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第三十七回 夢日記 2009年以前

 2009/06/28 こんな夢を見た。


 休日の日、目を覚ました自分は散歩に出かけた。

 やっと初夏の暑さというものを、日中には感じられるようになった。

 だけど日が沈んだ後と、日が昇る前にようやく街が蒼く明るくなり始めた頃だと、北国である僕の住む街は肌寒く、そしてその分だけ空気が澄んで感じられる。

 自分が30年以上も産まれ育ったこの街は、田舎とも都会とも言えない微妙なポジションであり、たいした変化もないまま存在し、大きく変わったと言えば自分のお腹の周りに無駄なメタボ脂肪がコッテリと付いてしまった事ぐらいだった。

 それともう一つだけ。

 世界各地で小さな紛争が起こり、この国も例外なく巻き込まれていた。

 ただ、この国がどこかの国と戦争をしているというわけではなく、よその国の内乱が、この国の地方都市でもおこなわれていると言う迷惑な話と言うだけだ。

 自分のしている仕事は、国連と政府から委託を受けた争乱監視員という仕事で、いろんな勢力の兵士達が他国で国際ルールを守りながら戦闘をしているかチェックする仕事だった。

 危険はあるものの、意外と手取りは良くて、休日も多い。

 基本的に地元の人々にとっては、よその国の兵士達が自分たちの生活圏で戦闘を繰り広げるなんて事は迷惑な話でしかないので、自分は地元の人々に被害が出たりしないように気配りをするのであった。

 散歩を軽快に続けていると、一人の兵士が戦闘服を身にまとい、走っているのを見かけたので、自分は休日なのにと思いながら後を追いかけ走り始めた。

 「アレ?ヤマダサンジャナイデスカ?アサカラセイガデマスネ?」

 追いついてみると兵士が片言の日本語で話しかけて来た。

 その兵士は自分の近所に住む23歳の東南アジアの北部出身の男だった。

 彼は少数民族の出身で、その民族は自分たちの国家を樹立すべく、政府と激しく争っている最中だ。

 「やぁ、おはよう、ジョニー。戦闘かい?」

 「ソンナタイシタコトジャナインデスケドネ。タダセイフグンノヘイシノスガタヲミツケタトイウジョウホウヲツカンダダケデシテ」

「まだ朝も早いし、しかも今日は休日だ。できれば戦闘は避けて欲しいんだけどね」

「ワカッテイマス。ワカッテイマスヨォ?デモ、テキガイタラシカタナイデスネ?」

 そう、自分が言った瞬間、前方で眩しく何かが光って瞬き、そして僕の目前で炸裂した。


 目を覚ますとそこは病院だった。

 爆風を喰らって僕は気を失ったそうで、大きな怪我は無かったけど、三日三晩意識を失っていたという事を、看護婦さんが教えてくれた。

 側にいたジョニーは、直撃弾を喰らって、肉片一つ残さずに四散して死亡していた。

 自分は肉体的には問題ないので、すぐにでも退院し職務に戻りたいと言うことを、見舞いに来た上司に伝えたら、精神的なものもあるかも知れないので、しばらくの間、休暇を取るようにと伝えられた。

 休養が決定し、肉体的には何の問題もないのに病院で過ごしているのも退屈になり、時間をもて余していると、テレビで「いま南極が大人気!!」という特集をやっていて、それじゃぁ退院したら南極にでも行ってみようと考えた。

 そう考えた翌日に退院すると、すぐに南極行きの手続きを始めた。

 手続きは順調に進み、一週間後には南米のチリの最南端の街に自分は立っていた。

 南半球の季節はちょうど正反対で、これから本格的な冬を迎えようとしているところで、街中は凍えるほど寒く、こんな季節に南極に行くのは自殺行為なんじゃないかと思いながら装備を買いそろえた。

 指定の場所から長距離バスに乗り込む。

 なんでも海が凍り付いているので、バスで氷の上を走り、南極まで行くのだという。

 バスの中は様々な国からやって来た観光客でいっぱいだった。

 四日間ほど走り続けたバスはやっと目的地であるベースキャンプにたどり着いた。

 「ここは南極でも、どの辺りになるんですか?」

 そうバスの添乗員に聞いてみると、添乗員は地図を出し、そこに赤マジックで印をつけた。

 みるとやっと南極大陸の沿岸線に乗っかるかどうかの場所だった。

 「ナンキョクテンマデハ、ココカラトホデトオカイジョウカカルシ、イマ、ナンキョクハフユダカラオススメデキナイネ?シンジャウヨ?」

 と添乗員が言った。

 「宿泊先はどこですか?」

 と、聞いてみると添乗員は不思議そうな顔をして

 「ナイヨ。アルワケナイジャン。ナンキョクダヨ?」

 と当たり前のように言った。

 「……じゃあ、これから滞在する一月ほど、どこで過ごせば?」

 「テントトカ?」

 「死んじゃうじゃないですか?」

 「アッタカクシナイトネ?」

 らちがあかないのでとりあえずバスを降りた。

 冬なので日が昇りきる事がない南極の地は薄暗く、そしてやっぱり寒かった。

 極地仕様の防寒着を身にまとっているとは言え、やっぱり寒い。

 辺りを見回すと、今日来た観光客の他にも多数の観光客の姿があり、凍った地面に穴を開けて釣りをしたり、たき火を囲んで酒を飲みながら談笑している姿があった。

 周りには色とりどりのテントが設営されていたが、一軒だけプレハブ仕立ての小屋があり、人垣ができていたので行ってみると、そこは売店だった。

 中は狭くて観光客で賑わっていた。

 商品が飛ぶように売れていた。

 主に酒とタバコだったけど。

 小腹が空いたので棚にあった極地価格な、おにぎりのツナマヨと紀州南紅梅を手に取りレジに向かう。

 「あれ?日本の方?」

 流暢な日本語が聞こえたので見てみると、この売店の店主だった。

 「ここ、日本人のあなたが経営してるんですか?」

 「えぇ、単身赴任ですけど」

 出身が同じと言うこともあり、宿泊先のことなどを聞いてみると、やっぱりテントしかないようだった。

 しかしテントは持参してきてはおらず、店の方にも売り切れで、次の商品の搬入がある2週間後までは在庫がないと言うことだった。

 「でも、大丈夫ですよ。仲良くなった同じ観光客のテントに潜り込んじゃえばいいんんです。実際、そう言う人は多いですし。やっぱり寒い夜を暖かく過ごすには人肌が一番ですよ」

 と、笑って言うのだけど、それができたら生まれてこの方三十数年、もうすぐ魔法使いにレベルアップなんて言う状況に陥ることはないだろうと考えた。

 店を出て外を散歩する。

 散歩するには世界でもっとも劣悪な環境と思える。

 寒い中に、さらに吹き付ける風がより一層、体感温度を下げてくれる。

 困り果てながらウロウロしていると、一人の金髪碧眼美少女が吹き荒れる風の中で、テントの設営に涙ぐみながら困っていた。

 とりあえず、手伝おうかと言ってみる。

 すると金髪碧眼美少女は半泣きのまま、

「て、手伝ってくれたからって、見返りがあるなんて、お、思わないでよね!」

と、流暢な日本語で言われたのが心に響いた。

「日本語できるんだ?良かったよ。自分は外国語はほとんど苦手で」

 自分はテントを持って無くて困っていて、余裕があるならしばらく厄介にさせてほしいと頼んでみる。

 「どんだけ、馬鹿なの?テントを持ってこないなんて。いいわ、一人じゃ大きすぎるサイズだし、設営してくれるなら居候してもいいわよ。だからって、変なことを期待したって無駄なんだから!」

 吹き荒れる風の中、少し元気を取り戻した彼女が笑顔でそう言った。


2007/06/11 こんな夢を見た


私は飛行機に乗っていた。

日本を発つ事27時間。

もうすぐ私が留学する「トリキスタン王国」のカメザブール空港に着陸する。

トリキスタン王国は、東欧と中国西端地域のちょうど中間地点にある、海のない内陸国で、国土のほとんどが2000メートル級の山々に覆われた山岳国で、その地理的条件から、ソ連や中国の侵略を受けることなく建国以来300年の王制を守りつつ、現在は立憲君主国として民主的な政治が行われており、国民の生活水準はそれほど高くないものの、飢える人もなく、農業を主力産業として平和な日々を送っている国である。

そんな国に私は一月ほどホームスティすることになり、日本を発ったのだった。

降り立ったカメザブール空港はこの国唯一の国際空港であるが、滑走路は一本しかなく、それでも離発着する飛行機も一日に2便しかないので、余裕を持って着陸できた。

日本で言うなら電車の無人駅のような空港ロビーに入ると、私がお世話になる家の人々が迎えに来ていた。

「ハァーイ!シャケサン、オシサシブリデス!!」

家長のカトーツ・シリベスキーさん(40)がそう言って抱きついてきた。

実は日本に出稼ぎに来ていたカトーツ・シリベスキーさんとたまたま私が入社した会社が同じで、その時にとても仲が良くなったのでカトちゃんとか呼んでいたのだけど、お金が貯まった彼は国に帰る事になり、いつか遊びに来てくれと言われたのが、今回この国に来た理由の一つでもある。

カトちゃんは一緒に迎えに来てくれた家族を紹介してくれる。

ルシルさん。

カトちゃんの奥さんで、幼なじみだったそうだ。何でも7歳の時には許嫁になっていたそうで、ちょっと恰幅が良くなった今でも二人はアツアツだそうだ。

ガルーくん。

カトちゃんとルシルさんの長男。

現在は16歳で、王立陸軍中等養成学校の2年生。将来は士官のエリートコースだが、笑顔の似合うまだ少年。

シルヴァちゃん。

カトちゃんとルシルさんの長女。

王立国民学舎2年生の14歳。金髪の似合うお嬢さん。

かなり頭がよいそうで幼年学校で成績優秀だった子供達だけが入学できる王立国民学舎と呼ばれる教育機関で学んでいる。普段は寄宿舎生活で親元を離れているのだけど、今は夏休み(冬は長く、雪で屋敷の中に閉じこめられる期間が長くなるので、雪のない時はほぼ休みとなるようで、冬場はその逆となるそうだ)で帰省中。

オイスくん。

カトちゃんとルシルさんの次男。

幼年学校5年生の11歳。

傷だらけの顔がやんちゃっぽさを表しているけど、ちょっと人見知りらしい。

恥ずかしそうにしてルシルさんの後ろに隠れて私の方をチラチラみている。

メイちゃん。(次女)

マリオくん。(三男)

ヒロシくん。(四男)

カトちゃんが日本から帰国後に産まれた三つ子。

4歳。

区別はつかない。


総勢8人で出迎えてくれて、家の方に行こうかというカトちゃんに従い、私は空港の外に出ると、夏場だというのに早朝6時の標高3000メートル地点はさすがに凍えるように寒かった。

乾燥した空気で痛いほどだったが、日本で稼いだお金で買ったと言う12人乗りのマイクロバスに乗り込み私はカトちゃんの家に向かう。

空港の敷地内を出ると、そこは切り立った崖で、その斜面を道が蛇のようにクネクネと続いているのだけど、

下の方には白い雲があり、その雲は地平線まで続いており、さすが3000メートル地点だと思った。

「ズットテンキガワルカッタデス。デモキョウカラヨクナルソウデス」

カトちゃんが運転しながら言うと、ちょうど雲が晴れはじめ、その隙間から景色が皿に広がり始めた。

消えていく雲の下には青々とした森が広がり、そして町が見えた。

遠くの方に見えるのは首都のブリーンだろう。

「アノヘンガワタシノハタケデス」

カトちゃんが指をさした場所に着くまでに崖にはった道を2時間下った。

着いた場所には3階建ての石造りの家があり、煉瓦などで補強してある。

家の前には近くの住民達が集まっており、町長らしき人から歓迎の挨拶もあった。

昼食として、日本にいた頃にも作ってくれたチーズの角切りを牛乳で煮込んだ料理を振る舞ってくれて、午後からは畑に出る事になった。

「ムコウカラアッチマデミエルハンイゼンブデス」

カトちゃんは自慢げに自分の畑の広さを教えてくれた。

早い話が今立っている場所から、地平線まで全てカトちゃんの畑だそうだ。

「ソシテコレガワタシノハタケデトレタトマトデス」

見ると誇らしげにバランスボール大の巨大で、熟れすぎて自力では原型のとどめられないスライムのようなトマトを持ったカトちゃんは嬉しそうに笑った。

カトちゃんは自慢の為に上機嫌じゃなく、日本という異国で仲良くなった私に自分の国や家族や畑を見せられた事が本当に嬉しいのだろうと思った


2008/01/14見た夢 祖母の妄想


私には今年で88になる母方の祖母がいる。

家も近所で、すぐに会えるのだが、何かと忙しかったり、そもそも生きている時間が違うので合う事は成人してからは減った。

他の親族は、ちょくちょくと顔を出しているようで、今さらそこに顔を出すのも辛い空気がある。

祖母自体は、大きな病気をする事もなく、叔父と二人で生活しているのだけど、最近は歳の為か、少しボケ始めているという話を母から聞いた。

母親の元に祖母から電話があり、「心臓がおかしい」というので、母親が祖母の家に行ってみると「心臓がおかしいので、心臓の薬をくれ」と言うのだそうだ。

今までに、心臓の病気を患った事もなく、かかりつけの医者からも、そんな話も出た事がなかったので「ばぁちゃん、心臓の薬は心臓が悪くないともらえないよ」と答えたそうだ。

走行しているうちに、他の親戚も集まってきて、祖母の心配をしていると、「心臓のこの辺が苦しいんだ」と、右脇腹を押さえた。

「ばあちゃん、そこは心臓じゃないよ」

母はそう言いながらも、血圧が高くなったか、熱でもあるのかと、血圧を測ったり、熱を測ったりしてみたが、別に問題はなかった。

「あら、いやだ。家の中に玄関から知らない人が入ってきた」

もちろん、そんな事はなく、玄関の戸も開いてはいない。

「何人も入ってきたよ。子供もいるし、女の人もいる。みんな、居間の中で座っている。10人はいるね。女の人は赤ちゃんを抱いてる」

そんな話を、仕事から帰ってきた私は母親に飯を食べながら聞かされた。

ちょっと怖いなと思った。


2008/01/15に見た夢 8人の花嫁


本土から高速フェリーで4時間ほど南に向かった場所にその島はあった。

まだ五月だというのに、南国のこの一体はすでに真夏の様に強い陽射しと、青い空に包まれている。

フェリーが島に接岸し、十数人の観光客と共に私は降りた。

この島は、父の生まれ故郷であり、父の兄、つまり僕の叔父はこの島全体を仕切っている大金持ちだった。

ホテルに、水産加工に、レジャー施設、飲食店。

この島のに叔父の手がかかっていない商売と言えば、警察と学校くらいなものであり、その叔父に呼ばれて、僕は自らが住む本土から、飛行機と電車と高速フェリーを乗り継いでやってきたのだった。

前に来たのは中学生の頃で、祖父の葬式の為に来たのだが、それ以来は距離的な問題もあり、まったく来ていなかった。

大学受験に失敗し、予備校に通いながらゴロゴロしていたある日、叔父から連絡があり、遊びに来いと言う話だった。

叔父には娘が7人もいるが、男子はおらず、とても可愛がってくれた。

「よっちゃん!」

ヨシオだからよっちゃん。

おそらく僕の事だと思い、声のした方をみると、四女で僕と同い年の聡美が軽自動車から顔を出し手を振っていた。

「変わらないな」

前に会った中学の頃から、後ろ髪を短く揃えた髪は相変わらずで、少しだけ大きくなった聡美がいた。

「よっちゃんは変わったね。前は私より小さかったのに」

そんな話をしていると、後部座席からセーラー服を着た二人が降りてきた。

「わたし誰だか解る?」

「わたし誰だか解る?」

声も表情も同じで、腰まで伸ばした髪まで、同じ長さの双子と言えば、珠子と珠江だ。

前に会ったときはまだ小学生だったので、この二人はさすがに変わった。

だけど、どっちがどっちだか見分けはつかない。

答えられずにいると、

「しょうがないな。いい?右利きが珠子で、左利きが珠江よ」

「しょうがないな。いい?右利きが珠子で、左利きが珠江よ」

そうして、二人は自分の利き腕を伸ばし、僕の荷物を取り上げると、軽自動車の中に押し込んだ。

「みんな待っているから、早く乗りなさいよ」

聡美に促されて、僕は助手席に乗り込む。


車は観光客で賑わう島の西側から、海沿いに走り、島の人々が暮らす東側に向かう。

左手には海が広がり、右手には深い緑の森が広がる。

その森の中を抜け、叔父家族が暮らす家が見えてきた。

前に見たときも思ったが、その家はまるでお城だった。

洋風とも和風とも言えないが、石垣に囲まれた4階建ての屋敷で、部屋数はいくつあるかも解らない。

叔父家族の他にも、使用人達の棟もあり、本土の実家が霞んで見える。

すでに玄関前には叔父と叔母、そして使用人達が待っていて、僕を出迎えてくれた。

「良く来た!」

車から降りた僕を確認するなり、おじさんは満面の笑みでそう言った。

「お久しぶりです、叔父さん。叔母さんも」

「長旅、ご苦労様でした。疲れたでしょう?」

叔母さんは相変わらず綺麗で、とても7人も子供を産んだお母さんには見えない。

「ヨシオが着いたって?あ、ヨシオ久し振り!ちんちん大きくなったか?」

騒々しく屋敷の中から出てきたのは二つ年上の茜だ。

「茜も変わらないね。エロ全開だし」

「そりゃそうだろ?アンタのチンチンの皮を初めて剥いたのはこのアタシなんだから、気になっても仕方ないわよ」

「中学生にもなって、従姉妹のお姉さんとお風呂に入るなんて思わなかった遠い思い出……今でも心の傷に……」

半分冗談では無かったのだけど、茜はそれを聞いて豪快に笑った。

いちばん、叔父さんの血を強く引き継いでいるのは茜かも知れない。

「また、みんなで入ろうね」

茜はそう言ってまた笑った。

「それは良いわね。そうしましょうか」

茜の後ろに笑顔で立っているのは、5つ年上の遥香姉さんだった。

茜の父親譲りの性格に対し、遥香姉さんは叔母さんの性格を引き継いだおっとりとした人だ。

「お久しぶりです。遥香姉さん」

「よっちゃん、本当に大きくなったわね。とってもお兄さんになったわ」

よく解らないけど、そう言うのならそうなのだろう。

「ほら、後ろに隠れてないで、挨拶しなさい」

よく見ると、遥香姉さんの後ろに、珠子、珠江の双子と同じセーラー服を着たちっちゃいのが隠れていた。

「菫?菫ちゃんか!覚えてる?」

「ほら、ヨシオ兄ちゃんよ?前に会った事あるんだけど」

菫は遥香姉さんの後ろで首をフルフル横に振った。

「菫は恥ずかしがり屋さんなのよ。もう十六だっていうのに、わたしにべったりで離れないのよ」

遥香さんはそう言って、菫を前に引っ張り出すと、背中から抱きしめて身動きを取れなくした。

「ほら、お兄ちゃんに挨拶しなさい」

菫は観念したのか、頬を真っ赤にして、

「スミレ」

と、一言だけ言った。


その後、一休みをしてから、食事となり、宴会となり酒池肉林とは行かないまでも、盛り上がり今日は解散という事になった。

あてがわれた部屋に戻ろうと席を立ったとき、叔父に呼び止められた。

「ちょっと、重要な話があるんだが、わたしの書斎に行こうか」

「はぁ……」

何の事かも解らずについていくと、叔父の書斎に入りなり、叔父はいきなり言った。

「わたしの後を継いでくれないか?」

「は?」

「いきなりの話だが、知っての通り、我が家に男子はわたしだけ。事業を継いでくれる跡取りがいない」

「そ、それは、遥香姉さんや、茜や、聡美だっているじゃないですか?何も男じゃなきゃ跡を継げないと言うわけでも無いでしょうし」

「それはそうだが、そうはいかん」

「どっちなんですか」

「別に表の家業だけでこの島は成り立っているわけではないのだ。夜のこの島を仕切るにはやはり男でないといかん。そこでだ、娘の誰かを嫁にもらい、婿養子として我が家に来て欲しい」

「はい?そりゃ、相手の気持ちとか、お互いの気持ちとか、珠子に珠江に、スミレちゃんはまだ高校生ですし」

「何も今すぐ結婚しろと言っている訳でもない。とりあえずわたしもこの先、どれだけ生きれるか解らない。せめて、孫の顔を見てから死にたい」

「いや、孫とか、意味わかんないですし……あ、れ?」

突然、睡魔に襲われて、膝が落ちる。

体を支える事も出来なく、僕は床に仰向けに倒れた。

「やっと効いてきたか。とにかく、悪いようにはせんか……」

叔父の声が、遠くなり僕は意識を失った。



「おい、起きろ」

僕は頬を引っぱたかれて目を覚ました。

そこは薄汚い木造のうち捨てられた小屋のようで、なぜか目の前には純白のウェディングドレスを着た女性が僕の襟首を掴んで立っていた。

「目が覚めたか?自分の名前が解るか?」

「ヤマダヨシオ……ここは?……あれ?玲ちゃん?」

僕の胸ぐらを掴んでいる花嫁は、叔父の愛人の娘さんで、僕と同い年の玲ちゃんだった。

「そうだ。久し振りだな。とりあえず、ここは屋敷のある島から沖合に20キロほど離れた無人島だ」

「無人島って、なんでそんなところに?ところで、玲ちゃんはなんでウェディングドレスを?」

「私だけじゃない。あいつらもだ」

玲ちゃんが指をさした方を見ると7姉妹が全員、ウェディングドレスを着込んで。床に敷かれたブルーシートの上ですやすやと寝息を立てていた。


「オヤジから話は聞いたな?」

「あぁ、確か娘達の中から、誰かを嫁にもらって婿養子になれとか……」

「そこでだ。この島で一月暮らし、そう言う関係になった者とお前は結婚する事になる」

「いや、だからなんで無人島?」

「この島は、昔から縁結びの島として有名で、こんな風に使われていたのさ」

「まじっすか?」

「そして、私も異母姉妹だけど、そのチャンスが巡ってきたとうわけ」


「おもしろいわね」

声に驚いて振り返ると、遥香姉さんが起きていて、笑顔でそう言ったのだった。


2008/01/18に見た夢


特に何事もなく過ごしているんだけど、何も無いというのも意外と辛い。

「おまえさ、結婚しないの?」

休憩時間にそんな事を会社の先輩に聞かれた。

「あぁ、どうでも良いですね。特に何も考えてないですね」

コーヒを飲みながらそんな風に答えると、先輩は笑いながら少し呆れて言った。

「もう、面倒くさいんだろ?休みの日とか、一人でパチンコに行く方が楽なんだろ?」

「そうですね。その方が楽ですね。家に帰ると奥さんとか子供がいる風景は想像出来ないですね」

「だけどさ、子供は早いうちに作った方がいいよ。歳を取ってからじゃ、会社を定年しても子供が中学生で、働き続けなきゃならないとかつらいだろ?」

「それもそうですね。でも、40で子供が生まれても、60で成人しているわけですし、なんとか」

「40まで結婚出来るのかよw休みの日にネットしてて、朝方に寝て、日が落ちてから起きるような生活をしていたら、出会いもないだろw」

「そんなことないですよ、きっと白馬に乗ったお姫様が来てくれます」

「そりゃ、王子様だろw待ってたってそんなもん、来やしねぇよ!w自分から積極的に探していかないと」

「そんな事言ったって、オレはハンターじゃないんですから。どちらかというとオレは食虫植物です」

「待ちすぎだろw今まで一匹でも引っかかったのかよw」

「一度あります。もの凄くまずかったうえに、逃げられましたがwでも、思うんですよ。じっと待ってれば綾波みたいなのがやって来るって」

「二次じゃねぇかwリアルに例えれないのかよ?」

「最近のアイドルには疎くて……初音ミクなら知っていますが」

「それも二次じゃねぇかwだいたいアイドルじゃなくたって、女優とかで例えようがあるだろ!」

「うーん……そうですね、ダゴダ・ファニングとか、十年前のナタリー・ボートマンとか……」

「ロリじゃねぇかw」

「違いますよ、オレは妖精みたいな人が好きなだけですよ」

「それをニンフォマニアとか、ロリコンって言うんだよ!このペド野郎w」

「ペドとロリコンは違いますよ!ペドは肉欲の対象としてしか相手を見ていないけど、ロリコンは少女と恋愛したいだけです!」

「ロリコンだって言ってるじゃねぇかwロリもペドも、ノーマルからすれば同じ穴のムジナだw」

「それじゃぁ、百歩譲って、ロリコンには良いロリコンと、悪いロリコンがいるだけです。日本の男の子は良いロリコンです。悪いロリコンはペドです」


2007/11/25に見た夢 酩酊


酷く疲れていた私は、仕事から帰ると、着替えもしないまま居間のソファーに倒れ込んだ。

もう、眠たくて、眠たくて目が開かない。

瞼は重く、意識は次第に暗闇の中へ落ちていく。

どれだけ眠ったかは解らないが、目を覚ました私は外にいた。

しかも交差点で信号待ちをしていた。

どうやってそこまで来たのかは思い出す事は出来なかったが、おそらく歩いてきたのだろう。

まだ重い意識と体を動かして、変わった信号を合図に私は横断歩道を渡り始める。

だけど、まだ半分は眠っている状態なので足下は千鳥足で、口からはヨダレをダラダラと垂らしながら。

その姿をみた車の運転手が運転している車を止め、窓を開けてこう言った。

「クスリでもやってんのか?」


2007/11/25に見た夢 2 学校


春から部屋に引きこもり、入学したばかりの中学校にまだ一度も行っていない甥っ子。

ある日、仕事に行くために居間に降りた私に、私の母親(甥っ子にとっては祖母)が、甥っ子のために買った新しい制服を見せてくれた。

話を聞くと、在籍している中学校から転校し、引きこもりなどの問題を抱えている子供達が通う専門の学校に転校すしたそうだった。

そこは家のある場所から電車で一時間ほどかかる場所にあり、回りには荒野しかない場所だった。

そんな学校が、そんな場所にあるとは知らなかったので、すでに何回か通っている甥っ子の跡を付けてみた。

電車は一駅過ぎるたびに、人の気配はどんどんと無くなっていき、甥っ子が降りた駅は無人駅で、おそらく同じ学校に通うだろう子供達の他には人の姿はない。

駅を出ると目の前に近代的な建物が建っていた。

そこが学校だった。

職員室に挨拶し、構内を歩き回る。

授業中という概念はないらしく、生徒達は好き勝手に歩き回ったり、教室で授業を受けていたり。

生徒も年齢がバラバラで、甥っ子と同じくらいの子もいれば、お爺さんお婆さんもいる。

学食で一服していると、一人の女の子が声をかけてきた。

「おじさん、見ない顔ね。新入生?」

ほとんど金髪の彼女は私の前に座り、ポケットからチュッパチャップスを取り出すと、包装紙を外して舐め始めた。

「たべる?」

「いや、いいよ」

差し出された飴を断ると、彼女は少し残念そうな顔をして、話を始めた。

「おじさんは何で、学校に通おうと思ったわけ?時間の無駄じゃん?」

「何でかな?そういう君は?」

「う〜ん……休むだけ、休んだら暇になったから?かな?」


「あ、叔父ちゃん!」

声の方を見ると甥っ子が立っていた。


2008/01/21に見た夢 狼と……


こんな夢を見た。

彼女は狼女だった。

普段は人の姿をしているが、その姿は彼女の意志で狼、そして人狼、人間へと自由に変えられる。

生まれはどこかの山奥で、そこには彼女と同じ種族の人々?が暮らしているという。

彼女と知り合ったのは、ちょうど去年の夏で、バイト先のコンビニだった。

色素の薄い栗色の髪を長くのばし、大きくクリッとした眼に吸い込まれるかと錯覚した。

僕は店長から彼女を紹介された。

山田洋子。

歳は24と言っていたが、見た目は十代後半にしか見えなかった。

何かと業務を教えている内に仲良くなり、思いが募っていた僕は一月後には告白していた。

仕事上がりの帰り道。

日が沈んで暗くなり始めた駅までの道を歩きながら、僕は山田さんにつき合ってくれといった。

山田さんは少しも驚いた顔はせず、だけど少し困った顔をして言った。

「私ね、狼女なの。それでもいいの?」

「え?」

僕は一瞬何の事か解らずに、頭の中で狼女に該当する説明を探した。

「えぇと、狼女って、あれかな?満月を見ると狼になる獣人とか……」

「そう、それ。別に満月の夜じゃなくても、好きに姿は変えれるけどね」

「あれは……伝説上とか、おとぎ話とか、映画の中の話では……?」

「そんな事無いわよ。世の中には吸血鬼もいるし、獣人も多くの種類がいるわよ。ただ、今は人間に紛れて生活しているから、ほとんどの人間には識別がつかないだけで、政府は認識しているわよ?公表はしていないだけで」

「本当に?」

僕はその時どれだけ懐疑的な顔をしたのかは自分では気がつかなかったけど、その表情に彼女はとても傷ついたようだった。

「やっぱりね……この話をすると、たいていの人は引くか、頭のおかしい子だって思うのよ」

そう言って彼女は僕に背を向けると、駅に向かって一人で歩き出した。

「ご、ごめん!気を悪くさせたなら誤るよ。僕は山田さんが好きな訳であって、君が狼女である事も含めて好きなんだよ」

僕は山田さんの正面に回り、彼女の目を見ながらそう言った。

すると彼女は驚いた顔をしたあとに、少し嬉しそうな顔をして、その後にまた哀しそうな顔をして眼を伏せた。

「うれしいけど……でも、あなたはやっぱり私の狼の姿を見たらそんな気持ちも消えちゃうわよ」

山田さんは小さな声でそう言うと哀しそうに笑った。

「だ、大丈夫だよ。僕は動物とかけっこう好きだし、そんな事で君を好きな事が変わったりしないよ」

「ほんとうに?」

「ほんとうさ」

山田さんは僕の手を取るとかなりの早さで歩き出した。

「え、えっ?ど、どこ行くの?」

僕の質問に答える事はなく、ひたすら歩く。

駅前の商店街の中を抜け、にぎやかさも消えると、灯りも回りのラブホテルが発する怪しい灯りだけとなり、山田さんはその一つの中に僕を連れ込んだ。

「どの部屋にしようか?」

「いやだ、SMの部屋とかはイヤよ」

などと言う一般的なカップルの会話もなく、山田さんは適当にしたから二番目の部屋を選ぶと、そこからキーを取り、部屋へと向かう。

チラッと見えた所によると、部屋には透明なジャグジー風呂があるらしかった。

「見せてあげる」

部屋にはいると山田さんはそう言って、僕をベットに座らせると服を脱ぎ始めた。

「あ、あの……いきなりの展開で……何がなんだか……」

「私の狼の姿を見ないと信じてくれないでしょ?」

下着を脱ぎながら山田さんはそう言った。

「体が変形するから、服や下着を脱がないと破けちゃうの」

あぁ、なるほどと思ったとき、全裸になった山田さんは小さく何かを呟くと、突然床に這い蹲り、狼のようなうなり声を発し始めた。

いくら壁が厚いと言っても、隣の部屋や廊下の通行人に、この部屋のカップルはずいぶん激しいプレイをしているななどと思われるなと思った。

骨がきしみ、全身に栗色の毛が急速に伸び始めた。

一分もしない内に、山田さんは大型犬くらいの狼に変化していた。

口元には凶暴そうな犬歯が見える。

「これが狼の姿……どちらかというと、こっちが本当の姿かな」

狼になった山田さんが少しハスキーな声で言った。

僕は恐怖と言うよりも、彼女の持つ野生の美しさに声が出なかった。

また山田さんが苦しそうに唸り初め、今度は人と狼の中間の姿になった。

頭にには二つの耳がピョコンとついて、お尻には尻尾もついているが、他は普通の人間の女性とは変わらない姿だった。

「犬耳、尻尾……」

「そこに反応するのかー!」

とりあえず、僕らはその部屋の設備をフルに活用して、陽が昇り始めた頃に外に出た。

繋いだ手は絡み合い、お互いを見て少し恥ずかしそうに笑った。


2003年頃に見た夢

 僕は虫だ。

 体長は一センチ。

 透明な羽を四枚持っていて、それでハエや蚊のように空中を飛ぶことが出来る。

 少し強い風が吹けば,流されてしまうようなようなちっぽけな存在だが、それでも僕は小学六年生である。

 ごく普通の人間の両親から生まれた虫の僕だが、回りの人々は虫である僕を差別することなく、自然に接してくれていたので、人間の子供と同じ小学校にも、何の問題もなく入学できた。

 体育などは参加出来なかったが、他の授業や行事は何の支障もなく、それなりに楽しい学校生活を送っていた。

 そんなある日のこと。

 その日の給食は天ぷらで、サツマイモ・エビ・椎茸などを教室に設置された巨大な鍋で、生徒自身が自分で揚げて食べるのだが、僕「は虫なので、自分では揚げる事ができないので、クラスメイトにサツマイモを揚げてもらっていた。

 油でパキパキと揚げられるサツマイモを近くで見たくなった僕は鍋の上を飛んでいた。

「あちっ!」

 油が跳ねて僕の体に当たり、羽にまとわりついた油のせいで僕は鍋の中に落ちてしまったのだ。

「たすけて!たすけて〜」

 熱せられた鍋の油の中で、僕はクラスメイトに必死に助けを求めたが、彼らは食べることに夢中で、小さな、虫を殺すような僕の声は聞こえないようだった。

 あぁ、僕のはかない人生もこれで終わるのかと思った時、クラスメイトの一人がハシで僕をすくいあげてくれた。

 「なにをやってんだよ、死んじゃうぜ?」

 そう言いながら、クラスメイトは天ぷら油でこんがり揚げられた僕を机の上に載せてくれた。

 僕が僕と姿の違うクラスメイト達に誇れた唯一の自慢である四枚の羽は、熱により無くなってしまっていた。

 僕はショックで泣きながら学校を飛び出した。

 途方にくれながら夕方の町中をとぼとぼと歩いていると、同じく僕と同じ虫である、会社帰りの隣のおじさんと出会った。

 「どうした?何があったんだい」

 僕は羽を無くした事情を話した。

 「あぁ、それなら羽を元に戻す方法があるよ」

 おじさんは僕に羽を元に戻す方法を教えてくれた。

 僕はおじさんに礼を言い、羽を元に戻すために別れた。

 おじさんが言うには羽を元に戻すにはサナギになれば良いという事だった。

 そのサナギを探して町のはずれの森の中を歩き回った。

 僕はすでに虫だったから、サナギになることはできない。

 既にあるサナギを利用するのだ。

「良いサナギあるよ〜、良いサナギあるよ〜」

 森の中で「サナギ屋」と言う看板を掲げた虫がいた。

「すみません、サナギ一つください」

「まいどあり、それじゃあサナギの中にどうぞ」

 サナギ屋に連れていかれて、サナギの前に行くと従業員の他の虫が

 サナギの中の幼虫を押し出しているところだった。

 中の幼虫が地面に落ち潰れた。

 僕は空いたサナギの中に入る。

「羽が元に戻るまで、一週間はかかると思います。それまでは入口を閉めたままにしますので」

 サナギ屋は入口を閉めて消えていった。

 サナギの中には暗闇が広がる。

 僕は暗闇の中で羽が元に戻る日を夢見て眠りについた。


2003年6月頃に見た夢


「再就職先」


 不況の煽りで勤めていた会社が倒産してしまった私は、職業安定所で紹介された孤児院に行き、面接を受けた。

 その孤児院の院長である、ロッテンマイヤーと言う初老の太った白人女性に気に入られ、私はその日から住み込みで、働くことが決まった。

 私の他に働いているのは、院長のロッテンマイヤーさんと、17歳になる金髪の女の子、キャンディの2人だけだった。

 子供達は、下が0歳、上が15歳までの男女、30人が生活していて、それを三人で面倒を見なければならなず、実際はかなりの重労働である。

 子供達に食事を取らせ、風呂に入れ、パジャマに着替えさせ、寝かしつける。

 眠れない子供には、寝つくまで絵本を読んであげたりした。

 子供達が多いので、ベットが足りず、ロッテンマイヤーさんとキャンディは同じベットで寝るという。

 消灯時間になり就寝(午後7時)

 いくら子供でも、そんな時間に寝付けるはずがなく、まもなく、暗闇の中に、泣き声や、話し声や、叫び声が響き渡り、日中より騒がしくなってしまう。

 私と、キャンディと、ロッテンマイヤーさんの三人は対応に追われる。

寝かしつけたり、本をよんでやったり。

 数時間後、やっと子供達は寝静まった所で、ロッテンマイヤーさんが嬉しそうに言う。

「夜食を食べましょう!キャンディは何が好き?」

 と話していて、夜食の準備。

 夜食なのにかなりの量を食べているロッテンマイヤーさん。

 夜食も食べ終わり、寝ることになり、自分のベットに戻る途中に、キャンディとロッテンマイヤーさんのベットが見えた。

 そのベットは、二本の皮ベルトで縛られているのが解った。

 先にベットに入ったのはキャンディで、それを見るとベルトはそれほどきつく止められている訳ではなく、

 かなり余裕があるようだった。

 ロッテンマイヤーさんがベットに入るときに、少し怒ったように言った。

「キャンディ、こんなにベルトが緩くて、よく寝られるわね。もう少し締めた方がよくない?」

 私はそんな事は無いだろうと思いつつ、自分のベットに戻って寝た。

 


2003年6月頃に見た夢 「修学旅行」


 朝の通勤,通学ラッシュで混み合うJR駅の中を、高校生の私は大きな旅行カバンを2つ持って、人混みを縫うように歩いていた。

 私は今日から修学旅行なのだ。

 集合場所は地元で一番大きい駅で、私の他にも同じ高校の生徒が何人か歩いてる。

 途中、私のクラスメイト達が、地下街の喫茶店で集まっているのをみかけた。

 「シャケくん、一度ここに集まって、みんなで一緒に行こうよ。喫茶店の半分を借り切っているから」」

 私を見つけたクラス委員長の女の子が、私をよびとめた。

 とくべつ急いでいた訳でもないので、喫茶店に入ったのだが、その喫茶店は非常に狭く、私のクラスメイト達で溢れていた。

 座る所もなく、立ったままでカバンからペットボトルを取りだし、他には注文もしないで飲んでいた。

 ふと、見まわしてみると、みんなペットボトルで飲んでいる。

誰も注文している奴はいなく、何故かみんな一言も喋っていない。

 店内には重い空気が漂っている。

 これから修学旅行だと言うのに、誰も話をしない。

 みんな、少しうつむきかげんで、表情は曇っている。

「……じゃあ、そろそろ、行くか…」

 しばらくして、一人がそう呟やいて立ち上がり、のそりと歩き出した。

 他のクラスメイト達も無言でそれに続く。

 ぱらぱらと立ち上がり、夢遊病者の様にそれぞれが勝手に集合場所に向かって歩き始める。

 じゃあ、何のために集まったんだよ?と思いながら、私も集合場所に向かうことにした。

 とてつもなく長いエスカレーターに乗って地上に出る。

 雲一つ無い、青い空の下、私と同じ学校の生徒達が、一つの方向に向かって歩いていた。

 遠くに駅のホームが見えた。

 そこが集合場所だった。

 見渡す限り、遠くに駅のホーム見えるだけで、他にはほとんど何もない、

 地面が遠くまでアスファルトに覆われた場所を歩いていく。

 数少ない建造物の信号があって、そこには道を隔てて交通指導の教師が立っていた。

 信号が青から、赤に変わるために、点滅が始まり、生徒達が走って渡り始める。

 交通指導の教師が、信号が変わるから止まれと叫んでも誰も止まらない。

 赤に変わっても生徒達は渡り続ける。

 車は全く走ってないので危険は無いのだが、自分の指導を聞かない生徒達に交通指導の教師がキレて、怒鳴り散らし、何人かをマウントポジションで殴っていた。

 それを観た私は、信号が変わるのを待ち、青になってから渡った。

「シャケくん」

歩いていると声をかけられ、ふと横を向くと、高校二年時に同じクラスだった色白で、細身の、ハーフじゃないか?と思っていた鈴木さん(仮名)が声をかけてきた。

「シャケくん、修学旅行だね〜」 

 彼女はにこやかに話しかけてくる。

 その手には荷物と、目の不自由な人が持つ紅白の杖が握られていたが、目が悪そうには見えない。

 大した内容のない話をしながら集合場所へ向かって歩いていると、

 「アイツどう思う?」

 と彼女が突然言った。

 アイツ?

 彼女が「アイツ」などと言う言葉を使ったのにも驚いたが、「アイツ」って誰だろうか?と悩んだ。

彼女は、私と同じ部活ので、クラスメイトだった奴と、彼女が告白してつき合っていた事があったのだが、つき合ってすぐに、その男には本当は好きな奴がいて、その子もそいつの事を好きだという事が分かり、彼女がフられると言う事があったので、そいつの事かと思い、取りあえず、

「アイツはイイ奴だよ?○○○の事でしょ?」

と私が言うと、

「違うわよ、軽音部でギターを弾いてる奴」

 そいつは知らない奴だった。

 候補は何人か出てくるが、まったく解らない。

「どうしたら、いいと思う?」

と聞かれ、少し考えてから

「別れたら?俺と付き合ってよ」

 私は彼女のことが好きだったので、そう答えた。

しかし、私がそう言ったとたん、彼女の表情が急変し、私をヘッドロックしながら、

「アンタ、私とつき合うって事が、どういう事か解っている!?」

とドスのきいた声で、ヘッドロックをしながら言う。

「解っています!!解っています!!」

 もの凄い力で締め付けられながら、苦しみの中で気を失いそうになりながら、

私は情けない声で叫んでいた。

「そう?」

 彼女はそう言ってヘッドロックを止めて、私の肩に手を回し、そのまま集合場祖まで行った。

集合場所でクラスの違う彼女と別れ事になった。

「また、後でね?」

 別れ際、彼女は投げキッスをして自分のクラスの集合場所へと向かった。

 私は、私で集合場所で担任から電車に乗るときの説明を受け、電車に乗り込み自分の座席へと向かう。

 座席と言っても、その電車自体がすでに和風の旅館で、六畳一部屋が二人に割り当てられる。

 木造の古めかしい電車で、廊下は全て板張りだった。

 歩くと、キュッ!キュッ!と軋む音が聞こえる。

 私に割り当てられた部屋に入ると、なぜかそこには「ワンピース」のルフィがいて、

 壁に埋もれているチョッパーを助け出しているところだった。

 壁から助け出されたチョッパーの背中にルフィが周り、チョッパーの背中にあるチャックを下ろすと、中から荒縄を体中に、ミイラのように巻き付けた二等身の何かが出てきて、さらにその荒縄を解くと、

 そこに現れたのは「おぼっちゃまくん」のちゃまだった。

「身体を丸くするには荒縄を巻き付けるしか無かったですかばい」

 と訳の解らないことを言って、ルフィと二人で部屋を出ていった。

 私は部屋に入り、窓際の畳の上に座り外を眺める。

同部屋の相手は、何故か他のクラスの田中さん(仮名)だったのだが、他の部屋に遊びに行っている様で、

 この部屋には私一人だった。

 電車は走り出し、何もすることも無く、暇だったので私は寝てしまった。

 どれだけ時間が経ったのだろうか?

 目覚めて窓から外を見ると、薄暗くなってきており、どこか田舎を走っているようだった。

 外に見えるのは畑ばかりと、ときどき見える民家ぐらいのものである。

突然、部屋に友人の佐藤(仮名)が入ってきて、金を貸してくれと言う。

 賭で負けて、全財産を擦ってしまったのだという。

 しょうがないので千円貸した。

「そう言えば、修学旅行って、どこに行くんだっけ?」」

そよく考えてみると、行き先を知らないなと思った私がSに聞くと、

「北陸南大学跡地、国立研修センターだよ」

 と言って、部屋を出ていった。

 おもいっきり、つまんなさそう…

 正直、それ以外の感想は何もなかった。

 取りあえず、その日の修学旅行の移動はここまでで、俺は家に帰った。

 家に帰り、電車の中があまりにも暇だったので、あすはMDウォークマンを持っていこうか、ラジカセにしようか迷っていると隣の姐の部屋で物音が…

 見てみると、暗闇の中に親父が立っていた。

 手には本が握られていて、表情は怒りに満ちている。

「何やってんの?」

 私が声を掛けると、

「こんな本を書いたのは、何処のどいつだ!?」

 などと、怒鳴り始めた。

 本を観てみると、

「人が否定されないルール大特集 問題行動の子供に効くポーション&エッセンス 心の矯正 良い子への道へ大指南 インディゴチルドレンとは?」

 などと、怪しげな見出しが書かれている本だった。

 下に降りてみると、母親と姉がテーブルのイスに座り、困った顔をしている。

 その前の部屋の床には布団が引かれ、甥っ子が横たわっていた。

 苦しんでいて、何かの病気か怪我の様だ。

 布団から甥の左足がはみ出し、見ると膝からつま先までどす黒く変色していた。

 どうやら、あの怪しげな本に書いてあった記事を実践したらしい。

 かなりの激痛のようで、甥っ子はもがき苦しんでいる。

 親父は、こんな本を作って売った奴を訴えてやると息巻いていたが、俺は本の表紙の所には小さく、

「掲載されている記事の効果には個人差があり、必ずしも効果を保証するものではありません。

 なお、場合によっては状況を悪化させる場合もありますので、ご注意ください。もし、 異常が観られた場合は、速やかに医師の診断を受けて下さい」

 と、注意書きが書いてあるから、個人責任と言う事で、訴えても無駄だと思うよ、と言ったが、納得していない様子だ。

 甥が布団から立ち上がり、足を引きずりながら自分の部屋に向かった。

私は明日、修学旅行移動二日目だ。

 

ずいぶん前に見た夢 「夢の中でミチヨさんは言った」


 そこは暗くて肌寒くてとても寂しい場所だった。

 なぜだか解らないけど、私はここは夢の中だと思った。

 ぽつんとスポットライトの照明のあたっている場所が遠くにあり、私はそこに向かって歩いた。

 暗闇の世界にただ一カ所だけ照らされたその場所に着くと、そこには木製のイスが二つあり、その一つには細身で、髪の長いメガネをかけた女性が座っていて、私に気がつくとにっこりと笑った。

 「良く来ましたね」

 「えぇ、ミチヨさん。ずいぶんと遠回りしてきた気がします」

 私は現実世界でも彼女にあった事はないし、夢の中でも初めて合うのだけど、何故だか彼女の名前を知っていて、ずいぶんと久しぶりに合うような気がした。

 「私はあなたがここに来る日をずっと待ってたの。私はあなたに会う準備は出来ていたのだけれど、あなたはあなたのイデアがまだ準備出来てなかったから」

 

 「イデア?イデアってなんですか?」

 「なんでもないものよ。けど人が生きていくのに大切な物の一つ。水や空気のようなものね。ふだんは気にもとめないけど、生きていくのに必要でしょ?」

 「そのイデアがボクの中で準備が出来たの?」

 「そうじゃないの。ようやくあなたの中で準備が始まったと言う事なの。私はあなたにそれを伝えたかっただけなのよ。準備が終わり、あなたの中のイデアが完成するかは、あなた次第なのよ」

 「それにはどうしたらいいんですか?」

 「それも自分で考えるの。イデアは自分の力だけでしか完成しないの」

 「何か難しいなぁ…」

 「さぁ、そろそろ目が覚めるわよ。現実の世界でがんばってね」

 ミチヨさんがそう言うと、世界はまた暗やみに包まれ、僕は次の瞬間、ベットの上で目を覚ました。

 その後、僕の中で何かが変わりつつあるという自覚もなく、ミチヨさんは夢の中に再び現れる事は無かった。

 けど僕は思うのだ。

 夢の中でもいいから、ミチヨさんにもう一度会いたいと…

 だから、僕は今日も眠りにつく。


2004年頃に見た夢


こんな夢を見た

仕事帰りに立体駐車場のある飲食店ビルに寄る。

飯を食うためだ。

立体駐車場の5階に車を止め、中を歩く。

車を止めるスペースと、店舗スペースには仕切が無く、すでに店がいくつも見えた。

店の前で店員と客が揉めている。

「こんだけ注文しておいて、いらネェとはどういう事だ!?」

「こちとら忙しいんじゃ!もう、待っていられるか!!」

客はそう吐き捨てると、車に乗って行ってしまった。

「糞が!どうしろっていうんだよ!これ!?」

見ると作りたての巨大ホットドックや、サンドイッチが山のようにカウンターに並んでいた。

美味そうだなと思い、俺は巨大ホットドックを買うことにした。

「それください」

「中で食べて行かれますか?」

「はい」

「じゃあ、そちらでお待ち下さい」

俺は店の人に誘導されて店の中の席に座った。

中には何人も客がいて、かなり賑わっているようだった。

「おまちどうさまです」

キターと思ってみてみると、俺がさっき見たホットドックの倍の大きさ、1メートルはあるホットドックが出てきた。

「いちまんえんで〜す」

そう言って店員が手を出した。

えぇええええええっ!

そんなに予算は無い。

しかし、回りの客まで俺を見ている。

俺は仕方なく壱万円を出したら、店員は笑って言った。

「冗談だよW千円で良いよ。シャケダパンダ」

え?なんで俺の名前を知っているんだろうと思ってその店員をよく見ると中学の時の同級生だった。

そして見渡すと、客のほとんどは中学時代の知り合いだった。

知り合い達としばし歓談。

横に座った女性が「チュウ」について語り始めた。

「良いチュウってのはこんなの」

と、私にチュウをしてくる

「悪いチュウというのはこんなの」

と、私にチュウをしてくる

甘く、苦いチュウだった。

酒を飲んだので車を駐車場に残し自宅へ帰宅。

ビルから家までは歩いて2分だ。

部屋に付き眠りについた。

「起きろ」

そう言われて目を覚ますと、親父が立っていた。

「お前、立体駐車場に車止めてきたんだろ?なんか立体駐車場が大変なことになっているぞ?」

窓を開け駐車場の方を見ると、キャンペンガールみたいな女性達が100人くらいで車に宣伝シールみたいなモノをベタベタと貼っている姿が見えた。

車の持ち主達とも揉めているようだ。

急いで家を出て立体駐車場に向かう。

中にはいると車がシールで埋まっていた。

はがした人もいるみたいだが、簡単にははがれないシールのようで、シールの跡がくっきり残って大変なことになっている。

カギをかけ忘れていた車はもっと悲惨で、車内にまでシールを貼られていた。

シールの多くは「低金利」「50万までOK」「保証人不要」などのサラ金シール。

ヤバイ…

自分の愛車ワゴンRにもカギを掛けていない。

十年以上乗っている車だし、盗まれるものなど何もないと思っていたからだ。

たどり着いて唖然とした。

車がない。

正確には、車のエンジンと、タイヤと免許証などが残っているだけで、ボディとか、ハンドルが無かった。

盗まれた…

俺は警察に電話した。

すぐに来てはくれたのだが、

「こりゃ、見つからないね」

と、一目見ると帰ってしまった。

家に帰り親父にその事を伝えると、親父は涙を流しながら

「お前にはほとほと愛想が尽きた。普段からだらしがないからこんな事になるんだ。もう親子の縁を切るからな」

と、言われたしまった。

とりあえず、俺はエンジンに貼られていたシールの電話番号に電話してみた。

「てめぇか!俺の車を盗んだのは!?」

電話の相手は

「あぁ?何ほざいてんじゃ!糞が!!文句があるならいつでも来いや!!」

俺は行くことにした。

友人に車でその会社の事務所が入っているビルの前まで連れて行ってもらい、

「一時間して戻らなかったら、警察に連絡してくれ」

と言い残してビルの中に入っていった。

ここで目が覚めた。

寝たのは午前三時半で、目が覚めたのは午前五時半。

ほとんど夢を見ていたような。

眠りが浅かったのだろうか?


2006/02/10に見た夢 「産まれる〜」


こんな夢を見た。

 「産まれるの…もう、子宮口がガバッとパックリ開いてる…」

 そう言われて振り返ると、夢の中で私の奥さんらしいスミレさんが、破水した状態で青い顔して立っていた。

 部屋の床は破水した羊水で床上浸水状態で、ソファーなどが浮いている。

 見ているときもバシャバシャと、羊水が大量に溢れている。

 「あー…じゃぁ、病院に行かないとね」

 私はそう言うと入院するための準備を始めた。

 鞄に着替えや、歯ブラシなどを詰め込んでいく。

 スミレさんも破水しながら、ヤカンとか歯ブラシを詰めていく。

 「これだけあれば、7泊くらいは余裕だから、そろそろ病院に行きましょう」

 スミレさんがそう言ったので、私はペットの猫とフクロウとウサギ(20?)に7日ぶんのエサと水を与えると部屋を出た。

 部屋を出るときウサギ(20?)のチャッピーが寂しそうな顔をしたけれど、猫のいぬとフクロウの哲人がいるから寂しくて死んでしまうこともないだろう。

 「病院は100メートル先なんだけど、車で行くの?」

 と、スミレさんが聞くのでその方がいいんじゃないかと答えた。

 愛車のカマロで駐車場を出る。

 病院の駐車場まではあっと言うまで、そこから病院が入っているビルに歩いていく方が時間がかかった。

 「聖エンジェル産婦人科」

 と書かれた看板のついたドアを開けるとそこはエレベーターになっていた。

 乗り込み、ドアを閉めると、

 「本日は誠に御来院ありがとうございます。出します。出せます。出させます。当院は完全無定量、等価交換の原則となっております。御来院は初めてでしょうか?」

 と聞いてきたので

 「初診なんですが、今にも産まれそう、と言うか出かかってます」

 と答えた。

 するとエレベーターは止まり、ドアが開くと白衣の看護婦さんが20人くらい乗り込んできて、スミレさんを持ち上げると

 「ワショーイ!ワショーイ!」

 と言いながら分娩室に消えていった。

 一人残された私は、エレベーターを降りると、映画館のような待合室で、巨大スクリーンに映し出されたチャップリンの「ライムライト」を観ながら待つことになった。

 あの有名な音楽が流れる中、映画に見入っていると、後の席で大きな声を出して喋っている男がいたので「うるせぇな」と思いながら振り返ると、お医者さん3人が酒を飲みながら雑談していた。

 この病院は大丈夫かと思い、分娩室の方を見てみると、中から大きな鳴き声が聞こえてきた

 「メェェエエエエエエエエーエェっ!!」

 えぇっ?と思ったとき分娩室から看護婦さんが飛び出してきて、

 「これよりこの病棟を隔離します!!許可無く出た場合は射殺という場合もあるので出ないでください」

 と強い口調。

 私の後にいた医者の一人が酒を煽りながら言った。

「いったいドコを開けたんだかw」

と言うところで目が覚めた。


2006/2/16日に見た夢 ヤクザさん


こんな夢を見た。

友達3人と拳銃を拾って、持ち主のヤクザさんに返したことで、

そのヤクザさんと仲良くなり、そのヤクザさんの家に 出入りするようになった。

 ある日、そのヤクザさんが警察にしょっ引かれてしまう。

 留守になったそのヤクザさんの家庭でヤクザさんの奥さん、そして友達と4pし、しかも娘にも手を出して酒池肉林の限りを尽くす日々。

 しかし、ヤクザさんが無罪放免で釈放され、帰ってきて、何も知らないヤクザさんに、留守の間、家族が世話になったなと感謝される。

ご馳走や酒を振る舞われるんだけど、嫁さんと娘と酒池肉林の日々がバレたら血を見るのでは明らか。

そこで私はちょっと用事がありましてと、友達二人を置いて逃げる。

 ちょっと用事がありまして…と言ったとき友達二人は

 やられた!

 と言う顔をしてましたw

 その後私は、ラピュタの空中庭園のような町中を逃げるように帰った。


2006/2/17に見た夢「やわらか肉の錬金術師」


こんな夢を見た

 国家錬金術師・軍の狗として、「やわらか肉の錬金術師」の二つ名を持つ私は、禁忌の人体錬成で、全身にやわらか肉をまとうと言う苦難を抱えながら、同じく人体錬成のリバウンドで体ごと持って行かれた弟のチヂルベッッティの精神を等身大綾波レイフイギュアに定着させ、お互いの体を元に戻す為に国中を旅して回っていた。

 そんな中で、人体錬成の秘密を握る組織と抗争となり、あっけなく、地下遺跡の中に閉じこめられてしまう。

 閉じこめられたのは、私と弟のチヂルベッッティ、そして幼なじみでツンデレな綾小路スミレ。

 そして風来坊で、錬金術師でもあるオヤジ。

 最後に職場の先輩である山田さんと、娘のエリちゃん(6才)の6人。

 とりあえず全員で出口を探すのだが、見つかった出口は高度な錬金術で封印されており、調べたオヤジが言うには、誰かが反対側の奧にある錬成陣で術を行使すれば開くが、その術師は扉が開いている間、ずっと術を行使してないとダメなので、必然的に取り残されると言うことだ。

 とりあえず、錬金術師ではない3人は除外され、

私とチヂルベッッティとオヤジの3人のうち、誰かがのこらなけならないことになる。

 オヤジは「扉の先にも何かがあるかも知れないから」

 と、辞退

 チヂルベッッティは「せめて体が戻ってから」と辞退。

 結局、俺が残ることに。

 術を発動すると、いろんな所から水が入ってくる。

 閉鎖空間はドンドン「水浸し」になってくる。

他の皆は水位が上がる前に部屋を出ていった。

 水位がどんどん上がってきて、私は溺れた


2006/2月28に見た夢 砂浜にて戯れる


こんな夢をみた


真夏のある日、わたしは中学の時の同級生達と海水浴にやってきた。

あいにく天気は悪く、曇り空ではあるのだが、気温は高いので、泳ぐのには支障はない。

休日ということもあってか、砂浜は海水浴客で溢れかえり、海に到達するのも大変な状態だ。

コテージ風の海の家で着替え、クラスメイト達と予定を立てる。

まず泳ぐ。

そして何時には飯を食うなどなど…

そんな中で一人だけ、水着の上にウインドブレーカーを着て、大きくて白い麦藁帽子を被って、険しい顔をしているの女の子がいた。

彼女はわたしが好きな山田さん。

みんな外に出始める。

山田さんはと言うと、ウインドブレーカーの上にさらに、バスタオルを巻き深刻そうな顔で歩いてる。

「どうしたの?山田さん?」

「ど、どうしたって、寒いのよ」

見ると確かに歯をガチガチ鳴らしていた。

「寒いってかい?確かに天気は悪いけど、どちらかというと今日は暑いよ?」

「でも、寒いんだもん。寒いったら、寒い」

仕方なくわたしはみんなに告げ、海の家へと山田さんを連れて戻った。

「風邪でも引いた?」

「そんなんじゃないと思うけど、寒い」

「残念だけど、今日は泳ぐのは無理だね」

「でも、泳ぎたいもん」

「…いや、無理でしょ?具合が悪くなったら困るじゃないか?」

「…………泳ぐ」

「は?」

「泳ぐもん!」

そう言って、彼女はバスタオルとウインドブレーカーを脱ぎ捨てると、そのまま走って海の家を出ていった。

追いかけてみると、彼女はすでに海の中に入りもの凄い勢いでバタフライをし、沖合へと向かっていた。

「しかたないなぁ」

わたしは呆れて山田さんを追いかけようと思ったのだが、自分はあまり泳げないことを思い出した。

海の中に入り、泳ぐというより歩く感じで山田さんを目指す。

一瞬、山田さんを見失い、探しているとわたしのすぐ側を山田さんがもの凄い勢いで浜へと向かってクロールで泳いで行った。

わたしも浜に戻ると、山田さんはさっきの様子とはうって変わって、笑顔でクラスメイト達と笑顔で話している。

疲れ果て昼飯を食べていると、砂浜に放送が響く。

「本日、これより沖合へのイベント競争を始めます。ふるって参加して下さい」

そうするとどこからともなく船がやってきて、海に砂を放り込んでいく。

そして遠浅の海に。

100メートル先の沖合には旗が立てられ、そこにスタートの合図が鳴ったら一番最初にたどり着いた人に景品がでるそうだ。

私達は全員参加し、スタートの合図を待つ。

スタートの銃声。

遠浅になった海を全力で走り出す。

わたしは一位にはなれなかったかなり上位で到着する。

しかし、埋め立て焚いたのは旗の所までだったので、勢い余ってその向こうに飛び込んだわたしは深みにはまって溺れた


2006/3/1に見た夢 青き炎


こんな夢を見た

わたしは原子力発電所で働く新人として、新人研修を受けていた。

一緒に受けているのは20人程度。

発電所施設内の会議室で講師がホワイトボードをバックに熱弁を振るっている。

ホワイトボードには大きな文字で「安全作業」と書かれている。

「では、作業中の禁止事項です」

講師はそう言うとビニール袋を取り出し、その中に何かを入れた。

「え〜、この様に核燃料をビニール袋に入れてはいけません

 臨界が発生しますので危険です」

そう言う問題か?

と思ったところで、会議室の中のいたるところで青い光が発生し、

室内が青白く照らされる。

「チェレンコフ放射光だ!!臨界が発生したぞ!!」

誰かが叫んだ。

言い終わる前にけたたましい重大事故を知らせるサイレンが鳴り響く。

近隣の街や村まで鳴り響いているだろう。

そう思ったとき目の前が真っ暗になった。


2006/03/20に見た夢 「それなんて……」


こんな夢をみた。


 「なんか変な感じだよね?誰もいない教室って」

 夕焼けのオレンジ色に染まった教室で山田が呟いた。

 委員会が長引き、カバンを取りに戻った教室には誰もいなく、僕と山田は帰り支度をしていた時だった。

 「昼間が騒がしいから、そのギャップだべさ?」

 気の利いたことも言えず、僕は視線を外に向ける。

 窓の向こうには、闇に包まれ始めたタマネギ畑が延々と続いているだけだった。

 「……したっけ、こんな事って、あんまりないと思うのよね」

 考え込むような仕草で山田は言った。

 「何さ?」

 「何さって……放課後。二人っきりの教室。若い男女?」

 ちょっとドキッとした。

 「いま、ドキッとしたでしょうw?」

 山田が面白そうにクスクス笑う。

 「……してねーべさ!……なぁ、冗談もそこいらへんにして、もう帰るべし。早く出ないとバスが1時間に一本になるって」

 「え〜?このシチュエーションを、もっと有効利用しようと思わないわけ?ありえないっしょ?」

 たしかに有効利用したいシチュエーションだし、密かに山田が思い人である僕にとっては、ありがたいエロゲ的展開だ。

 だけどそれを利用できる度胸があったとしたならば、彼女への告白なんかは、遙かなる前に済ましているはずだ。

 結局のところ、僕にはそんな度胸はない。

 「あのなぁ〜、見回りの先生も来るだろうし、帰ろうや?」

 本心とは全く正反対の言葉を口にして、僕は教室を出ていこうとした。

 「よっしゃ!!これでどうや!?」

 彼女はそう言うとセーラー服のスカーフを抜き取り、僕に向かってホレホレと片手で吊り下げて見せた。

 「……これ何てエロゲ?」

 僕はそう言って彼女に近づいていった。

 そんな僕を優しい眼差しで見ながら、山田は一言。

 「それは試してからのお楽しみ……」

 僕「とりあえずスカーフは元に戻して」

山田「マニアかよ!」

僕「どんなマニアだよ!!」


2006/3/29見た夢 お葬式


こんな夢を見た


中学時代のクラスメイトが亡くなった。

そんな知らせが連絡網で回ってきて、俺は彼女の葬式へと向かう。

葬式が開かれる場所は、俺が中学時代に住んでいた湖に面した小さな町で、今は過疎が進み、住民は年寄りばかりだけど、夏場には湖の湖畔でキャンプをする人達が増えるので、夏場だけは賑やかな場所。

だけど、まだ雪が残る冬の終わりであり、人気はまばらで少し寂しい場所。

今は、俺もその場所を離れて都会に住んでいるのだけど、葬式のために向かう。

 いますんでいる場所から、車で2時間ほどかかる場所なのだが、道中、車を運転していると、亡くなった彼女の事を思い出す。

 中学時代の彼女は、長い色素の薄い髪が印象的で、人なっこい性格だった。

 彼女は演劇部に所属していて、将来は舞台女優になるのが夢だと言っていたのだけど、その夢が実現することは無かったようだ。

一度だけ、学校の帰り道に一緒に帰った事がある。

暑い日差しのとある夏の日。

太陽光を反射した彼女の色素が薄い髪が輝いていた。

彼女は自分の将来についての夢を楽しそうに語り、そんな夢のない自分には眩しく覚えたのだけど、今となっては良い思い出だ。

天気はいいが、まだ肌寒く、雪が残ったいる故郷に着いた。

そして町中のクラスメイトに指示された場所にたどり着く。

そこはあの夏の日に彼女と歩いた林の中にあるボロボロのコテージで、家族ごと引っ越してしまった人が多く、止まる場所がないので、みんなで借りたのだそうだ。

中にはいると、元クラスメイト達がすでに10人ほど集まっていて、何やら忙しくしている。

自分は仕事があるので今日中には帰るつもりだったので、荷物もなく時間を持て余し、クラスメイトの女子に葬儀会場を聞き、一足先に向かう。

その場所は僅か数十メートルの長さしかない町のメインストリートの両脇にある商店街に作られた洋風レストラン。

店の前には「山田家葬儀会場」という看板がつけられている。

中にはいると、葬儀会社の人達が忙しく準備をしていた。

店の奥にいたお母さんに挨拶をする。

「今日は来てくれてありがとう。あの子もきっと喜ぶわ」

と言ってくれた。

すでに棺も安置されていたのだけど、中を観ることはなかった。

観るのが怖かったからだ。

座って待っていると、クラスメイト達もやってきて、その他、親類の人々もやってきて葬儀が始まる。

冒頭、故人の遺志により、葬儀は無宗教で食事会的なものになると告げられる。

お経の変わりに、故人をしのんだVTRが流されていたのだが、自分の座った場所はちょうど影になり、モニターを観ることは出来ない。

「…テレビなどでもご活躍され…」

そう言うナレーションが聞こえたので、彼女は何やってたのかと、横に座ったクラスメイトに聞くと

「若手女性民俗学者として有名だったようだよ。テレビとかでコメンテーターで活躍していたんだって」

全然知らなかった。

「こんな本も出してたらしいよ」

そう言って差し出した本を観てみると

「アメリカ社会における血液型占いの民俗学」というタイトルだった。

トンデモ系じゃん!!と思ったのだが、それは言わなかった。

VTRが終わると食事が出てきた。

みんなよく食べていた。

そこに亡くなった山田さんのお母さんが、一人一人を回って挨拶をしていた。

俺の所に来て「ご飯は食べます?」と聞くので、ハイというと出てきたのは暴れはっちゃくが食べてた様な特大おにぎり。

ちょうどそれで米が無くなったそうで、足りないからとクラスメイトの一人が買いに走った。

「玉子焼きもありますからね」と山田さんのお母さんに言われた。

食事会が終わると、とりあえず今日は終わりで、あしたが告別式だという。

俺は一旦、家に帰ることにし、2時間かけて帰った。

翌朝、目が覚めると山田さんの告別式に向かう準備を始める。

トイレに入って用を足してたらスーツに引っかけてしまう。

うんこを。

仕方ないので別のスーツを着込んで飯を食いながらテレビを観てみると、天気予報で全国的な荒れ模様で、被害が続出しているという。

多重玉突き事故の映像や、暴風雨で看板などが飛ばされている映像も流されている。

親父が「こりゃ無理だろ、行くの」と言ったが、俺は行かなきゃならないんだ。

と答えた。


2006/06/04に見た夢 「かっこくようげんたいし」


いま目覚めて5分。

1時ちょっと過ぎに、布団に入ったのですが、夢見て目覚めた。


こんな夢を見た

。

仕事が忙しく、返ってきたのは既に午前0時過ぎだった。

家にはいると母親が起きてきて、飯を用意してくれた。

俺はイスに座り飯を食い始めると、母親が俺の膝に座った。

「なに、やってんだよ。重いよ。飯が食えないだろ」

だが母親は

「けんかしているわけじゃないのよ。仲が悪いだけ」

とわけのわからないことを言う。

「眠いなら、俺はいいから寝てくれよ」

そう言うと、布団の敷いてある部屋に行った。

しかし、そこには寝ているはずのオヤジの姿はない。

いつもなら、夜の7時には仕事から戻っているはずなんだけど。

疑問に思いながら、皿を片付け、寝るために自分の部屋に向かおうと居間を出る。

ちょっと小便とトイレに入り、用を足していると突然トイレの電気が消え、戸が開いた。

開いた先には暗闇が広がり、僅かに差し込む外からの街灯の光が青白く照らしているが、たしかに誰もいない。

そして、戸が閉まった。

あぁ、これはマジでやばい!そう思った瞬間、体が何かに押されて、自分の体が壁に張り付いた。

顔を向けてその姿を見ようとしたが、押しつけられているので観ることができない。

次の瞬間、

「かっこくようげんたいし」

と、太く、低い声で何かが耳元でささやいた。

やばい!やばい!やばい!やばい!やばい!やばい!やばい!

俺は力一杯体を動かそうとした。

手を握りしめることができた。

体の向きを変えることが出来た。

そこで目が覚めた

「かっこくようげんたいし」って、なんだろう?


2006/10/03に見た夢 デートと朝刊


第一幕。


こんな夢をみた


高校に通っている私はある女性に恋をした。

彼女の名前は御所瓦かえで。

学祭の中、友人に背中を押され、彼女と校内を巡ることになる。

校内と言っても、とても馬鹿でかく、敷地は東京ドーム12面、メイン校舎は10階建てになっていて、中は巨大ショッピングモールのような作り。

センター部分は最上階まで吹き抜けのフロアになっており、エスカレーターもエレベーターもある。

かえでさんと行動を共にするまで少し時間があるので、友人達と校内を巡っていると騒動に出くわす。

一部の生徒達が、酒によって暴れだし、最上階からフロア1階に向かって黄色いプラスチック製の椅子を放り投げ始めた。

砕け散った黄色いプラスチックが空中に散乱し、辺りは騒然となる。

急遽、生徒会により鎮圧チームが派遣され、重武装の生徒達が鎮圧に向かう。

しかし、なかなか手強く、敵の反撃は苛烈を極め、やむなく撤退を決定。

そこで、グリーンベレーに3年、フランス外人部隊に4年在籍していた私に協力要請がくる。

私は10人の部隊を編成し、最上階に突入。

鎮圧するも、主犯格のクラスメイトの山田太郎には逃げられてしまった。

ちょうど時間となり、私は御所瓦かえでさんとの待ち合わせの場所に向かう。

飯を食いながら話をするが、話が噛み合わない。

次第に不機嫌な感じになっていく御所瓦かえでさん。

学校内も見て回るが、会話も無くなっていく。

喫茶店に入り、めぐった場所について話をするが、ほとんど反応が無くなっていく。

店を出るとき、会計を済ませようとすると

「あ、私が払うけん」

「いや、俺が奢るよ」

「いいけん、いいけん。私が払うけんって」

と御所瓦さんは言い、払ってしまう。

私は財布の中を見ると、1000円しか入ってなかった。

「これね、おみやげやから」

彼女は私にそういって、せんべいセットを渡す。

ちょっと、友達に電話するからと、彼女は外に先に出る。

そんな様子を見ていた店のおばちゃんが、

「男の子なんだから、女の子に奢らせちゃだめよー、おみやげなんかもらっちゃってるし。ここは、君も何か彼女にあげなさい。女の子は甘いものが好きなんだから」

と、はた迷惑なことを言い、私にカウンターの横にあるショーケースの中のものを進める。

イカのゼリー漬け ×12本 1200円

スズメの焼き物 ×6個 800円

ニシンの干物 ×12枚 1500円

そんな感じで、とても喫茶店にはみえないのだけど、予算もないので退店。

外に出ると、薄暗くなっていた。

御所瓦かえでさんの姿はなく、後夜祭の準備をする生徒達の姿が見える。

御所瓦かえでさんは帰っちゃったのかな?などと思いながら彼女の姿を探し歩いていると、捕まえ損ねた学園テロリストでクラスメイトの山田太郎と遭遇。

どうやら待ち伏せしていたらしい。

「貴様が俺の邪魔したのか!」

そう言って、私に向かって銃を乱射した。

私は御所瓦さんにはふられちゃったな、と考えていた。


第二幕


こんな夢をみた


ドン!ドン!

物音で目が覚める。

何かと暗闇の中を見渡すと、私の部屋の入り口のドアの向こうに、曇りガラスを通して父の顔があった。

曇りガラスなので表情は良くわからないが、ドアの向こうで言った

「おい、朝刊を見てみろ」

かなり怖かった


2009/9/20に見た夢 仕事

こんな夢をみた


仕事をしていた。

雲一つ無い空の下、四方が地平線まで続くジャガイモ畑で、ジャガイモを収穫する仕事。

作業は果てしなく続き、私の持っていた袋は収穫したジャガイモで一杯になっていた。

私は上司に訴えた。

「キリがありません。いつまでやっても終わりが見えんとです」

上司は言いました。

「そりゃそうだ。なんて言ったって、手作業でやっているわけだからな」

「でも、今日中に全部やらなきゃいけないわけですよね?」

「あぁ、上からはそのように言われている」

「どうやって、残りをやるわけですか?まだ一割もやってませんよ?」

「しらねぇよ!俺に聞くな!!」

逆ギレする上司。

重くなった空気の中、私たちは黙って作業に戻った。



2006/8/8に見た夢 コイとハルヒ


パート1

こんな夢をみた


夜がまだ明けきらず、薄暗い町中。

助手席に甥っ子を乗せて車を走らせる。

後部座席には釣り竿やバケツを積み込み、川に釣りに行く途中だった。

自宅から30分ほど走ったところが目的地の川で、そこは3つの川の合流地点でもある。

車を止め、外に出ると、日が昇る前の乾いた冷たい空気と、流れの緩い川の臭いが混ざり合い、独特な泥臭さがする。

対岸までは40メートルくらいある川に、私と甥っ子は用意した釣り竿に餌を付け、投げ入れる。

川の流れは本当に緩やかで、浮いたウキがほとんど場所を変えることはない。

「うぉ?キター!!」

甥っ子が奇声をあげ、竿を持ち上げる。

それと同時に、もの凄い勢いで川に引きずり込まれそうになる。

私は甥っ子の体を掴み、水際で食い止めた。

「これは大物に間違いないよう!!」

甥っ子が竿を握りしめて言う。

私も体の位置を変え、二人で竿を持ち上げる。

長い時間の格闘のすえ、体長1メートルの鯉を釣り上げた。

パート2

六本木ヒルズで暮らし、ヒルズ族と言われる私は、株主特典で手に入れた「涼宮ハルヒの憂鬱」特別版DVDを、携帯DVDプレイヤーに入れて部屋を出た。

エスカレーターで「涼宮ハルヒの憂鬱」の映像を見ながら降りていく。

すると後ろから突然声をかけられた。

「それって、涼宮ハルヒの憂鬱じゃん?」

見ると若いピザなオタクがリュックを背負って立っていた。

私は無視し、エスカレーターは下っていく。

「ちょっと、見せてくれません?」

オタクは言う。

私は何でお前に見せなきゃならんのか?と言い、プレイヤーをリュックにしまうと、動いているエスカレータをさらに歩いて降り始めた。

「ケチくせぇな!見せてくれたっていいじゃねぇが!?」

オタクがポケットからナイフを出した。

私はそのナイフをムエタイキックではじき飛ばす。

ついでに、そのおたくの腹に膝を数発くれてやる。

オタクは吐きながら倒れたのだが、騒ぎを聞きつけた他のオタクもやってきた。

1000人くらい。

私はそれを張り倒しながら六本木ヒルズを出て行く。

外に出ると、10000人くらいのオタクに囲まれてしまった。



2009/07/13日に見た夢


こんな夢をみた


某国の王子として産まれた私は、その出生を秘密にしながら、一般市民として生きているのだけど、国の政変と、親である国王の死によって、即位しなければならなくなる。

育ての親との別れとか、隣の家のツンデレな幼なじみとも別れの時が近づく。

一般市民としての最後の3日間。

そして、軍部の暴走。

王位を奪還すべく、仲間達と共に為政者の追っ手と戦う事になる。

多大なる犠牲。そして勝利…。

と言う夢を見たw

おそらく「アリソン」というライトノベルを読んだので、その影響w


2006/07/12日に見た夢


こんな夢をみた


三十も半ばとなったが、結婚もせず、親と同居している自分。

先を悲観した父親に、包丁で腹を刺されて死んでしまう。

そんな夢を見たw


2007/01/11に見た夢 初夢(起きてからも内容を覚えている夢で)


こんな夢を見た。


会社にて仕事をしている私。

回りには同僚達も数人いて、それぞれが作業をしている。

本来ならば窓などない作業場なのだけど、その日はなぜか大きな窓が四方に付いている部屋で仕事をしていた。

窓の外は雲一つ無い真っ青な空が、どこまでも続いている。

「……あ、地震」

同僚の一人がかすかな揺れに気がついた。

私はその言葉を聞いて、部屋の中を見渡すと、蛍光灯などが小さく揺れていて、確かに地震のようだった。

すぐに収まると思ったけれど、なかなか収まらず、次第に揺れは大きくなってくる。

これはヤバイかも。

そう思ったときには揺れは酷くなり、立っているのも厳しい状況となる。

その時、ドーン!!というもの凄い音か外から聞こえてきた。

窓ガラスは空気の振動により、ビリビリと震え、何枚かの窓ガラスは砕けてしまった。

割れた窓の向こうからは、激しい音が今も続いている。

ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!

「おい!外を見てみろ!!」

誰かが叫んだ。

私は視点を外に向けると、札幌市内ならどこでも見ることができる手稲山が噴煙を上げている。

早い話が火山噴火。

とりあえず、ここは手稲山の麓でもあるので、社員一同で逃げることにした。

車に乗り込むために会社の外に出ると、同じように逃げ出す人々で混乱していて、そんな群衆の中に紅く焼けこげた火山弾が降り注ぎ、死者も出ている。

とりあえず郊外へと逃げるため、私が勤める会社の一同はギュウギュウ詰めで営業車のワゴンに乗り込んだ。

私は道が混雑しているので、案内役としてサーフルーフから顔を出し、開いている道を指示する。

念のため火山弾、火山礫から身を守るために、頭に座布団を巻いて防護しているのだけど、あんまり意味無いジャンとと思ったのは心に秘めていた。

石狩新港まで逃げた私たちは、避難所として設置された建物の中で、火山の沈静化を待つ。

三日後には小康状態となり、噴煙も止まったので避難解除の通知が出て、とりあえず会社の様子を見に行くことになった。

窓ガラスが割れたり、火山灰が積もっていたりしたけれど、ちょっと片付ければすぐに仕事を再開できそうな感じだったのだが、そんな中でまた地震。

そして噴火。

今度は火柱を上空高く上げている。

これはマジヤバすと思いながら、また逃げる。

火山灰も大量に降り注ぎ、視界ゼロのホワイトアウトな状況。

命の危険を感じたり。

山から下りてきた煙が、白い龍のように街の上空を舞い、その白い胴体に触れた建物を次から次へと破壊していく。

白い龍の胴体に巻かれそうにながらも何とか逃げ延び、再び石狩新港の避難所にたどり着く。

避難所では避難民の人々が、不安そうに置かれたテレビの前に集まってニュースを見ていた。

なんでも過去、国内最大級の火山爆発らしく、各地からの被害状況のレポートが流れていた。

そこに臨時ニュース。

なんでも隣国が大船団を率いて軍事侵攻してきたというニュースだった



 2007/02/22日に見た夢


こんな夢を見た。


大きなショッピングセンターの中を、私は歩いていた。

横には背が高く、長い髪の女性が歩いている。

別に付き合っているというわけではなく、つい最近、仕事の関係で知り合った女性で、山田さんと言う。

気さくな女性で、明るくて話しも面白い。

その日、私は仕事が休みで、暇をもてあまし、車でパチンコに行く途中に、街中で歩いている彼女を見つけたので車を止め、声を掛けると、彼女は買い物に行くのだと言った。

そして、暇ならちょっと買い物に付き合ってくれと言う。

なんでも引っ越したばかりで、新しい家具が欲しいのだそうだ。

私は良いよと言い、町一番の何でも売っている大型ショッピングセンターにやってきたのだった。

家具売り場に直行すると、山田さんはソファーやベットを見て回り、実際に座ってみたり、寝ころんでみたりして、子供のように無邪気にはしゃいでいる。

そういえば、ずっと大昔に、当時付き合っていた彼女とこんなデートした事があったなぁなどと、ほろ苦い思い出を思い出しながら、私は山田さんを見ている。

そんな時、ソファーから立ち上がろうとした山田さんが、苦痛に顔を歪ませ、蹌踉めいた。

「いたたたたた……」

「どうしたんです?大丈夫ですか?」

山田さんは苦痛に耐えながらも、大丈夫だと私に右手で合図した。

左手は左足の膝を押さえている。

「ちょっとはしゃぎ過ぎただけ。義足の付け根の所がスレちゃって」

そう言って山田さんは笑う。

「……義足?」

私は一瞬、その言葉の意味も解らなくなり、山田さんは私の鳩が豆鉄砲を喰らったような顔を見てピンと来たようで、

「そう言えば言ってなっかったでしたっけ?私、左足の膝から下が義足なんですよ」

山田さんはそう言うと、長いスカートをまくり膝を出し、慣れた手つきで義足を外して見せた。

「全然、気が付かなかった。普通に歩いてたし」

「もう何年も付けているし、最近は義足の性能も良いから。慣れてしまえば解らないのね」

「……そうなんですか」

それ以外に言葉が見つからず黙ってしまった私を見て山田さんは言った。

「子供の頃に猪と出会い頭に出会って格闘になったんですよ。その時の傷が元で切断したんです」

「猪かよ!?」

「実家が山奥で、野生児でしたからね。私も」

「普通は戦いませんよ」

「勝つ自信はあったんですよ。もちろん勝ちましたけど。でも、代償は大きかったですけどね」

「勝ったのかよ!?」

「晩ご飯は牡丹鍋でしたよ」

「っていうか、怪我して病院じゃん」

「その日は行かなかったんですよ。山奥なんで麓の村まで行かないとお医者さんはいなかったですし」

「山奥過ぎるだろ!」

「そう言えば中学に入って初めてお金を見ましたw」

「経済活動すら無いのかよ!」

「自給自足が原則の生活でしたから」

そんな会話が延々とソファーに座る山田さんの膝下から義足が外れた状態で、山田さんの太股がチラリと見える絶対領域な隙間が悩ましい中で続いていた。



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