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出産から3日目、モーニングルーティン

昨日と同様に、6時に電話が鳴り、下におりて、なごみと私の健診、内診は…、はい、毎日するんでしたね。


とは言え、産後もとりあえず異常がないようでよかった。その後は、おっぱいをマッサージされて、激痛が走りながらも我慢する。


今まで色々痛い思いをしてきた方だと思うのだか、この痛みはまた、全然違って耐え難いと思いながら耐える。


なごみは体重を測るときに洋服を脱がされて、


寒いからか、泣いてしまったようだが、医師からの触診と聴診が終わると、すやすやとまたすやすやと眠ってしまった、ふふふっ、よく寝てる。


シャワーを済ませてから、一緒に部屋に戻るので、看護師さんにまた預かってもらうのだが、早くも離れがたい。


しかしながら、個室の部屋にシャワーがないので、1人にする訳にもいかないしな、早く済ませて、抱っこするんだ。


シャワーが終わって、薬や化粧水その他を塗って、髪をドライヤーで乾かして、初日はドライヤーが置いてあるのは、気づいていたけど、


これが何なのかは分からず、昨日テレビのコマーシャルで見て、今日初めて恐る恐る使ってみた。


思ったより温度が高くて、髪を乾かすのに熱を加えてチリチリに傷みそうなのに、髪がさらさらになる何かが出てくるって、


ドライヤー自体に、魔法がかけられていたりしないのだろうか、と思ったりもしたけれど、特に魔力は感じない。


この世界どこにも魔力や魔法の力は、感じられないけれど、便利なものが多いと、感心することしばしばだ。


田中茉莉は、髪が長いから、髪乾かすの一仕事だ。重いものを持つのは慣れているのに、ドライヤーの重さに慣れない。


とは言え、さぁ、なごみを迎えにいこう。


エレベーターで降り、看護師さんに赤ちゃんと、1日の授乳とおしっことうんちの記録用紙をもらって、病室に戻る。


爽やかな朝の始まりは、看護師さんが持ってきてくれた朝食とともに、赤ちゃんが目覚めて泣いているので、抱っこして、あやしながら、目の前でスープが冷めていく。


このルーティンにも2日目ともなると、慣れてきた。なごみの表情が昨日と少し異なって、見える角度によるものかな、とも思ったのだが、表情の趣が少し変わってきた。


なぁさんに似ているなぁと思うこともあれば、田中茉莉に似ているなぁ、と思うこともある。


見ていて飽きることはないし、ずっと見ていたい気持ちもあるけれど、人間お腹は空くなぁ、でも、この一瞬を見逃したくない。


と名残惜しいながらも寝ているなごみをベットにそっと運ぶ。


よし、ぐっすり寝ている。今のうちにご飯だ、また眠りが浅くて、目が覚めるだろうから、早々に食べた方がよいな。


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