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2016/05/28 第五十六回 重版出来!

 「重版出来!」著/松田奈緒子 小学館 


 という元柔道日本代表で、新米漫画編集者のヒロインが良い漫画を読者に届ける為に同僚の編集者や、漫画家達、果ては書店店員に印刷会社社員にデザイナー達と奮闘する漫画を読んでいる。


 現在はちょうどコミックスの5巻を読み終わったところで、割と自分のしている仕事と関係の深いところがあったので、興味深く読めた。


 私がむかし働いていた会社は割と古くから在ったそうで、その筋では割と有名だったそうなのですけれど、私が入社する前にはアイドルの写真集の製版をしたこともあるそうなのですが、まだ製版はアナログの時代で、職人さんがセロハンテープとカッターを駆使して製版していた時代でも、いまならデジタルのフォトショップで修正する所なんかも、職人さんの技術で色調とか、いじっていた訳なのですが、やはりアイドルとか写真集の注文は細かいわけで、中には撮影する前に何とかしろよと言う指示もあるわけです。


「腕の毛消す」


ちょっと毛深いアイドルだったんですね。

腕の毛を消せとか言ってくるわけです。


フォトショップが無かった時代は大変だったと思います。


「シワ消す」とか。



第二十八刷 に資材課の「紙探偵」の異名を持つ清水君という人が出てきます。

紙を食べて(シャブって)みて、紙の銘柄を当てる「秘伝・きき紙」の技を持つ変人。


と言うか、「秘伝・きき紙」をしている人を見た事ありますから、割とメジャーな技なのかも知れません。


 溶剤(おそらく劇薬)を一滴だけ舌に乗せてみて「ぴりりと来る。ちょうど良い案配だ」みたいな危ない人もいましたし。


よい子は真似しちゃ駄目です。


ちなみに私も印刷に使う紙を見ればマイナーなものじゃない限り品名は解ります。

触れば厚み(斤量)も解りますし。



現在、「重版出来!」はドラマもやっているみたいですけど、主演……



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