2016/03/22 第四回 「異世界中学校二年α組」 企画
異世界でおいて文明が進み、我々の世界とほぼ同じ水準の生活様式になった時、その世界はいったいどうなっているのだろうかと思う時がある。
科学水準、医療水準、文化水準、人権水準……
そう考えた時に、魔法はそれほど影響力を持っていては物語を進展させるのに少し邪魔なように思う。
科学が進展するには、その変わりとなる魔法があまりにも一般的で影響力が大きいとなると、そもそも科学自体が発展しないのではないかと考える。
科学が発展しないのであれば、戦争に置いて、剣と弓と魔法が闘いの主力であって、火薬の発明や、戦車に飛行機が生まれてくる要素がもの凄く低くなる気がする。
魔法は才能で使うのか、それとも技術で使うのかという根本的なものがあるのだけど、才能だと幾ら技術を努力して学んだところで、そもそも個人の才能、素質に寄るところが大きいと、誰もが使えるものではなく、その部分で科学の力で誰もが魔法を使えなくても、その代用のものが使えるための科学が進展していく気がするのだけれども。そもそもそれは魔術師にとって特別な存在である自分の存在意義に関わってくるので、科学の進歩というものを阻止しようともするかも知れない。
技術で魔法を使うのであれば、学びさえすれば誰でも使えるようになってしまう(程度の差はあれ)ので、そもそも科学が進歩する必要性が無くなってしまう。
と言う事は、魔法は技術で習得する事が誰でもできるものだけど、その魔法の源である魔法元素が世界から枯渇していき、しぜんとその時代では魔法が使えなくなっていて、その代用としての科学の普及があるのではないだろうか。
魔法が無くなり、神の奇跡は遠い昔の伝説となり、
中学生は学校で勉強する。
この世界と違うのは、クラスメイトにエルフやドワーフ、妖精族に、ゴブリンやコボルトもいる教室。
ときどき乱戦もあるけれど、恋に勉強に友情に、今日もとっても賑やかです。
みたいな感じの小説を読んでみたい。
と言うか、自分で書けよと言う話なのですが。
エルフ斉藤委員長「せんせー、オーガー君が変な肉を授業中に食べてマース」
サイキュロプス先生「オーガー、またか。今日は何の肉だ」
オーガー山本「……」
サイキュロプス先生「おまっ、まさか人の肉じゃないだろうな!!かってに取っちゃいけないと、校則できまっているだろう!!」
オーガー山本「……おな、おなかが空いて……」
エルフ斉藤委員長「討伐係抜刀!! オーガー山本くんを制圧しなさい!!」
討伐係メンバー 「おおおおおおおおおおっ!!(総員抜刀)」




