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夕飯を食べながら

転生して4日目、なごみの眠る姿を見ながら、看護師さんの持ってきてくれた晩御飯を食べる。


転生とともに出産した赤ちゃん、なごみは、日に日に愛情が芽生えていくのを感じる。とにかく可愛くて仕方ない。


はじめての赤ちゃんのお世話もオムツの交換やミルクをあげたりお世話も、教えてもらったことは1通り、できるようになった。


当座の不安はと言うと、育児のことじゃなくて、家事もやってみないと分からないが、まぁ、やるしかないとして、


一緒に暮らす夫のなぁさんや、娘のなごみ以外の、一歩外を出た人間関係、主に実の母親の悩みがつきない予感がする。


赤ちゃんの可愛さと癒しの日々に、余計な不純物が混ざり込んできて、そちらに気を取られてしまっているのが、


不純物とは、生みの母親では厳密には違うものの、申し訳ないが、こう言ってはなんだが、かなり勿体ないし、残念だ。


彼女に接すると彼女のペースに飲まれて、いつもせわしなく、そして、彼女の言葉に引っ張られて、鬱々としてしまう。


自分自身、フィジカルの鍛練もだが、メンタルの鍛練もまだまだ修行が足りないのかもしれない。


まずは、出産で失われた体力を睡眠で補って、睡眠不足はどうしても、マイナスな思考へ引っ張られる。


と言っても、なかなか日々バタバタと過ぎていくのは、どうしようもないとしても、


ひとりで考えたり、気持ちを整理する時間、そして、何も考えずにぼーっと過ごすを意識して、持つようにしよう。


そして、とりあえず、自分自身の感じたことを、相談したり、聞いてもらえる相手、今、現段階では、なぁさんしか思いつかないし、


まだ彼のこともそんなに知ってる訳ではないが、とりあえず、今日のことも明日それとなく聞いてみるのと、


なぁさんは、私の母のことをどのように認識しているのかも、聞いてみないとな。


実の娘にだけならまだしも、これから、彼女の初孫であるなごみが、成長して、言葉やコミュニケーションがとれる時に、なごみはどう感じるかは、分からないが、


この調子だと祖母と孫の円滑にコミュニケーションがとれるのか、と言うこともそもそも怪しい。


なぁさんとの信頼関係をきっちり作って、いざと言う時は、私たちがなごみを守らなければ、私は母親なのだから。


と思った時に、時に自分よりも子ども、娘と言う、大切だと思える存在ができたことで、


時に、自分の気持ち置き去りに我慢して、実の親を大切に優先すると言う考え方から、少し抜け出していることに気づいた。


転生前にはあり得なかったことで、自分の思ったよりも、自分の心をすり減らして、自分を犠牲にして、親を立てて、親の意志を尊重していたことに気がついた。


これは自分の中の大きな発見や気づきのように思えた。


だからと言って、田中茉莉の母親とどう付き合っていくべきかが、クリアに見えた訳ではないのだけどね。


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