2016/04/26 第二十三回 正論は正しい。ただ正論をふりかざす奴は正しくない by図書館戦争
ホリエモンがダウンタウンの松ちゃんの「心がない」と言う批判に反論したニュースを元に書いた日記
私情を挟むなと言うならば、機械にでも決めさせればいい。
そんなセリフが漫画「宇宙兄弟」の中であったのだけど、人は感情があるからこそ、合理性だけを追求すればいいと言うものではないのだろう。
確かにテレビのバラエティー番組を自粛したところで、埋まっている人が助かるわけでもなければ、死んでしまった人が生き返るわけでもない。
だが、人には「情」というものがある。
そして立前というものもある。
社会性とか、共有意識とかいろいろな感情。
ホリエモンはそんなものを持ったところで、根本的な解決には至らないと言う正論を言っているのだろう。
支援は同時に行われているし、救出作業や捜索作業に復旧作業はテレビが自粛しようとしまいと行われているのであると。
松ちゃんは、たしかにそうだけど、そう言うものでもないし、口に出して言う事ではない。
自粛したところで、何の解決にもならないだろうけども、そんな風に気をかけている人々が日本の至るところに居るんだと、九州に伝わるだけでも気持ちの持ちようが変わってくるだろう的な。
ものには言い方というものがあると思う。
確かにそれは正論だけれども、正論だけで世の中が廻るというのであるならば、そもそも正論を振り回さなければならないと言う状況に陥る事はないのだから。




