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狂科学者「勇者追跡なう」

昨日に引き続き投稿できました!

「そういえばくそったれ勇者は今どの辺にいるんだ?武王国ヴァルス王都に向かうとは聞いているけどどこの道通るのか聞いてないしな」


「私に任せたまえ!!実はだね・・・・。守護者の腕輪ガーディアンネックレスには致命的な攻撃の自動防御、雷撃、全状態異常耐性の他にだね、追跡機能が付いているのだよ!いわゆるGPSという奴だね」


そんな説明聞いて無いぞ。初耳だ。絶対こいつ言うの忘れていたな。まったく。というわけで拳を握りしめて振り上げる。


「いや、まあね。決して説明するのを忘れていたわけではなくてだね。ほ、ほら敵を騙すには味方からっていうじゃないかね。ね、だからその振り上げている拳を降ろそうじゃないかね?ね、頼むよ」


「だめだな」


「あっ、まてって、ちょ、グフラベゴォア!」


「よし、鉄拳制裁完了だな」


「ヴェーダ怖い・・・鬼だ・・・・」


んん?ジャックがなんか鬼だのどうのこうの言ってるけど気にしない。私はお嬢様とディエンル様に関しての事に対しては一切容赦しないたちだからね。


「それで、ランドルフ。結局くそったれ勇者はどの辺にいるんだ?」


「そ、それはだね・・・このタブレットの画面を見ればわかるよ」


私とジャックはランドルフがアイテムボックスから取り出した白いタブレットの画面を見る。なんか赤い点と白い点がこの世界のこの辺りの地図の上に表示されてるな。これはどういう見方をするんだ?


「これはだね、白い点が私達の現在地、赤い点が勇者とやらの現在地だね」



どうやらユグラル王国のディエンル様の領地とフリードリヒ伯爵領の境に入るようだな。何気にくそったれ勇者移動早いな。これはあれだな、勇者の持ってる聖剣とやらの効果だな。前に鑑定したら≪移動速度上昇≫という効果が付いていたからな。勇者の持ってる聖剣とやらのステータスはこんな感じだった気がする。



聖剣デュランダル・ダイト

切れ味☆☆☆☆☆☆☆★★★★★★★★★★★

耐久5000/5000


能力○不滅の聖剣イモータルデュランダル

………聖剣の耐久値が無くなって壊れてもこの世界の何処かで時間をかけて自動で復元する。


能力○光の剣(オートクレール)

………光を纏い闇を封じる。


効果

≪移動速度上昇≫≪自動回復≫≪筋力上昇≫



まあ、大して強い剣ではないな。というか、こんなのを聖剣とか言ったら≪剣聖≫の使っている聖剣の七宝剣(ザ・セブンス)とか≪光の勇者≫の使っている聖王剣・覇エクスカリバー・スプラメシィに失礼だと思う。


「中々早いが俺たちから見たら遅いな」


「そりゃ、そうだろうね。私達は基本移動は召喚獣を使用したり、テイミングしている魔獣を使用したり、転移したり、空を飛んだり、魔導車を使用したり、といった感じだからね。まあ、気長に歩いていくしかないね」


気長に歩いていくにしてもこの速度だと武王国ヴァルス王都に着くの結構かかるな。フリードリヒ伯爵領を通るとすぐに武王国ヴァルスってわけではなく、、ミラノ連邦という王政ではない国がある。そこを通れば やっと武王国ヴァルスに入るわけだ。私は武王国ヴァルスには行ったことがないのでわから無いが武王国ヴァルスの武闘大会とやらは冒険者じゃないと参加でき無いらしい。一応ヴェーダとしての冒険者ギルド証は持っているが今回は変装しての参加だから新たに冒険者ギルド証を作らねばならないんだよな。武王国ヴァルス王都で作る予定だったがとっととフリードリヒ伯爵領領都で作るか。武王国ヴァルスに着くまで結構時間かかるから何があるかわからないしな。冒険者ギルド証は身分証にもなるので便利だ。まあ、この世界は元の世界の文化・技術レベルに達していないから戸籍なんか基本ない(ある所はある)ので身分証を持ってない人が多いから冒険者ギルド証は別になくてもいいんだけどな。あれだ、武王国ヴァルス王都に着くまでに面倒なことが起こった時の保険ってやつだな。





明日も投稿したいです

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