除霊作戦
ブログに載せていたものを小説家になろうサイト用に
見やすいかな?
という感じで細分化して載せています。
リビングで待っていると恒樹が
少しスッキリした顔で
「なんか分かりました?」
と声をかけてきた。
顔色も少し良くなっている。
「今日は井場やんの家泊まったら」
バンッッ
急に音がした。
ベランダからだった。
「びっくりした~」
最初に声を出したのは自分だった
窓越しにベランダを見てみるがそれらしい
ものは見当たらない。
振り返ると恒樹が蒼白な顔で固まっていた。
「どないしてん?」
なんとなく想像はつくが…
「見えなかったすか?
ベランダにおっさんが立ってこっち
睨んでたんすけど」
「いやまったく」
「私もなんも見えんかったけど」
「さっきの音はポルターガイストやな、ほんまにあんねんな」
ゾッとしながらも部屋のなかにいないのは
なんでなんやろとか考えていた。
「なんで井場やんの家なんすか?」
「なにが?」
「さっき言ったじゃないすか井場やんの家泊まったらって」
「あぁ」
会話が頭からとんでいた
「とりあえず3パターン考えてんけど
①恒樹に憑いてる
②家に憑いてる
③両方に憑いてる
かな、手っ取り早いのが恒樹が
他所にいってる間に家で変化
あるかないかで判断出来るかなと思って、
井場やんやったら急に行ってもどーもないやん」
井場やんはよく三人で遊んだ恒樹の
ひとつ下の後輩である。
独身で独り暮らしなので急に行っても
特に問題もない。
それにしてもさっきのポルターガイスト騒ぎの
あと幽霊までみてこの切り替えようも凄い。
なんでこいつに幽霊なんか憑いてんねやろ?
「ひなちゃんになんかあっても嫌やし早めに
スッキリさした方がいいんちゃう?」
「そーっすね」
「え、じゃあ今日私とひなの
二人で寝るの?」
そりゃ嫌に決まっている。
「じゃあ、日改めてこの部屋で
除霊作業してみる?
素人除霊やから成功するかは微妙やけど、
それでアカンかったら寺か神社で
お祓い頼む感じやな」
「俺も調べたんすけど、
まぁまぁな値段しますよね」
「出来るだけ大きい所に行った方が
良いみたいやで。
参拝者が多いほど力あるみたい」
「霊感の強い人とかじゃないんですか?」
「ん~、神社は虎の威を借るなんとやら
みたいな感じらしい。
そもそも除霊はしてるとこの方が珍しいな、
だいたいお祓い、
成仏させるんじゃなくて追い払うっていう
感覚らしくて追い払うのに
「おい、うちにはこんなに凄い神様が
ついてんねんぞ早く逃げたほうが良いぞ」
みたいな感じで、寺は除霊やってる所も
あるみたいやで」
「色町さんはどーやるんですか?」
「教えた方法にちょっとてを加えるぐらいやで、ほんまに素人除霊やからあんまり
期待せんといてや」
「いつします?」
「ん~準備はたいしたことないけど
この部屋防音どんな感じ?
隣の声とか音聞こえる?」
「あんまり気にしたことないですけど、
なんかうるさい感じですか?除霊するとき。」
「ちょっとな」
「ここでするんですか?」
奥さんが聞いてきた。
「その方が手っ取り早いかと思って、
その間実家にでも行っててくれる?
確か近かったやんね?」
「近いです分かりました、
じゃあ私はひな連れて実家行っとくね」
「準備は今日の帰りに買っとくから、
明日にでもいけるけど。どーする?」
「じゃあ明日で」
「じゃあ、今日は帰るわ。
買い物もあるし。」
そう言って直ぐに椅子から立ち上がった。
「夜中の2時か3時くらいにこっち来るわ、
それまで出来るだけ掃除してファブリーズ、
お香焚いて換気の繰り返ししといて。」
「分かりました」
「じゃあまた明日」
そう言って玄関を出た。
帰り道、バイクでコーナンに行って必要な物を
買いそろえた。
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