満たされない気持ちにどこか共感してしまう。
お願いの仕方が悪いのか、コミュニケーションがしっかり取れていないのか、こちらの伝え方に問題があったのか、反省して、
様々、手を尽くしても、毎回、この調子なので、自分の人と接する能力に問題や欠陥があるのでは、と思っていたので、
こうあっさり出生届をなぁさんが出してきてくれたのには、驚いた。
自分が大切だと思っているものを、人に託して安請け合いした時に、
相手がそれを、忘れたり等して、開き直られた時に、蔑ろにしたのを見た時は、悲しかった。
自分が大切だ、重要だと思っているものを相手もそう思ってくれて、約束を守ってくれたのは、うれしい。
なぁさんといると、これまでいた人間関係は、あまり良くなかった気さえする。
でも、それが小さい頃から当たり前過ぎて、ずっとそんなものだと思っていた。
となぁさんの行動に衝撃を受けながら、なごみと遊んでいる姿を見て、心が和んだ。
「そういえば、昨日なごみの沐浴を見学して、今晩、お風呂にはじめて、私がなごみを入れるんだ。
小さくて、体が細くて繊細だから、どきどきする。」
と話すと、昨日のなごみの沐浴の時のリアクションや、沐浴のやり方等の話で、2人で盛り上がった。
そして、いつもの如く、お昼ご飯を食べに外に出たなぁさんを見送り、看護師さんの持ってきてくれた昼食を、なごみのお世話優先で食べる。
ミルクやオムツのお世話をして、食欲や清潔も満たされていても、
抱っこして欲しくて泣いて、抱っこをするとぴたりと泣き止み、ベットに運ぶと抱っこしてと、再びことも増えてきたので、
なかなかご飯が食べられないこともあるが、この寂しくて、満たされない気持ちが、どこか共感できるような気がして、と言うのもあるし、
当然ながら、無下にもできない、と言うより、自分を求めて泣いている姿に単純にきゅんとして、抱っこをして過ごす。
ご飯が思ったようには、思った時間とタイミングで、思った量、食べられないけど、幸せだ。




