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初めてのお薬作成

す…ステータス!



スキルNEW 聖女の回復薬作成

聖女さまが願いを込めて作る回復薬

天使の歌声を聞いた薬草が必要



わぁぁ~新しいスキル…薬草って…どこにあるんだろう。。。



わたし知ってる~!!


ひょこっ、


メイリが起きて覗いている


森の中に生えてるよ~

すぐ近くなの!今から採りにいく?



「メイリさん!ありがとうございますっぜひお願いするのです!


ねむねむ…わたしも行ってあげてもいいよ。

チュニ…起きて。


あふわぁ…んみゅ、も食べれない~


ぺしっ

羽で叩かれたチュニ、


はぅあ!







ふわふわ~



3人がわたしの周りを飛びながら、

お家から歩いて3分くらいの木の根元。

わたしの腰くらいの高さの葉っぱのたくさんついた植物。


じぃ~


みどり薬草

葉を煮詰めると体力を回復する薬ができる。

苦い。


これが薬草かぁ~あ、もしかして、お庭に植えたら、採っても採ってもなくならないかな…


よし!根っこからとっちゃお。


みんな、ありがとぉねっ





お家で早速、お庭に植えました。


さぁ~歌うぞぉー!


大きく育って…誰かの力になってあげて…



きらきらきら


葉っぱが光ってる。


1枚手にとってみる。


煌めくみどり薬草の葉

聖女の回復薬の材料

天使の歌声で聖女さまの心がこもっている



ひとまず。5枚の葉をとり、煮詰めてみる


ぐつぐつ


ふんっふんっ♪ふふんっ♪



そろそろ煮詰まったかな…



ぼうん!!!


鍋の中に、小さな小瓶に入った液体が…3本


鑑定。


聖女の回復薬

スッキリとした甘さの回復薬

体力が回復する



出来たぁ~とっても簡単…でも、小瓶どこから…


どれくらい回復するんだろ…



この日から、朝窓を開けて歌い、

薬を作るのが、毎日の日課になった。



たっくさん作るぞー!









お店スペースが倉庫のようになるくらい、たくさんの薬が出来る頃、ひとりの青年を拾う。



お昼ご飯を食べ終わり、妖精さんが1人も来ない静かな今日。


新しい薬草を探しに森にひとり、入ってみることに。





ザァァ…


川の流れる音に誘われ、たどり着いた先には、

大きな白い馬が…よく見ると足元に人が倒れている。馬は、心配そうに鎧を来た青年を鼻でつついている。


慌ててかけより、

「だっ大丈夫ですか?!」ゆすってみると、


うぅ…と、かすかに声が聞こえた。


鑑定。


ヤコム・ウィリアム

Lv51 毒

HP 23/1950

MP 25/100


毒っっHPも少ないっ

うるっ目に涙が…このままだと死んでしまう。

そう思ったが、非力なミオでは、運ぶことも、馬にのせるコトもできない。


少し待っていて下さいっ


慌てて走って、途中転んでしまうが、家に帰り、薬をとってくる。

1つぢゃ足りないかもしれないっと、

左右のポケットに3つずつ。

両手に持てるだけ。






はぁ…はぁ…おまたせしましたっっ


青年の横に膝をつき、

少し横を向かせ、薬を飲ませる。



とくとく…



…こく。


ほっ…飲んでくれた…


鑑定。


ヤコム・ウィリアム

Lv51 健康

HP 1950/1950

MP 25/100



おぉ!全快…毒も消えてる…よかった…ホロリ



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