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2016/04/25 第二十一回 人生プロット

 私の母が産まれたのは太平洋戦争が終わった年の初冬の事だった。

 北海道の炭坑の街で暮らしていた祖母が、お腹が痛くなったので病院に行ってみると、数時間後に私の母が産まれた。


 妊娠していた事にまったく気がついていなかったそうで、産まれたばかりの母は未熟児だったそうだ。


 景気の良い炭坑街に産まれたという事もあり、割と裕福な家庭に生まれ育った。

 上に姉が一人、下に妹が二人、弟が一人いた。

 

 すくすくと育ち、中学生になると他校の生徒と縄張り争いを繰り広げポケットにはいつもカミソリを仕込んでいたと言い、当時は娯楽の王道であった映画館には、入り口のおっちゃんに挨拶するだけで顔パスだった。


 中学を卒業すると、洋裁の学校に入ったが、ほとんど何も技術を身につける事もなく家を飛び出して大阪に家出。


 そこで数年を過ごし、そこで知り合った同郷のヤクザと結婚する。

 その頃にポーチに忍ばせていた小刀は、すっかり錆び付いているが今でもタンスの中にあるという。


 姉が産まれる。


 夫のヤクザは粗暴だったらしく、親戚一同に迷惑をかけて離婚。


 姉と二人暮らし。


 私の父と出会い、再婚。


 父方の祖父と同居するが、そりが合わずに精神的不安定。

 私が生まれる

 弟が産まれる

 

 小学生から中学生の頃の姉が、よく母にボコボコにされていた記憶。


 祖父が家を出て行く。


 姉、中学卒業と共にグレる。

 姉、家出少女に。

 姉、鑑別所に入る。


 母、泣いて暮らす。


 姉、成人しても落ち着かず、二度結婚し離婚をする。


 姉、金が尽きては親に無心。


 姉、姿を消す。

 一年後、妊娠してホームレスをしていた冬に助けを求めて来て家に戻る。

 甥っ子を産む。

 同居する。


 姉と母の関係は最悪。


 甥っ子小学校に不登校になり、引き篭もりになる。

 甥っ子、中学に一度も通わないまま卒業。


 姉、姿を消す。


 母泣いて暮らす

 

 甥っ子引きこもる


 甥っ子成人する。


 私の弟の働く店で甥っ子がアルバイトを始める。


 一ヶ月で甥っ子はバイトを逃亡。


 甥っ子、引きこもる。


 母泣いて暮らす。


 父、病気で倒れる。


 経済的困窮。


 父、退院。


 父、仕事復帰


 母、パチンコに精を出す。


 私、パチンコで借金を作る。


 母泣いて暮らす


 甥っ子、引き篭もり


 ↑

 いまココ


 これで小説書けないだろうか。

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