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テンションアップダウン第二回記念撮影

「『じゃあ契約書にサインしてね』」

 机の上に広げられた書類に名前を記入していく。

「……出来ました!」

 書き上がった書類を吠天先輩に渡す。

「『りょーかい、今日の放課後までに調べてあげるからね』」

「……よろしくお願いします」

 ボクは吠天先輩に頭を下げ部室を後にした。

 昨日の放課後ボクの変態行為を写真に撮られたため、翌日……今日の昼休みに吠天先輩に事情をざっくりと話犯人探しに協力してもらったのだ。

「犯人……見つかるかなぁ」

 日々増えていく悩みの種に頭を悩ませながら部室棟を出た。


「『見つかったよ盗撮犯』」

 放課後、吠天先輩を訪ねる……前に向こうからやってきた。

「先輩わざわざすみません」

「『気にしない気にしない、それでその犯人なんだけど……』」

 今回の事件はあっさり解決するんじゃないか?


「いらっしゃいまし、何にしますか?」

「てめぇの命」

「はえっ?……ちょっな!……ぎゃあああ!」

 こうしてボクの事件は幕を閉じた。


「『今回って予想以上にあっさりと言うか手抜きと言うか……』」

 少し不満げな表情で紅茶を口に含む。

「『あっさり犯人が見つかった』」

「事件はまだ解決していないですよ」

「『どういうこと?』」

「あの子は写真を売っていただけですよ、撮った人は見つかって居ないんですよ……」

「『っ!馬鹿な!』」

「吠天先輩がどの様にして探したか知りませんが……何かの間違いがあって偽の情報を掴まされたんじゃないかと」

「『じゃあ……真犯人は……』」

「まだ学校内にいます」

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