわらに目をやれば、
きょとん、としたお顔の、
親友ひとり……んもう。
ホント、世話が焼けるったら、
ありゃしないのわぁん——
ねぇ。
アタシばっか、
考えさせてないで、
ミアンも少しは」
『頭を手伝うのわぁん!』
「んにゃこと、
いきにゃり、
いわれてもにゃあ。
……っていうかぁ、
そもそも、にゃよ。
にゃあんで」
『泣きべそ』
「をかかされにゃければ、
にゃらにゃいのにゃん?」
「はあぁ。
——って、
思わず、ため息を、
ついちゃったくらい、
どっと疲れが、
襲ってきたのわん——
やれやれ。これだから」
「んにゃ。
ネコ(頭)にゃもんで」
《迷わず、お話の続きを始めるのにゃん》
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「ミアン……」
「ミアンちゃん……」
「つくづく思うのにゃよ」
『にゃあんて幸せものにゃん』
「とにゃ。
にゃあってウチには、
こうやって」
『帰ってこられる場所』
「が、あるんにゃもん。
ミーにゃんやイオラにゃん、
っていう、出迎えてくれる」
『あったかぁい家族』
「が、いるんにゃもん。
んでもって、
遊びに出かけたら出かけたで、
ミーにゃん同盟、
っていう」
『心やさしき友にゃち』
「と逢えるんにゃもん」
《当たり前と思ってるそれこそが、実はホントの幸せかもにゃ》




