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能力開花

残り2つのドアは、


自分の部屋と、客室だった。


可愛らしい全体がほんのりピンクの木材で出来た家具の自分の部屋には、本棚がひとつ。

ベッド、小さなサイドテーブル、イス、

机の上には、日記帳?がある。

窓辺に、ピンクのお花の鉢植え


実は、昨日から日記をつけてる

前いた世界でもつけていたの

小さな幸せに気付けるように



今日は、何日だろう…

女神様に会いました。

いろんなコトのあった日でした。

お庭のお野菜は、見たことある物ばかりでスープを作りました。でも食べたことないくらい美味しくて食べ過ぎてしまいました。

女神様に感謝を、ありがとうございます。



今日朝起きたら、昨日使ったお野菜が復活してました!びっくりです!

どんなに使っても次の日には、元通りになるみたい!試しに、漬物、ドレッシング、保存食などなど作ってみたけど、素材だけ元通り!

保存食は、そのままでした!



お家の裏にお米畑を発見!!小麦なんかもあったけど、ちょっとずつ収穫して、生活魔法の風魔法で精米できたのです!ちょっとずつ、暮らしに慣れてきました!!




暮らし始めて1週間くらいたった頃

朝食の準備をしていると、

視線を感じます…


ふりかえると、小さな小さな妖精がこちらを伺いながら、ドレッシングのかかったトマトをかじっています。


目が会うと、びくっと震えた妖精は、コップの後ろに隠れてしまいました。


「…妖精さん」

始めてのお客さんです!!

ファンタジーな展開に…にっこり。

「どうぞ、お好きなだけ食べて下さいな♪たくさんたくさんあるのです。」


…まだ隠れている


「1人で寂しかったので一緒に食べてくださるととっても嬉しいです」


コップの後ろから、ちょっとだけ顔をだす。


よしっ、もう一息!


「花の蜜を煮詰めて作ったものです。パンに塗ると美味しいですよっ」


甘い香りに誘われ…妖精が恐る恐る近付いてくる。


パンを小さくちぎって、蜜を塗ってお皿にのせる。

少し近付けてみる。



…ぱくっ


ぱくぱくぱくっ


一生懸命食べてるのがとっても可愛らしいっっ!!



わたしも座ってゆっくり朝食を食べる。


はぁ~なんだか幸せ~



妖精さんは、食べ終わったみたい、


小さなコップは、ないけれど、

トマトな中身を食べて、それをコップかわりに、紅茶を飲もうとしてる。


これゎ…ほほえましいですっ


ふぅ~とっても美味しかったの~

わたし、メアリって言うの。また…来てもいいかな??聖女さまっ 次ゎコップ持ってくるの~


「もちろんですっ!大歓迎ですっ

メアリさん、可愛らしいお名前です!!

わたしは、ミオと言います!ぜひミオと読んで下さいっ

聖女…そう言えば。

女神様にも言われてたのに…わたし、何かした方がいいのでしょうか…」…しょぼん。


すっかり忘れていたミオは、下を向いて考え込んでしまいました。



フフフ~だいじょうぶよ~ミオ~

聖女さまって存在してるだけで~少しずつ世界を浄化できるのよ~ここは、すっっごく空気が澄んでるもの!!それに、街の人が言ってたんだけど、病気になる人がほんのちょっとだけど減ったって言ってたもん!自信もって~


こうして、小さなお友達が出来ました。

毎日のように遊びに来てくれるメアリ。


他にも、クールなツンデレ妖精キュール

収穫のお手伝いをしてくれるけど、大食い妖精チュニ



妖精さんは、街の様子だったり、この世界のコトをいろいろ教えてくれます。頼りになるお友達です!!この世界は、病気たったり、餓えで苦しむ人が日本より多いみたいです。

わたしは、健康になったけど、前のわたしみたいに苦しんでる人が多い。何とかしたい。

聖女なんだし、何とかしたい。



最近青い空の下で、お花に囲まれていて、

とても、気持ちよくて、ついつい歌ってみたりして、

妖精さんが心地良さそうに聞いてくれて、

膝の上で休んでる妖精さんを壊さないようにそっと撫でながら歌う唄は、チートスキルのおかげかな。



苦しんでる人を救う…っていうのは、おこがましいかな…でも、力になりたいって思う。

聞いてるだけで元気になれるような、

助けてあげる…そんな唄を歌いたくて…口ずさんだ歌、


…ピコン!

スキル:聖女の回復薬作成 を覚えました。


「え??!」





今日は、ここまで~

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