孤独感を感じることで、周りが見えなくなる。
と、この件は、非常に気持ち悪さで、モヤモヤするところではあるが、彼の采配に任せようと、とりあえず、放置することにした。
隣の畑は、青く見えるのかもしれないな。そして、昨日から思っていたが、父と母はコミュニケーションがとれていないのではないかという、疑念が生まれてくる。
その辺をしっかり見ておかないと、不用意に、火の粉がこちらに降りかかってくるやもしれぬ。
毎日こんな感じで、周りの人間関係を書き乱して、大騒ぎしていくのか、と思うと辟易するところではある。
転生したからと言って、なかなか、人間関係を楽させてはもらえないのね。
その後もこちらはお構い無しに、最近あったことを全てと、思ったこと、夫の田中茉莉の父親の愚痴、などを、
なごみのお世話の合間や、なごみが泣いているときも撒き散らしながら、お昼ご飯は食べに帰ったので、それ以外の時間を、
話したいように話して、面会ギリギリまで病室で過ごした。
途中、父がなごみの顔を見に、仕事の合間に訪れたが、それ以外は、マンツーマンで聞き役をする羽目になった。
近況を聞く仲の良い友人みたいなものはいないのか。随分、話し相手にと言うより、自分語りをする相手に、飢えているのを感じた。
子どもと言うのは、当たり前だけど、親の相づちを打つために生まれたわけではないんだよなぁ、
と、この先のなごみとの関係では、そう言ったことのないよう、気をつけなければならないなぁ、と思った。
物理的、精神的な孤独感を感じることで、周りが見えなくなるのは、恐ろしいことのように、私は感じた。




